お祝いのシーンで贈られることが多い胡蝶蘭。胡蝶蘭には、贈り物にふさわしい素敵な花言葉が込められているのはご存知でしょうか。色別に良い花言葉がありますが、贈り物として選ばれやすい「ピンクの胡蝶蘭」に込められた花言葉について解説していきたいと思います。
目次
ピンクの胡蝶蘭にはどんな花言葉があるの？
大きいお花と鮮やかな色が特徴的なピンクの胡蝶蘭ですが、どんな花言葉が込められているのかとても気になりますよね。贈り物にもふさわしい花なので、素敵な花言葉を持っているはずです。ここでは、胡蝶蘭全体の花言葉やピンクの胡蝶蘭の花言葉などを詳しく解説します。
胡蝶蘭全体の花言葉
胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」です。大きなお花がまるで蝶が飛んでくる様子に見えることから、このような花言葉がつけられました。日本では蝶は幸せの象徴だとされています。このような花言葉を持つため、胡蝶蘭は「祝花」の代表として今も親しまれているようです。
ピンクの胡蝶蘭がもつ花言葉
ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という意味が込められています。
女性的な色でもあるピンクには「恋」や「愛」といった意味があるため、ピンクの胡蝶蘭には相手を思いやる花言葉がつきました。
白い胡蝶蘭と比べるとカジュアルな雰囲気なので、個人的な贈り物としても贈りやすいです。
ピンクの胡蝶蘭がもつ英語の花言葉
ピンクの胡蝶蘭は英語では「PinkPhalaenopsis（ピンクファレノプシス）」といいます。
残念ながらピンクの胡蝶蘭に特化した英語の花言葉はありませんが、胡蝶蘭には以下の花言葉が込められています。
- love（愛）
- beauty（美）
- luxury（高級、豪華さ）
- refinement（上品、優雅）
英語でも胡蝶蘭に込められている花言葉はとても良い言葉ばかりでしたね。
ピンクの胡蝶蘭には怖い花言葉があるって本当？
ピンクの胡蝶蘭には、怖い花言葉があると聞いたことがあるかもしれません。結論から述べると、悪い花言葉はないので安心してください。
お祝いのシーンで贈ることが多い胡蝶蘭ですが、赤いお花は「赤字」や「火事」を連想させることから贈り物にはふさわしくないとされています。ピンクも赤に近いことから、怖い意味を持つのでは？と誤解されていたようです。
ピンクの胡蝶蘭を贈ることができるシーンとは
ピンクの胡蝶蘭は様々なシーンに贈ることができます。特におすすめなのは、先程も少し述べましたが、個人的なお祝いや女性が主役のイベントです。
ここでは、ピンクの胡蝶蘭を贈るのにふさわしいシーンについてご紹介します。
母の日
母の日といえば、赤いカーネーションを想像する人も多いかとおもいますが、ピンクの胡蝶蘭も贈るのにぴったりなお花です。
ピンクの胡蝶蘭に込められた「あなたを愛します」という花言葉は、まるで愛情をたっぷり与えてくれる母の存在を思い出させてくれますよね。
胡蝶蘭は大きいものが多いですが、個人的なお祝いに贈る場合は「ミディサイズ」のものを選ぶと良いでしょう。
結婚式
「あなたを愛します」という素敵な花言葉をもつピンクの胡蝶蘭は、結婚式にぴったりな贈り物です。また、ピンク以外にも真ん中がピンクに染まったグラデーションの胡蝶蘭にも同じような意味が込められているので、白とピンクの2色に染まった胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。
結婚式に胡蝶蘭を贈る場合は、贈る場所は式場なのか自宅なのか事前に聞いておく必要があります。また、サプライズで贈りたい場合は、必ず結婚式のプランナーに直接連絡を取っておくと安心してお花を贈ることができるでしょう。プランナーと密に連絡を取れば、贈るサイズや結婚式にふさわしい胡蝶蘭についてアドバイスをもらえるかもしれません。
開店祝い
開店祝いと聞くと、白い胡蝶蘭を贈るイメージが強いですが、ピンクの胡蝶蘭もお祝い花として贈ることができます。
