花粉症・アレルギーの人に胡蝶蘭を贈っても大丈夫?

お祝いのシーンで欠かせない贈りものである胡蝶蘭。

しかし、胡蝶蘭を贈る際にはいくつかのマナーがあります。この記事では、胡蝶蘭を贈ろうとお考えの方に、「花粉症」と「アレルギー」について何に気を付けるべきか、大切なポイントを簡潔にご紹介します。

大切な贈り物の場面で失敗しないために、ぜひご確認ください。

胡蝶蘭の花粉は花粉症に影響がある?

結論から言うと、胡蝶蘭の花粉は基本的に花粉症には影響がありません。花粉症の方に影響がありやすい花というのは、花粉が飛びやすい花や匂いが強い花に多いです。しかし、胡蝶蘭は花粉が飛びにくく、花の匂いも強くないため、花粉症にはあまり影響がありません。

大切なお祝いの場面でも、花粉症・アレルギーをあまり気にしなくていい贈り物になります。

胡蝶蘭の花粉は外から見えない

百合の花などは花粉が多く、部屋の中などに飾ると花粉が散りやすいのですが、胡蝶蘭の花粉を見たことがある方はあまりいないのではないでしょうか。

実は、胡蝶蘭の花粉は外から見えないようになっています。胡蝶蘭は、花びらの形がとても特徴的なお花です。その形の特長のひとつとして、胡蝶蘭の花粉は葯帽(やくぼう)という部位の中に隠れていて、普段は見ることができません。葯帽をめくると花粉が見えるのですが、その中に花粉が一塊になっています。そのため、花粉が飛散するということがありません。こうした花の形と花粉の性質から、胡蝶蘭は花粉が飛散することのないお花なのです。

胡蝶蘭は花粉と匂いが少ない

贈り物をする際に、どうしても気になるのが相手の好みです。相手の趣味趣向に合わないものをお贈りして気分を害してしまっては、元も子もありません。

胡蝶蘭は花粉と匂いが少ないので、人を選ばず贈りやすいお花です。せっかくの贈り物でお部屋や衣服を汚してしまったり、匂いによって気分が悪くなるようなことがないので、安心して贈ることができますよ。こうした理由からも、胡蝶蘭は贈り物に選ばれやすいのです。

花粉症に影響はなくても胡蝶蘭アレルギーがあることも

花粉が飛散しにくいため、花粉症を持っている方でも症状を発症しにくいのが、胡蝶蘭の魅力です。ただし、花粉症ではなくても稀に胡蝶蘭アレルギーをお持ちの方がいます。そのため、胡蝶蘭アレルギーの方にはお贈りしないようにしましょう。珍しいアレルギーなのでほとんど心配ないとは思いますが、お贈りする際には確認するか、一言添える心配りをすると、大事なあなたの気持ちを相手に届ける目的が達成できるはずです。

花粉症の人でも胡蝶蘭なら安心して飾れる!

胡蝶蘭は花粉が隠れていて見えることがありません。また、花粉が固まっていることから飛散して部屋に散ったり服についたりすることも、ほとんどないでしょう。そのため、花粉症の方でも胡蝶蘭なら安心して贈ることが出来ます。

ただし前述の通り、ごく稀に胡蝶蘭アレルギーの方がいることも。もしお贈りする場合には、アレルギーについて事前に確認した上でお贈りましょう。せっかくの贈り物ですので、最後まで心遣いに気を付けてくださいね。

胡蝶蘭は花粉が取れると枯れてしまう

贈り物として長く楽しめるので胡蝶蘭は、日持ちする花であることも人気の理由のひとつです。

しかし、そんな胡蝶蘭も花粉が落ちると枯れてしまいます。そのため、お贈りするまでに花粉を落としたりしないように、運び方には注意をしましょう。

気を付けてさえいればそうそう花粉が落ちたりすることはないのですが、せっかくの贈り物ですので運び方ひとつにも気持ちを込めてみてくださいね。

お見舞いに胡蝶蘭を贈りたい際は注意が必要!

