結婚式などのウェディングシーンに華を添えるものとしてさまざまな花が利用されていますが、その中でも胡蝶蘭を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。胡蝶蘭には二人の門出を祝う花言葉があり、どんな会場にも馴染みやすいといった特徴があります。
本記事では、ウェディングシーンに最適な胡蝶蘭の魅力をはじめ、選び方のポイントなどを解説します。
目次
ウェディングシーンで胡蝶蘭が選ばれる理由
ウェディングシーンで胡蝶蘭が選ばれている理由として、以下の5つが挙げられます。
- 二人の門出にマッチした花言葉
- 種類や色合いが豊富
- 和装・洋装問わず合わせやすい
- 豪華な雰囲気を演出
- 時期を選ばずに手配できる
ここでは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
二人の門出にマッチした花言葉
胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」といった素敵な花言葉を持ち、結婚式などのギフトに最適な花です。色別にもそれぞれ異なる花言葉があり、白色なら「純粋」、ピンク色なら「あなたを愛しています」などの言葉を持っています。
また、白色の胡蝶蘭は花嫁のウェディングドレス姿をイメージさせることから、結婚式の装花として特に人気が高いです。胡蝶蘭が持つ花言葉と見た目がお祝いにぴったりなため、幅広いウェディングシーンでよく選ばれています。
種類や色合いが豊富
胡蝶蘭の魅力の一つとして、豊富な種類が挙げられます。定番の白色やピンク色はもちろんのこと、黄色やオレンジ色など、さまざまな色合いの胡蝶蘭が存在します。
たとえば、白色なら清純さや清らかさ、新たなスタートなどを印象づけることができ、ピンク色なら愛情や感謝、女性らしさなどを演出できます。一方、オレンジ色なら元気や笑顔、無邪気さを感じさせてくれます。
また、花びらの大きさや形、模様も多種多様であり、組み合わせ次第で全く異なる印象を与えることが可能です。胡蝶蘭は色合いや形によって異なるイメージを表現できるため、二人の門出や結婚式のテーマに合わせてぴったりの胡蝶蘭を選べるでしょう。
和装・洋装問わず合わせやすい
和装・洋装どちらのウェディングにも合わせやすい点も、胡蝶蘭がよく選ばれている理由の一つです。
胡蝶蘭の持つ上品で洗練されたイメージは、神聖な雰囲気の神前式や厳かなチャペル挙式にも違和感なく馴染みます。一方、華やかでスタイリッシュな空間にも調和するため、ホテルやレストランなどで行う披露宴や二次会にも最適です。
胡蝶蘭はさまざまなシーンに柔軟に対応できるため、結婚式のテーマや会場の雰囲気を問わず、安心して選べる花といえます。
豪華な雰囲気を演出
胡蝶蘭は、華やかで上品な見た目から高級なイメージを持つ花として知られています。特に、大輪の胡蝶蘭は存在感があり、会場に豪華な雰囲気を添えたい場合に最適です。
たとえば、胡蝶蘭をふんだんに使用した装花はゲストの目を引きつけ、記憶に残る華やかな空間を演出します。一方、ウェディングブーケに大輪の胡蝶蘭を取り入れれば花嫁の存在感をより一層際立たせることが可能です。
胡蝶蘭が持つ気品あふれる佇まいは、特別な日をより一層華やかに彩るウェディングシーンにぴったりの花といえるでしょう。
時期を選ばずに手配できる
胡蝶蘭は一年を通して温室栽培で管理されているため、季節に関係なく品質の高い花を入手できます。そのため、真夏や真冬などでも問題なく胡蝶蘭を贈ることが可能です。
また、結婚式の日取りが決まっている場合でも、早めに準備できるという安心感があります。胡蝶蘭であれば、ウェディングブーケや会場装飾などに対する理想や希望を形にしやすいといえます。
ウェディングシーンで贈る胡蝶蘭の選び方
ウェディングシーンで胡蝶蘭を贈る際、以下のポイントを考慮して選ぶのがおすすめです。
- 関係性を考慮して選ぶ
- 具体的なシーンに合わせて選ぶ