ピンクの胡蝶蘭は見た目がとても可愛らしいので、美容室やサロン・カフェなど女性が多く利用する場所におすすめです。
開店祝いに贈る場合は、店の規模や置き場所を聞いておくことで、お店の迷惑にならないお花を贈ることができるでしょう。
出産祝い
出産祝いといえば、赤ちゃん用品を贈る人が多いかと思いますが、お花を贈るのもおすすめです。「愛」という花言葉がついているピンクの胡蝶蘭は、これから愛情をたっぷり受けて大きくなる赤ちゃんへぴったりの贈り物となるでしょう。
また、胡蝶蘭はほかの植物と比べると手軽に育てることができます。放っておいても1ヵ月前後お花を楽しむことができるので、産後の母体へ負担をかけることもないです。
ただし、大きいものは置き場所に困ってしまうので、なるべく小さいサイズを選ぶようにしましょう。
ピンクの胡蝶蘭の相場はどのくらい？
胡蝶蘭全体の相場は5,000〜30,000円です。個人的なお祝いで贈る胡蝶蘭は、1本立てやミディサイズのものが多いため、5,000円〜10,000円が相場となります。
3本立て以上の胡蝶蘭は大きくボリュームのあるものとなるので、30,000円以上するものもあります。
ピンクの胡蝶蘭だからといって予算が極端に上がることはありません。しかし、特別な品種であったり文字が印刷されていたりすると、相場が上がる可能性があるので注意しましょう。
花言葉が素敵なピンクの胡蝶蘭の品種をご紹介
花言葉が素敵なピンクの胡蝶蘭ですが、品種によって見た目の大きさやピンク色の濃さが異なるのをご存知でしょうか。ここでは、ピンクの胡蝶蘭の中でも特におすすめな2つの品種をご紹介します。
ファーストラブ
ファーストラブは、ほのかな薄いピンクが特徴的な胡蝶蘭です。パッと見白いお花ですが、よく見ると薄いピンクに色づいているため、とても上品で可愛らしいお花となっています。サイズも小さいミディサイズなので、個人的な贈り物にピッタリです。
基本的な育て方は胡蝶蘭と変わりませんが、とてもお花が強い特徴を持っているので、もしかしたら1ヵ月以上お花をたのしめるかもしれませんね。
サクラヒメ
サクラヒメは、大きなお花が特徴的な胡蝶蘭です。全体的にピンク色というよりは、真ん中からピンク色がグラデーションになっています。そのため、中心部は赤に近いです。
お花自体はとても大きく大輪の品種となるので、開店祝いや結婚式などの大きなイベントの贈り物に向いています。もちろん個人のイベントにも向いていますが、大きすぎると置き場所がないので、サクラヒメを使った花束などを贈ると良いかもしれません。
ピンクの胡蝶蘭を贈るときのポイント
ピンクの胡蝶蘭を贈るときの特別なポイントはありません。通常と同じようにマナーを守って贈りましょう。ここでは、ピンクの胡蝶蘭を贈るときに知っておきたいポイントについて解説します。
メッセージカードや立て札をつけよう！
ピンクの胡蝶蘭を贈るときは、立て札を必ずつけましょう。立て札には贈り主の名前が記載されるため、だれから贈られたお花なのか知ることができます。特に開店祝いや結婚式など、多くの人からお花が贈られるイベントには必ず立て札をつけてください。
個人的なお祝いには、立て札よりもメッセージカードがおすすめです。メッセージカードにお祝いの気持ちや、ピンクの胡蝶蘭が意味する花言葉を書くと、より相手に気持ちが伝わりやすいかもしれませんね。
ラッピングの色にこだわろう！
せっかく可愛らしい胡蝶蘭を贈るのであれば、ラッピングにもこだわるのもおすすめです。
ラッピングは、ショップによりますが無料の場合と有料の場合があります。事前に確認をしておくと良いでしょう。また、ラッピングの雰囲気をシーンに合わせられるように、どんな用途で使用するかを伝えておくと、相手に喜んでもらえるお花が贈れるはずです。
まとめ
胡蝶蘭には素敵な花言葉があることが判明しました。ピンクの胡蝶蘭には、女性にぴったりな「愛」に関する花言葉があるので、母の日などに贈るのが良いです。
ラッピングや品種にこだわることで、よりシーンに合ったピンクの胡蝶蘭を贈ることができるでしょう。ぜひ多くの人にプレゼントしてみてくださいね。