お見舞いで胡蝶蘭を贈りたい際には、いくつかの注意が必要です。

お見舞いのように、繊細な相手への贈り物をする際には特に注意して、相手に喜んでもらえるようにしましょう。

ここからは、お見舞いに胡蝶蘭を贈りたい際の注意点をいくつかご紹介します。

鉢植えでなく切り花で贈ろう

お見舞いにお花を贈る際には、鉢植えは控えましょう。切り花と違い、鉢植えは根を持つ花です。そのため、早く快方に向かうことを祈って花を贈るはずが、病院や寝床に根付いてしまう事を意味してしまうのです。

このような理由から、お見舞いの際には無難に切り花を贈ることがおすすめです。病院の近くのお花屋さんで切り花を用意すれば、気軽にお見舞いの品を用意することができます。ただ、せっかくのお見舞いなので、胡蝶蘭をお贈りしたいという方もいるかもしれません。そんな時は胡蝶蘭の切り花を贈りましょう。鉢植えとして贈られることの多い胡蝶蘭ですが、切り花として贈ることも出来ます。その茎の特徴から、生けると独特の品がある生け花になりますよ。

アレルギー科がある場合は諦めた方が安心

縁起を考えて、胡蝶蘭を切り花として贈ることを選んだとしても、贈る相手本人への配慮だけでは足りません。

お贈りする相手が入院しているような場合には、病院にアレルギー科が無いかを確認するようにしましょう。病院にいらっしゃる患者さんの中に胡蝶蘭アレルギーの方がいるかもしれません。贈る相手が気まずい思いをしないで済むように、確認をすることも贈り物をする上での大事なマナーです。

入院先の病院についてはインターネットで簡単に調べられるので、事前にチェックしておきましょう。

花の色にも注意

花を贈る際には、色の注意も必要です。もちろん、相手を喜ばせるために贈るものなので、送り主の好みを大切にすることも大事でしょう。ただし、花はそれぞれの色ごとに花言葉の意味が異なる場合があります。

ちなみに、胡蝶蘭には白、ピンク、黄、青、紫などの種類があり、それぞれに花言葉があります。白・青・紫系の花はお悔やみの際に選ばれることが多いため、お見舞いの贈りものの場合は避けたほうが無難でしょう。ピンクや紅白の胡蝶蘭にしたり、明るい色の花と組み合わせるのがおすすめです。

胡蝶蘭を買うならプレミアガーデン

プレミアガーデンはこちら

胡蝶蘭を贈りたいと思っても、日頃から頻繁に贈っている人はそう多くないはずです。

そんな時には、ネット通販で胡蝶蘭を購入するのがおすすめです。簡単に注文することができますし、安全に送り先まで届けてくれますよ。

そこでおすすめしたいのが、プレミアガーデンの胡蝶蘭です。プレミアガーデンでは芸能人や政界人の方々御用達胡蝶蘭を中心としたお花が用意されており、安心の品質です。

ウェブサイト上では、選ぶ際に気になる値段や花の色、贈るシーンに応じてカテゴリー別に選択が出来るようになっています。ご自身の贈る場面を想定して、見合うお花を探してみましょう。

ピンク色の可愛らしい胡蝶蘭3本立て

華やかで上品なピンクの3本立て大輪の胡蝶蘭

花の色で胡蝶蘭を選ぶなら、ピンク色は女性への贈りものによく選ばれる色です。

ピンクの胡蝶蘭には愛情を表現する意味があるので、パートナーの女性やお母さまへの贈りものなど、日頃の感謝を伝える意味で贈りたい際におすすめです。

華やかで可愛らしい花が3本に連なる様子は、飾る先を綺麗に彩り、とても上品で女性に人気です。

縁起のいい紅白の胡蝶蘭

その場を美しく彩る大輪の紅白 胡蝶蘭3本立て

紅白は、花に限らず縁起物としてよく選ばれる色です。

胡蝶蘭はその名の通り、蝶が舞う姿を連想しており、幸福が飛んでやってくるという意味が込められた贈り物としてギフトシーンでよく選ばれています。

紅白の胡蝶蘭は、より縁起がよく男女問わず贈りやすいでしょう。ビジネスシーンの祝いの席にもぴったりなお花です。

まとめ

今回は、胡蝶蘭の贈り物としての魅力と、花粉症やアレルギーについての注意点をご紹介いしました。胡蝶蘭においては、花粉はあまり気にする必要はないということはお分かりいただけたかと思います。ただし、お見舞いの際、特に相手が病院に入院しているような場合には、注意しましょう。

この記事を参考に、素敵な胡蝶蘭を贈ってくださいね。