今回は、役員就任のお祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーや、贈り物としておすすめの商品、胡蝶蘭がもつ意味や、贈り物としてのメリットについて解説します。
上司や取引先の役員就任のお祝いに胡蝶蘭を検討している方は一度目を通していただくと、メリット、注意点が一通りわかる様になっています。ぜひ参考にしてください。
役員就任のお祝いに胡蝶蘭が最適な理由
胡蝶蘭は、その美しさと高級感から、特別な場面での贈り物として定番となっています。その美しさは誰もが認めるところであり、贈られた人に喜ばれるギフトです。
役員就任のお祝いに贈る胡蝶蘭は、贈り物の中でも特別な意味を持ちます。役員就任は、一つの区切りであり、新たなステージに進む節目です。そのような場面に美しい胡蝶蘭を贈ることで、お祝いの気持ちを表現することができます。
胡蝶蘭はその見た目の「高級感」「清潔感」はもちろん、「繁栄」「幸福が飛んでくる」など、花言葉もお祝いごとに最適なのです。格式高く、王道イメージの強いお祝い花であり、社長就任祝いに胡蝶蘭を贈ることはもはや文化として定着しています。
就任祝いといった贈り物の場合、先方様に失礼があってはならないので、お花の選び方から立て札の書き方、それに贈るタイミングなどのきちんとしたマナーを守ったうえで恥をかかない就任祝いの花を贈りましょう。
役員就任のお祝いに贈る胡蝶蘭の選び方
お祝いに贈る胡蝶蘭は、お祝いの気持ちを表現するツールとなりえます。
どんな種類の胡蝶蘭を選ぶことが無難なのか、併せて注意点などを以下にお伝えします。
白い大輪胡蝶蘭がおすすめ
役員就任のお祝いでは、白い大輪胡蝶蘭がオススメです。
ビジネスの世界では、贈り物はお祝いの気持ちとともに、相手に好印象を与えるためのツールとしても利用されます。胡蝶蘭は美しさや高級感と圧倒的な存在感で、贈り主を印象付けることが可能です。
胡蝶蘭は改良が進み色々な色の胡蝶蘭が出回るようになりましたが、今でも一番定番の色となっているのが白色です。白い胡蝶蘭はお祝い事やお悔やみのシーンなど万能で、様々なシーンで重宝されています。
役員就任の贈り物として贈る胡蝶蘭は、目に入った瞬間から迫力のある大輪タイプで、定番の白、3本立て以上を選ぶことが好ましいです。
アウトレット品は避ける
胡蝶蘭はその見た目の高級感と清潔感はもちろん、花言葉も、「繁栄」「幸福が飛んでくる」などお祝いごとに最適。格式高く、王道イメージの強いお祝い花であり、就任祝いに胡蝶蘭を贈ることはもはや文化として定着しています。
胡蝶蘭の鉢数=ステータスとも捉えられるほど一般化されているため、明らかに値引きや安売りされたような「アウトレット価格」胡蝶蘭を販売したりするお店もありありますが、そちらはあくまで自宅用であり、贈答用に購入する際は控えましょう。
理由としては、アウトレット価格の胡蝶蘭を安く買い求めても開花期間が短期間で終わったり、見た目に影響が現れる可能性もあります。予算を下げるためアウトレット価格の胡蝶蘭を注文した場合、届いたときは写真通りでもすぐに枯れては勿体無いです。
胡蝶蘭の開花期間は比較的長く、1ヶ月以上は楽しめることが多いのでせっかくなら贈答用の正規価格を買い求めましょう。
胡蝶蘭にもブランドの品種があり、栽培の上手な生産農家が育てた胡蝶蘭は、見た目も綺麗で仕立ても美しく、観賞期間も長く楽しめます。贈り物として胡蝶蘭を買い求められる場合、値引きや安売りされた胡蝶蘭を求めるのではなく価値ある胡蝶蘭をお求めください。
花屋が直接届けるものを選ぶ
役員就任でのお祝いで胡蝶蘭を選んだ場合、「花屋から手渡し届け」でお贈りできると安心です。花屋から直接配送、手渡しであれば以下のメリットがあります。
- 胡蝶蘭の扱いに慣れたプロが運搬
- 近隣花屋から向かう為時間指定可能
- 大きな胡蝶蘭もトラックで運搬
- 花屋スタッフが指示に従い設置
役員就任のお祝いに贈る胡蝶蘭についてのよくある質問
次に、お祝いで胡蝶蘭を贈る際の疑問点にお答えします。
届けるタイミングと場所は?