ここでは、選び方について具体的に紹介します。
関係性を考慮して選ぶ
胡蝶蘭を贈る際、相手との関係性を考慮して選ぶのが大切です。たとえば、親族に向けて贈る場合は格調の高さを重視して大輪の胡蝶蘭を選ぶと喜ばれます。
一方、会社関係者に対して贈る際は社内規定に従って先方に失礼のないような適切な価格帯の胡蝶蘭を選ぶことをおすすめします。
相手の関係性を考慮した上で適切な胡蝶蘭を選べば、より喜んでもらえる花ギフトとなるでしょう。
具体的なシーンに合わせて選ぶ
一言でウェディングシーンといっても挙式や披露宴など、さまざまなシーンが挙げられます。胡蝶蘭は結婚式における贈り物のシーン別にふさわしい品種やサイズがあります。
たとえば、挙式ならコンパクトなサイズで邪魔にならないミディ胡蝶蘭がおすすめです。一方、披露宴の場合は、豪華な雰囲気を演出できる大輪の胡蝶蘭を贈れば喜ばれるでしょう。
胡蝶蘭はシーンによってふさわしい種類が異なるので、贈る相手やシーンを考慮して最適な胡蝶蘭を選ぶことをおすすめします。
胡蝶蘭を活用したおすすめウェディングブーケ
胡蝶蘭を活用したおすすめのウェディングブーケとして、以下の3パターンが挙げられます。
- 大輪胡蝶蘭で華やかに仕上げる
- ミディ胡蝶蘭で可愛らしさをプラス
- 他の花と組み合わせて大人スイートを演出
最後に、それぞれのおすすめポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
大輪胡蝶蘭で華やかに仕上げる
大輪胡蝶蘭は、その名の通り花径10cmを超える大きく立派な胡蝶蘭です。存在感抜群で、ウェディングブーケに仕立てると豪華で印象的な仕上がりになります。
また、大輪胡蝶蘭をブーケの中心に据え、他の花やグリーンを控えめに添えることで、胡蝶蘭の美しさがより際立ちます。ただし、ブーケが重くなることも多く、長時間持っていると疲れてしまう可能性があるので注意が必要です。
ミディ胡蝶蘭で可愛らしさをプラス
ミディ胡蝶蘭とは、大輪胡蝶蘭と比較して花径5~8cmほどの小ぶりな胡蝶蘭のことです。可愛らしいサイズ感と豊富なカラーバリエーションが魅力で、ウェディングブーケに多く採用されています。
また、他の花とも組み合わせやすく、比較的手ごろな価格なのも魅力の一つです。
ミディ胡蝶蘭をウェディングブーケに採用する際は、清楚な白色やピンク色、可愛らしいリップカラーなど、結婚式の雰囲気やドレスのデザインに合わせて選ぶと良いでしょう。
他の花と組み合わせて大人スイートを演出
胡蝶蘭単体でも十分美しいですが、他の花と組み合わせることでより一層華やかで洗練されたブーケに仕上がります。組み合わせる花や色合いによって、キュートな雰囲気やエレガントな見た目など、さまざまな雰囲気のブーケを作成することが可能です。
たとえば、可愛らしい雰囲気にしたい場合は、ピンク色や白色の胡蝶蘭に、淡いパステルカラーのバラやガーベラを組み合わせるのがおすすめです。一方、大人っぽく上品な雰囲気にしたい場合は、白色の胡蝶蘭に、落ち着いたトーンのカラーリリーやデンファレを組み合わせると良いでしょう。
胡蝶蘭と他の花の組み合わせ方次第で、ブーケの印象は大きく変わります。ブーケを作成する際は、プロのフローリストにご相談しながら作成すればイメージに合ったものに仕上げられます。
まとめ・ウエディングシーンで胡蝶蘭を使おう
胡蝶蘭は、結婚式などのウェディングシーンに最適な花です。「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」といった花言葉や、和洋問わずどんな会場やシーンにも合わせやすい点が魅力です。
胡蝶蘭を贈る際は、相手との関係性や贈るシーンなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
ぜひ本記事を参考に、ウェディングシーンで思い出の残る素敵な胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。