オレンジの胡蝶蘭はある?花言葉や入手方法をご紹介

オレンジ色の胡喋蘭があることをご存知でしょうか。お祝いの贈り物として活躍する胡喋蘭ですが、実はオレンジ色の胡喋蘭も存在します。希少価値が高く、なかなか目にすることが少ないオレンジ色の胡喋蘭はさまざまなシーンで喜ばれるお花です。今回はオレンジ色の胡喋蘭について、花言葉や種類、入手方法について詳しくご紹介します。

オレンジの胡蝶蘭は珍しい!

胡蝶蘭といえば、白やピンク、黄色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。オレンジの胡蝶蘭は珍しく、お花に詳しい方へのギフトとして喜ばれます。オレンジ色の胡蝶蘭は流通量は多くはありませんが、入手できないほどではありません。

インテリアに合いやすいオレンジ色の胡喋蘭は、密かに注目を集めているのです。

オレンジの胡蝶蘭の種類・品種は?

胡蝶蘭の種類は、お花の大きさによって分けられます。

  • 一般的な胡蝶蘭……10cm〜15cm
  • ミディサイズ……6~9cm

と、お花の大きさに違いがあります。

一般的なサイズの胡蝶蘭は、大輪咲きと呼ばれとても迫力があり豪華に見えます。一方、ミディサイズは大輪咲きが置けないような狭いスペースにも飾ることができ、便利です。

オンラインショッピングなどで購入可能な品種では、

  • オレンジエレガンス(大輪)
  • サーフソング(ミディサイズ)
  • パプリカ(ミディサイズ)

などがあります。

オレンジ色の胡蝶蘭は染色されているものが多い

オレンジ色の胡蝶蘭は、もともとは白い胡蝶蘭を染料を使用して染色したものも多くあります。先程ご紹介したオレンジエレガンスなどの大輪の胡蝶蘭に多く、とても希少価値が高く高値で取引される品種もあります。

染色と聞くと、あまりよい印象を抱かない人も多いかもしれません。しかし、白い胡蝶蘭を美しいオレンジ色に染めるには非常に高い技術が必要です。

特殊な染色液を胡蝶蘭に吸わせ、内側から染めるため美しく自然に染まります。しかし、染色の場合、元は白い胡蝶蘭なので新しい蕾が咲くと色は薄く、2度目のシーズンのお花は白いお花が咲きます。

オレンジの胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭には、色ごとに花言葉がありますが、オレンジ色の胡蝶蘭には決まった花言葉はありません。しかし、胡蝶蘭の共通の花言葉として「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」があります。胡蝶蘭の花が蝶のような見た目であるため、蝶が幸せを運んできてくれる様だと連想されたことに由来します。

ネガティブな花言葉が存在しないため、お祝いごとや開店祝いなどのギフトに贈りやすいお花です。特にオレンジ色の胡蝶蘭は珍しく希少価値が高いため、贈り物としてとても喜ばれるでしょう。

オレンジの胡蝶蘭が贈られるシーンとは?

希少価値の高いオレンジ色の胡蝶蘭は、どのような贈り物に選ばれるのでしょうか?

開店・開業祝いなどのお祝い

胡蝶蘭はやはりお祝い事の贈り物としてのイメージが強いお花です。先程ご紹介した胡蝶蘭の花言葉と、見た目の豪華さは開店や開業へのお祝いにぴったりです。

存在感が魅力の胡蝶蘭ですが、目立ちすぎることもしばしばあります。そんなときに優しい色合いのオレンジ色の胡蝶蘭は、存在感はあるものの温かみがあり、おしゃれなお店への開店祝いにぴったりでしょう。

また、開店や開業のお祝いは、同じタイミングで複数のお花などが集まることもあります。オレンジ色の胡蝶蘭は珍しいため、たくさんのギフトの中でも一際目を引く贈り物になります。

取引先へのお祝い事などビジネスシーン

胡蝶蘭はビジネスシーンでのギフトとしてもよく使用されるお花です。ビジネスシーンでは、大きなエントランスや応接室などに飾られる場合が多いため、大輪の胡蝶蘭がおすすめです。

ビジネスシーンのお祝い事の場合も、たくさんの胡蝶蘭やお花のギフトが同じタイミングで集まる可能性が大いにあります。そんな場面でも、希少価値の高いオレンジ色の胡蝶蘭は存在感があり、さり気なく取引先に印象付けることができます。