取引先の役員様や上司へ贈る就任祝いのお花は、いつ頃贈るのがベストなタイミングか迷いますよね。
一般的には正式な辞令が出た後に贈るのがマナー。 辞令が出る前に、どこからか人事の噂が流れることもありますが、就任後、当日から1週間以内を目安に贈るのが良いでしょう。
贈るタイミングが見極め難い場合には、先方の秘書や総務へ直接連絡して教えてもらうのが一番です。 受け取るほうも、都合のよいタイミングで贈ってもらえたほうがより親切ですね。
お世話になった方のご自宅へ贈る場合には、お相手側のご家族や奥様にも喜んで頂けるよう、好みや飾るためのスペースなどを考慮して、リビングなどの生活環境でのインテリアとして飾っていただける大きさが無難です。その際も日にちや時間帯の都合を確認してから手配することを心がけましょう。
役員就任の理由が先代の逝去である場合は?
一般的に役員就任はお祝いとして喜ばしいことですが、先代の逝去による場合の就任では注意が必要です。
役員就任の理由が先代の逝去である場合、胡蝶蘭のお祝いは控える方が適切であると考えられます。胡蝶蘭は、一般的に祝福やお祝いの意味が込められた贈り物として用いられますが、先代の逝去という悲しい出来事があった場合には喪中となり、祝福やお祝いの気持ちを表す贈り物を贈るのは適切とはいえません。
基本的にはどのような対応をすべきか自社内できちんと検討し、経営者の判断をもって対応することが大切です。
胡蝶蘭の相場は?
役員就任のお祝いとして、胡蝶蘭を贈る場合の相場は、一般的に1鉢20,000円〜50,000円程度とされています。ただし、胡蝶蘭の大きさ、花数などによって価格は異なりますので、花屋さんやオンラインショップなどで実際の商品を確認して、予算に合ったものを選ぶようにしましょう。また、地域や時期によっても価格は変動するため、事前に調べておくとよいでしょう。
立て札はつけるべき?
胡蝶蘭を贈る場合はマナーとして立て札を使用するのが基本です。 立て札を胡蝶蘭に付けるメリットは、誰から贈られたお花なのかひと目で分かるという点にあります。 またビジネスシーンであれば会社名のアピールにもなります。
立て札は「会社の顔」のようなものであり、記載された名前や文言を間違えると相手様に失礼にあたり、せっかくの贈り物が台無しになってしまうので、決して間違えてはならない重要なポイントでもあります。
また、立札とともに、電報を贈ることも一般的な風習ですので、併せて検討しましょう。
役員就任のお祝いにおすすめの胡蝶蘭
役員就任のお祝いにおすすめの胡蝶蘭を厳選してご紹介します。
日本では昔から奇数は縁起がいいと言われており、胡蝶蘭に限らず様々なところで奇数が使われてきました。特にお祝いごとの場合「割れない数」として使われることが多く、胡蝶蘭の場合も本数を奇数に揃えることが多いです。
もっとも多いのは3本立ての胡蝶蘭ですが、今回ご紹介するのは更に豪華に演出する5本立てを紹介します。
各種お祝いで人気の高い白い胡蝶蘭大輪の5本立て
一般的な5本立ち胡蝶蘭では価格も高く、贈るシーンを選ぶお花であることも多いですが、こちらは全体の花数をやや抑えつつ横幅に広がりを待たせることで、価格を抑えつつ、とても大きく飾る事ができる5本立ち胡蝶蘭になっています。
1メートル近く高さがあるので、しっかり迫力もあります。
存在感と高級感が法人様にも人気の白い胡蝶蘭・大輪 5本立て
高さが1mから1m20cmある最高級品クラスの胡蝶蘭で、一鉢飾るだけでかなりの存在感と高級感があり、場の雰囲気を一気に華やかに変えることができるでしょう。
御就任のお祝いにも最適!人気の高い5本立て白い大輪の胡蝶蘭
紹介する3点の中で最も大きなサイズです。花自体の数も多いので、豪華でお祝いの気持ちもしっかり伝わりそうです。一鉢飾るだけでかなりの存在感があります。
まとめ
役員就任のお祝いとして、胡蝶蘭を贈ることは一般的な習慣の一つです。胡蝶蘭は、高貴で美しい花であり、贈り物としての品位や気品、祝福の気持ちを表現することができます。
立場に恥じないよう、適切な胡蝶蘭の選び方やメッセージの添え方を考慮し、贈る相手に喜んでもらえる贈り物となるようにしましょう。