胡蝶蘭をギフトで贈りたいと考えている人にとっての悩みは、どのような胡蝶蘭を選んだらよいかということです。贈り物の胡蝶蘭といっても様々な種類の商品があるので、どれを選んだらよいか悩むのは珍しいことではありません。
しかし、どんな胡蝶蘭がいいのか何もわからないままでは胡蝶蘭選びで失敗してしまいます。そこでこの記事ではおすすめの胡蝶蘭である、ミディの胡蝶蘭についての紹介をしていきます。ぜひ胡蝶蘭選びの参考にしてください。
目次
ミディ胡蝶蘭って何？またそのメリット
ミディ胡蝶蘭とは、具体的に何センチのことをいうのでしょうか。また、ミディ胡蝶蘭を贈るメリットも見てみましょう。
ミディ胡蝶蘭とは
ミディ胡蝶蘭とは、高さがおよそ50センチから80センチ程度あり、花のサイズが大輪の胡蝶蘭の半分ほどの5センチから8センチ程度になっているもののことを指しています。
小さめの胡蝶蘭にはミニ胡蝶蘭というものもありますが、こちらは高さがおよそ10センチから70センチ程度で、花のサイズは2センチから4センチほどのさらに小さいもののことを指しています。
ミディ胡蝶蘭には大輪の胡蝶蘭と比べると、贈り物としていくつかのメリットがあります。
ミディ胡蝶蘭のメリット
1つ目のメリットとしては、大輪の花よりも花の美しさを長く楽しむことができる点です。胡蝶蘭は大輪であっても1か月程度は美しいままで楽しむことができる花ではありますが、ミディ胡蝶蘭であればさらに長く2か月近く美しいままの姿を保っていることができます。
せっかくの贈り物であればより長く楽しんでもらえるほうが良いものです。
2つ目のメリットとしては、サイズが小さめなのでどこにでも気軽に飾ることができる点です。個人への贈り物や、小さなお店への開業祝の際には、邪魔になることがある大輪の胡蝶蘭よりもミディ胡蝶蘭を贈るほうが喜んでもらえる場合が多いのです。
飾ってもらえるスペース十分にあるか分からない場合は、ミディ胡蝶蘭を選ぶと安心です。
3つ目のメリットは、大輪の胡蝶蘭と比べると品種が豊富に選べる点です。色合いや枝の形、花の数など自分や贈る相手の好みに合わせて細かく選ぶことができるので、様々な場面で贈ることができます。
ミディ胡蝶蘭が喜ばれる！
ギフトとして胡蝶蘭を贈る場合には、相手によってサイズを変えることをおすすめします。
ミディ胡蝶蘭が喜ばれる贈り相手
贈り相手が個人や、小さいお店であればミディ胡蝶蘭を贈るのが最適といえます。ミディ胡蝶蘭のサイズであれば、個人宅や小規模な店舗であっても気軽に飾ることができ、相手の迷惑になることがなく喜んでもらえることが多いです。
飾る場所がない相手に大輪の胡蝶蘭を贈っても、帰って持て余してしまい、迷惑になってしまう恐れがあるので気をつけましょう。
大輪胡蝶蘭が喜ばれる贈り相手
大輪の胡蝶蘭を贈る場面としては、大きなイベントの際のお祝いや、企業間での贈り物としてのギフトが挙げられます。
こういった場面ではサイズが大きくて見た目も豪華な大輪の胡蝶蘭を贈るのが定番となっています。特に取引相手などの企業間で胡蝶蘭を贈る場合には、失礼のないように美しい大輪のものを用意するようにしてください。
ミニ胡蝶蘭が喜ばれる贈り相手
ミニ胡蝶蘭を贈る場面としては、友人や家族の間でのプレゼントとして贈られることが多くなっています。ミニ胡蝶蘭は大輪やミディのものと比べると、サイズも価格もかなり手ごろなものになっています。
そのため、家族や友人に気軽にプレゼントすることができるのです。価格的にも相手に負担を感じさせてしまうことがなく、室内のちょっとした空間に簡単に飾っておけるのでとても喜んでもらえます。
親しい人に個人的なプレゼントとして胡蝶蘭を贈るのなら、ミニ胡蝶蘭を選ぶのが良いでしょう。このように、胡蝶蘭は贈り先によってサイズを選ぶことでさらに喜んでもらえます。
ミディ胡蝶蘭の育て方
ミディ胡蝶蘭はきちんと世話をしてあげることで、大輪の胡蝶蘭よりもさらに長く美しい姿を楽しむことができます。どのように管理したらよいかを紹介していきます。
水やり
まずは水のやり方からです。水ごけの下にあるチップが乾燥していたら、胡蝶蘭の下部もとに水をたっぷりと与えるようにしましょう。水をやりすぎてチップが常に湿ったままの状態だと根が腐ってしまう場合があるので、一度乾燥してから与えるよう注意してください。
温度管理
次に温度管理を説明します。ミディ胡蝶蘭は寒さを苦手としているので、冬場であっても最低10度以上はある場所に置くようにしてください。極端な暑さも避けたほうが良いので、置く場所の温度は30度以下に抑えるようにしてください。
ミディ胡蝶蘭にとって理想的な温度は、約18度から25度となっています。
置き場所
次に置き場所についてです。ミディ胡蝶蘭は1年を通して、室内の明るいところに飾っておくのが良いです。風通しが良く日の光が差し込む窓際に飾っておくのが理想的といえます。
ただし、直射日光が強い場所に長時間置いていると葉やけを起こしてしまうことがあるので、日光が強いときにはカーテンで遮ってあげるようにしてください。光がほとんど当たらない陰に置いておくのも避けましょう。
花にエアコンから出た風が直接当たっていると、胡蝶蘭が弱ってしまい枯れてしまうことがあるので、エアコンからの風が直接当たることがない位置に置いておくことも大切です。
まとめ
ミディ胡蝶蘭は、置き場所に悩ませず、品質が豊富で大変喜ばれます。しかし、先ほどご紹介したように、贈り相手によってサイズは変えたほうがいいので、その点は気をつけてくださいね。
また、ミディ胡蝶蘭特有の育て方もお伝えしました。手頃なサイズで上品なミディ胡蝶蘭。より長く咲かせるためにも、きちんと育ててあげましょうね。