長く持つ花は胡蝶蘭?もらった花を長く咲かせる簡単な方法

お花はすぐに枯れてしまうものだと思っていませんか?

せっかく頂いたのに、1週間もしないで枯れてしまった経験もあると思います。

どんなお花が長く持つのでしょうか。

意外なお花がとても長く持つかもしれません。

定番のお花も長く持つお花なのか、またお花を長く持たせる保存方法なども見ていきたいと思います。

長く咲くお花とは?

長く持つ花

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長く持つ花の代表といえば、贈り物によく利用される「胡蝶蘭」があげられます。

1~2ヶ月ほど花が持つだけでなく、環境がそろえばなんと3ヶ月以上も花を咲かせてくれます。

また、贈り物の定番なのは、「幸せが飛んでくる」という花言葉からもお祝いの花としても有名です。開店祝いでよく見かけることがありますが、長く持つお花なことはもちろん、幸運が舞い込むといった意味だけでなく、根がつくようにとの意味合いが込められています。

そんな胡蝶蘭の他にも長く咲くお花はあるのでしょうか。

長く楽しめるお花をご紹介していきます。

  • パンジー(開花期:11月から5月)
  • セントポーリア(開花期:周年)
  • ゼラニウム(開花期:4月から11月
  • ペチュニア(開花期:4月から10月)

となっています。

聞いたことがあるお花も、聞いたことがあまりないお花もあると思いますが、長く咲くことから自然に生えているところを見かけることもあります。

また、長く咲く花の特徴として、強いお花ということがあげられます。適した環境においておけばあまり水を与えなくても枯れにくいものなど、生命力が強いものが特徴です。

ちなみに胡蝶蘭の開花時期は、3月から6月といわれています。一度咲いた後に筋を3~4ほど残して切ると3ヶ月から4ヶ月後に二番花としてまたお花を咲かせてくれます。

長く咲くお花に革命!咲き続けるブリザードフラワーとは?

長持ちしやすい花として、贈り物として喜ばれている胡蝶蘭の他にもパンジーやバラなどもよく見かけるお花だと思います。

しかし、生花だけではお世話が大変ということで今人気が高いのがブリザードフラワーです。

花が咲いて一番きれいな時を閉じ込めておくことができるお花です。

咲いているお花を専用の液に入れることで水分を抜くことができるため、本当のお花でありながら作り物のようなお花です。

うまく保存すれば10年は持つといわれているブリザードフラワーですが、日本のような高温多湿になってしまう環境だと5年が限界といわれています。

しかし、ブリザードフラワーは、アレンジもしやすくずっとそのままの姿が残るのでプレゼントにも人気があるようです。

しかし、開店祝いや、就任祝い、何かの表彰などといったお祝い事を目立たせたいときは、ブリザードフラワーではなく生花を選ぶと良いと思います。

母の日や、結婚記念日といった記念日などはブリザードフラワーなどが良いのかもしれません。ブリザードフラワーは特殊な加工が施されているのでお値段も高くなってしまいます。

水を与えなくてもよいので管理が楽なので、長く楽しみたいと感じる方にはブリザードフラワーを選ばれるのもいいのではないでしょうか。

長く持たせるコツって何?

長く持つお花といっても、なかなか長く持つお花をいただく機会は少ないのかもしれません。

ということで、貰う機会が多い切り花を長く持たせるコツをご紹介させていただきます。

また、長く持つお花代表である胡蝶蘭の最適な環境を作るコツもご紹介していきますね。

長く持たない切り花を長く持たせるコツ

まず、切り花は、短くて1日、長くて2週間ほど咲き続けるお花です。

夏場と冬場で咲いている日数が違うので注意して下さい。

枯らさないコツは5つ!

水をこまめに替える

清潔を保つ

水は茎に1センチほどつくくらい

寒すぎたり暑すぎたりする場所に置かない

といったことに注意するだけで長く持ちます。

特に夏場は水をこまめに替えましょう。1日または2日に一回が理想です。

切り花が枯れてしまう主な原因は、菌の繁殖です。

菌が繁殖しないように、水をこまめに取り替えます。

そして水を変えるときにぬるぬるしている部分を洗ってあげます。

茎の部分もぬめりをしっかりと取って下さいね。

ぬめりは菌の繁殖と思ってください。

意外かもしれませんが、茎につけておくのは先っぽの1センチほどで十分です。

多いと水が浸かっていた茎がダメになりやすくなってしまいますし、水自体も腐りやすくなります。

茎の先の色が変わってしまったら清潔なはさみでその部分を切ってあげるようにします。

夏のお花を日も当たらない寒い場所に置いていたら、枯れていくのが早くなってしまいます。適度に光が届く、温かいところにおいてあげてください。

これでいただいた切り花を長く持たせることができると思います。

切り花自体もともと命はみじかいので、短い命を長く楽しめるようにする工夫をすればお花も喜んでくれますね。

胡蝶蘭を長く楽しんでもらえる環境つくりのコツ

長い間胡蝶蘭を楽しむコツ

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長く楽しんでもらいたくて贈った花として胡蝶蘭があげられると思います。そしていただいたほうも高価なお花だということで、貰ってうれしいものですよね。

しかし、貰ったはいいけど、どのようにお世話すればいいのか分からないのが胡蝶蘭です。

胡蝶蘭は普通のお花とはちょっとお世話の仕方が違うので、環境を作ってあげてくださいね。

胡蝶蘭が苦手なものが3つあります。

  • 直射日光が苦手
  • 寒さが苦手
  • 根っこは水が苦手

胡蝶蘭は、直射日光が苦手なので、レースのカーテン越し、または明るい部屋の真ん中といったように直射日光が当たらないようにする必要があります。

胡蝶蘭が育った場所は熱帯地方なので寒さが苦手です。通常でも15度から18度以下にならないようにして、真冬でも10以下にならないようにしてください。

また、暑すぎるのも苦手なので、30度以上にならないようにして下さい。

根っこは乾燥気味に育てるのが一番です。普通の鉢に咲いているお花は2~3日に一回ほど水をあげるイメージですが、胡蝶蘭は違います。

冬場などの株が弱っている時期にもなると10日に一回ほどでも十分といわれます。

鉢の中に手を入れて1㎝ほど乾いていたら水やりをします。水のあげすぎはむしろ胡蝶蘭の寿命を減らしてしまいます。

水やりの時はたっぷりの水をあげ受け皿の水はすぐに捨ててください。

出来れば、葉っぱには毎日霧吹きでお水を与えると良いでしょう。胡蝶蘭は湿気が好きです。日本では湿気が足りない為、霧吹きや加湿器などで補う必要もあります。

お花の部分も水が苦手です。水がかからないように注意が必要です。

胡蝶蘭は人間が生活しているリビングや空調がしっかりしている店舗などにおいておくと長く持つようです。

その際には、エアコンなどの風が直接かからない場所においてくださいね。

また、胡蝶蘭の花を長くも持たせるために、花が咲いている時期の肥料は与えないようにしてください。花持ちが悪くなってしまいます。

まとめ

長く咲く花はたくさんありますが、選ばれやすいのは、管理のしやすさや花言葉などの意味だけでなく、豪華で綺麗なお花もポイントなんですね。

ぜひ花を長く持たせて花のある生活を送ってくださいね。