大切なビジネスパートナーには、周りと差をつけたプレゼントを贈りたいですよね。そんなときにオレンジ色の胡蝶蘭は最適です。

母の日や父の日などの家族へのお祝い

母の日や父の日に、オレンジ色の胡蝶蘭を贈るのもおすすめです。胡蝶蘭は管理も非常に簡単で、花持ちもよく長く楽しめるお花です。父の日や母の日には大きいサイズの胡蝶蘭より、ミディサイズやミニサイズの胡蝶蘭がおすすめです。

お部屋や玄関でさり気なく飾ることができ、シーズンが終わってもまた次の年にお花を楽しめる、とても素敵なギフトになるでしょう。

新築祝いや昇進祝い・誕生日など友人へのお祝い

新築祝いや昇進祝い、誕生日などのギフトにもオレンジ色の胡蝶蘭はおすすめです。オレンジ色の胡蝶蘭はおしゃれでモダンな印象があり、インテリアにも違和感なく溶け込みます。花粉も少ないため新居などを汚してしまう心配もなく、扱いやすいためギフトとして最適でしょう。

近年は働き方の変化もあり、在宅勤務も増えています。自宅でオンラインミーティングなどの機会も多く、その際にオレンジ色の胡蝶蘭がさり気なく映り込んでいたりするととてもおしゃれですよね。

家で過ごす時間を、扱いやすくおしゃれな印象にできるオレンジ色の胡蝶蘭はとても喜ばれるギフトでしょう。

オレンジの胡蝶蘭はどこで手にいれる?

希少価値が高く、贈り物として喜ばれるオレンジ色の胡蝶蘭ですが、どうやって入手するのがよいのでしょうか。

ネット通販を利用して入手することが一般的

オレンジ色の胡蝶蘭は、ネット通販を利用して購入することができます。希少価値が高く流通量も少ないため、商品によっては予約が必要なものもあります。

ネット通販では大輪咲きのものからミニ胡蝶蘭まで、3本立てや5本立てなどのボリュームにもバリエーションがあり、希望のサイズ感の胡蝶蘭を選ぶことが可能です。胡蝶蘭は贈り物として贈られることが多いため、ギフト包装をしてもらえる商品も多くあります。

また、オレンジの胡蝶蘭をギフトとして遠方に贈りたい場合にもネット通販は便利です。注文しておくと希望日時に配達をしてもらえるため、配送の心配も必要ありません。

通常のお花屋さんでは売っていないことも

胡蝶蘭を普段取り扱っているお花屋さんでも、オレンジ色の胡蝶蘭は取り扱いがないお店もあります。白やピンクなどの一般的な色はよく見かけますが、やはり珍しいオレンジ色の胡蝶蘭は、お花屋さんで入手するのは難しいかもしれません。

オレンジ色の胡蝶蘭をお花屋さんで購入したい場合は、仕入れが可能か相談してみましょう。

オレンジの胡蝶蘭は高い?価格は?

オレンジ色の胡蝶蘭は、白い胡蝶蘭と比較すると価格が高いものが多いです。染色をしていないオレンジ色の胡蝶蘭は、生産農家のオリジナル品種の場合が多く、生産量が少なく流通も安定しにくいためです。

また、染色されたオレンジ色の胡蝶蘭は、もともと白い胡喋蘭に染色を施し色を出しているので高い技術と時間、加工するためのコストなどが必要です。そのため白い胡喋蘭よりも価格は上がります。

オレンジ色の胡蝶蘭の相場は、大輪咲きの5本立てでは5〜7万円ほど、3本立てで2〜4万円前後です。ミディサイズやミニサイズの3本立てでは、品種にもよりますが7千円〜2万円が相場です。

オレンジ色の胡喋蘭を1本立てにし、苔玉に仕立てた商品などもあります。ボリュームはありませんが、とても可愛らしい印象でお値段もオレンジの胡喋蘭としてはお手頃なので気軽なプレゼントにぴったりです。

まとめ

オレンジの胡喋蘭についてご紹介しました。オレンジ色の胡喋蘭は、他の色の胡喋蘭と同様にお祝いごとの贈り物に喜ばれるお花です。

大切な方のお祝いのギフトに、ビジネスシーンで、家族や親しい友人などへの贈り物に、珍しいオレンジ色の胡喋蘭を選んでみてはいかかでしょうか?