胡蝶蘭、毎日のお世話の簡単なポイント!

胡蝶蘭を育てる際に、毎日のお世話のしかたが分からないことがあります。

胡蝶蘭には毎日何をしてあげればいいのでしょうか?

胡蝶蘭をお世話するのに必要なことをお伝えできればと思います。

胡蝶蘭のお世話上手になろう!

leoleobobeo / Pixabay

胡蝶蘭を育てるにあたって、難しそうとか大変そう、と思う方が多いと思います。

ですが、胡蝶蘭の毎日のお世話は、難しくも大変でもありません。

胡蝶蘭は毎日の水やりの必要はありません。

表面の土や水苔をに触れてみてください。

そのとき、表面がカサカサになっていたら水のあげ時です。

一週間から10日程度が目安になります。

水やりは霧吹きで表面を湿らせてあげましょう。

コップ一杯分ぐらいの水の量で充分です。

また、お水の温度も気を付けてあげましょう。

胡蝶蘭に与えるのは冷たいお水ではなく、常温に近い、ぬるいお水が良いです。

下皿に水がたまっていたらすぐに捨ててください。

胡蝶蘭は、常に通気性が良くしてあげることが大切です。

胡蝶蘭は、置き場所が大切です。

風通しがよく、光が入り、温かい場所に置いてあげるのが良いでしょう。

直射日光ではなく、レースカーテン越しの光があたる場所や、エアコンの風も直接あたらないところが理想です。

レースカーテンも風になびいて胡蝶蘭に直接あたらないくらいの距離に置いてあげてください。

そして害虫から守るために、床から30センチ~50センチぐらいの場所が理想です。

胡蝶蘭は寒さにとても弱いです。

理想は18度以上30度以下です。

胡蝶蘭が成長しやすい環境をつくってあげることが大切です。

季節の変化

胡蝶蘭は暑さにも寒さにもとても弱い植物です。

室内の置いてあるイメージが多い胡蝶蘭ですが、春から秋にかけては屋外に置いておいても大丈夫です。

屋外に置くポイントとしては、直射日光のあたらない、風通しの良い場所においてげましょう。

むしろ、春と秋は屋外がおススメです。

胡蝶蘭に適した18度前後の時は、直射日光のあたらない屋外においてあげましょう。

真夏の7月、8月は、暑さが苦手な胡蝶蘭なので、霧吹きで水をかけて、葉や花を冷やしてあげれば、葉やけもせず、夏でも屋外に置いておいて大丈夫です。

胡蝶蘭にとって最も大切な季節が冬です。

温度管理が重要になってくる季節です。

胡蝶蘭は寒さにとても弱いです。

冬は必ず暖房の効いた室内に入れてあげましょう。

冬は乾燥しますが、寒いので水はけが悪くなります。

ですので、根腐れしやすいのです。

根腐れをおこすと、胡蝶蘭は花を咲かせてくれなくなってしまいます。

せっかく大切に育てた胡蝶蘭なのに悲しいですよね。

胡蝶蘭は10度以下になってしまうと完全に弱まってしまいます。

冬は、温度管理に加え、水やりにも注意をしてあげてください。

気温の変化があまりない場所においてあげることが大切です。

いくら温かくても、暖房の風を直接あてないように気を付けてくださいね。

胡蝶蘭の特徴を知ろう!

Unsplash / Pixabay

胡蝶蘭はアジアの熱帯地方が原産の植物です。

本来、胡蝶蘭とい植物は、地上3メートル以上の場所で樹木に着床している植物です。

高いところにいる植物なので、風通しが良いところを好みます。

そして、熱帯地方の植物なので、寒さにとても弱いのです。

胡蝶蘭はほかの植物と比べて、お花の寿命が長いことも特徴です。

平均、1カ月~2カ月、長いと3カ月~4カ月も咲き続けることもあります。

胡蝶蘭は繊細で育てることには不向きと思われがちですが、意外と丈夫で、育てやすいといのも特徴です。

環境がよく、上手に育てることが出来れば、翌年も花を咲かせることが可能な植物です。

そして、胡蝶蘭は高価なお花というイメージがありますよね。

おめでたいことに贈られることが多いお花です。

一般的なお花に比べると、金額が高価ですが、胡蝶蘭には素敵な花言葉があります。

その花言葉とは、「幸せが飛んでくる」、「あなたを愛す」です。

贈り物として、とっても素敵な花言葉です。

胡蝶蘭の名前の由来が、花びらが、蝶が飛んでいるように見えるということから胡蝶蘭という名前がついたといわれています。

そんなことから、花言葉も幸せが飛んでくるという花言葉になったのでは、といわれています。

もうひとつの花言葉に「あなたを愛す」があります。

胡蝶蘭は結婚55周年のエメラルド婚式の花ともいわれています。

誰もが経験できるわけではない、エメラルド婚式ですが、贈り物として、胡蝶蘭を贈る、なんてとても素敵ですよね。

親戚や知り合いで、エメラルド婚を迎える方がもしいらしたら、花言葉とともに胡蝶蘭を贈ると、とても素敵で記念に残るのではないでしょうか?

胡蝶蘭、毎日のお世話の簡単なポイント!のまとめ

胡蝶蘭は、意外と丈夫で、育てやすいお花です。

自分で購入する機会は少ないと思いますが、贈り物として頂いた際には、鑑賞するだけではなく、何度も花を咲かせてみてはいかがでしょうか?

しかも暖かい環境で、直射日光の当たらない明るい風通しの良い場所においておければ水やりも少ない頻度で十分なので毎日お世話する必要がないのも魅力ですね。

愛情を注げば、胡蝶蘭もあなたを愛して綺麗なお花を見せてくれると思いますよ。