胡蝶蘭は終わったら回収してもらえる?処分方法をご紹

お祝いのシーンでもらうことの多い胡蝶蘭。長くお花を楽しむことができますが、大きな鉢で贈られることが多いため、終わったあとの胡蝶蘭の処分に困ってしまいますよね。

胡蝶蘭のお花が終わったあとは、鉢を回収してくれるサービスがあるのをご存知でしょうか?この記事では、胡蝶蘭が終わったあとの回収方法をご紹介します。

胡蝶蘭が終わった後の処分方法

胡蝶蘭のお花が終わったあと、処分をする方法は大きく分けて4つあります。

  • 購入したお花屋さんに回収してもらう
  • 自分で処分する
  • 専門業者に引き取ってもらう
  • 状態がきれいなら買い取ってもらえることも

それぞれを詳しく解説しましょう。

購入したお花屋さんに回収してもらう

購入をしたお花屋さんで、終わった胡蝶蘭を回収してもらえることがあります。

鉢植え自体に価値があるため、お花屋さんに持ち込むことで回収をしてもらえるようです。

ただし、自分で購入をしていないと回収をしてもらえないので、貰い物の胡蝶蘭は他の方法で処分するとよいでしょう。

自分で処分する

胡蝶蘭のお花が咲き終わったら自分で処分する方法もあります。胡蝶蘭の本体は、燃えるゴミとして処分できるため、小さく切りゴミ袋に入れて処分してください。

植え込み材も燃えるゴミとして処分することができますが、水を多く含んでいる可能性があるため、必ずしっかりと水を切って捨てるようにしましょう。

支柱や植木鉢は、プラスチックや針金、素焼きなどさまざまな素材を使っている可能性が高いので、地域のルールに従って処分して下さい。

専門業者に引き取ってもらう

不用品回収などを行っている専門業者も、終わったあとの胡蝶蘭の回収を行っています。

企業のお祝いの場合、たくさんの胡蝶蘭をもらったり大きな胡蝶蘭をもらったりすることが多いため、業者に依頼して一気に回収をしてもらうと良いでしょう。

引取価格の相場は個人と法人で異なりますが、大体1,000円〜3,000円前後です。

料金は業者によってことなるため、条件に合ったところを見つけるようにしましょう。

状態がきれいなら買い取ってもらえることも

せっかく胡蝶蘭を貰ったけれど、置き場所に困ってしまった、飾れない事情ができたなどという場合は、買い取りもおすすめです。

買い取りをしてもらうためには、お花がキレイに咲いていることが条件ですが、せっかく貰った胡蝶蘭を無駄にしないためにも、買取業者を探すと良いでしょう。

大きさや状態、お花の数によって査定金額が異なるので、複数の買取業者に査定をしてもらうことをおすすめします。

胡蝶蘭が終わったかの判断方法

胡蝶蘭のお花がきちんと終わったことが確認できないと、回収を依頼することができませんよね。お花が減ってきたからといって、胡蝶蘭が枯れていくわけではありません。ここでは、胡蝶蘭のお花が終わったかどうかの判断方法をご紹介します。

お花がついているかどうか

胡蝶蘭の状態を目視で判断するなら、やはり最初はお花を見ましょう。胡蝶蘭のお花はとても優秀で、特別な管理をしなくても約1ヶ月程度お花を楽しむことができます。開花時期をすぎると、徐々にお花が落ちていくため、胡蝶蘭の終わりを目視で判断することができるでしょう。お花が全て落ちたら終わりになります。

葉っぱの状態

胡蝶蘭の葉っぱは、とても肉厚で水々しい特徴があります。そのため、元気なときはぷっくりとしていますが、枯れてしまうと葉っぱに厚みがなくなったりしんなりしてくるため、葉っぱの状態をよく観察しましょう。

また、葉の色が黄色に変色したり、水が溜まったようなブヨブヨの状態になった場合は、病気に罹っている可能性があるため、早めに処理が必要です。

根の状態

胡蝶蘭は根に水分を蓄えて成長する植物なので、根の状態も観察すると胡蝶蘭の終わりを早く知ることができるでしょう。

特に、鉢植えに根っこが詰まっている状態になっていると、植え替えが必要になってくるため、これ以上そのまま育てるのは難しいと言えます。植え替えをして育てていくのであれば問題ないですが、植え替えが難しい場合は回収の考えどきです。また、根腐れといって水のやり過ぎなどで根っこが腐ってしまうと、胡蝶蘭は枯れてしまうため、早めに回収をしてもらいましょう。

胡蝶蘭はお花が終わっても二度咲きできる!

胡蝶蘭はお花が落ちたあとでも、管理を続けることで「二度咲き」にチャレンジすることができます。成功させれば胡蝶蘭の大きなお花を再度楽しむことができるでしょう。

ここでは、二度咲きの手順や管理方法をご紹介します。

二度咲きの手順

胡蝶蘭を二度咲きさせる手順は以下の通りです。

  1. 根本から数えて3.4番目の花茎をカットする
  2. 植え替えて株を1つずつに分ける
  3. 通常通り管理をする

すぐに二度咲きさせたい場合の管理方法としてご紹介しましたが、翌年に花を咲かせたい場合は根本から茎を切るようにしましょう。

その後はお花が咲いているときと同じように管理をしていくことで、再度お花を楽しむことができるでしょう。詳しい育て方は下記でご紹介します。

翌年もお花が咲かない場合もありますが、しっかりと根気強く育ててみてください。

置き場所

胡蝶蘭は日光を好む植物ですが、直射日光に当ててしまうと「葉焼け」の原因となってしまうため注意が必要です。また、湿気を嫌うという特徴もあるため、明るい日陰に置いて、風通しの良い場所で管理をするようにしましょう。

冬場は、寒さで株がダメになってしまう可能性が高いので、温かい室内で管理をしてください。

水やり方法

水やりはお花が咲いているときと同じく、植木剤がしっかりと乾いたのを確認してから水やりをして下さい。目安としては、コップ1杯の水をおよそ7日〜10日間に1度与える感覚です。冬場は水が冷たいため、根がびっくりしないように常温に戻した水が良いでしょう。

受け皿の水は根腐れの原因になるため、すぐに処理してください。

まとめ

胡蝶蘭は回収してもらえることがわかりました。自分で処分をすることもできますが、複数の胡蝶蘭があると手間がかかってしまうため、専門業者に依頼するのがおすすめです。また、お花が終わったあとでも「二度咲き」をさせることで、再度胡蝶蘭を楽しめるかもしれません。手間や時間はかかりますが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。