今は置き場所が自由に選べる小さい胡蝶蘭、ミニ胡蝶蘭の人気が高まっています。
どんなものがミニ胡蝶蘭なの?普通の胡蝶蘭との違いってなに?
どんな風に管理すればいいの?
ミニ胡蝶蘭が選ばれる理由って??
今人気が高くなっているミニ胡蝶蘭の魅力に迫ってみたいと思います。
ミニ胡蝶蘭ってどんなもの?普通の胡蝶蘭との違い
ミニ胡蝶蘭とはそのまま、胡蝶蘭が小さくなったようなお花です。
普通の胡蝶蘭の花より一回りほど花の大きさも違って、大きさを考えなくていいので普通の胡蝶蘭に比べて置く場所を選ばないのも魅力のうちの一つです。
胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」という意味がこめられているので、お祝いだけでなくどのシーンにも贈りやすいのが胡蝶蘭です。
少し小ぶりなので見た目の華やかさは普通の胡蝶蘭よりはないかもしれませんが、手ごろに手に入れられる値段設定であることが多く、今まで胡蝶蘭と言ったら値段が高くて手に入りにくいといわれていたイメージを変えたのもミニ胡蝶蘭ではないでしょうか。
ミニ胡蝶蘭はミディ胡蝶蘭としても売られているので、目にしたことがある方も多いと思います。
普通の胡蝶蘭との違いは、小さくて置き場所を選ばない。
贈り物にしやすい。
胡蝶蘭と同じでシーンを選ばないので、人気が高くなっています。
ミニ胡蝶蘭の管理の仕方
ミニ胡蝶蘭は、普通の胡蝶蘭とあまり変わらない管理方法で大丈夫です。
一つの株がポットに入って、寄せ植えをして3本や5本というようになっていますので、お花が終わったら株ごとに一つ一つ管理してあげます。
胡蝶蘭は日が当たるところが大好きな花ですが、直射日光がとても苦手で、直射日光に当ててしまうと葉焼けをおこして枯れてしまうことがあります。
直射日光が当たらない窓際において管理してあげます。
夏場は特に日が強いので、窓際でなく少し部屋の中に入れてあげて管理してあげるとうまくいきやすくなります。
窓際に置く場合、レースのカーテン越しにおいてあげてくださいね。
胡蝶蘭は、寒さがとても苦手です。
18度以下にならない場所で管理してあげてください。
18度から30度ほどで、お花が咲いているときは、28度ほどの温度が最適とされています。
直接の風が当たる場所は苦手ですが、胡蝶蘭は風通しがある場所が好きです。人が動くリビングなどが胡蝶蘭にとって過ごしやすい環境といえると思います。
綺麗な花が飾ってあるリビングは華やかで気分が上がりますね。
水やりも、乾いたらあげるようにします。あまり水をあげすぎると、根が腐りやすくなってしまい結果的に胡蝶蘭の寿命を縮めてしまいます。
基本的にミズゴケやバークなどの鉢に植えられている部分を触って、乾いてきたタイミングで水をあげるようにします。
水をあげるときは、たくさんの水を常温であげます。鉢の中の空気を入れ替えてあげることがこの水やりで必要になってきます。
株一つ一つ入れられているポットが違うので、すべての鉢に水をたっぷりとあげます。
受け皿にたまった水はすぐに捨てて、空気に触れるようにします。
胡蝶蘭の根っこは、空気が大好きです。
時々たまに鉢からはみ出してくることもありますが、そのままでも大丈夫です。
窮屈そうなら、花が咲き終わってから植え替えをしてあげてくださいね。
時々霧吹きで葉っぱの表面と裏側に水をかけてあげると喜びます。
葉っぱからも水を吸います。
乾燥が強くなる時期は、胡蝶蘭から少し離れたところで加湿器をするのもよいです。湿度が75%超えないように注意する必要があります。
シーンを選ばないミニ胡蝶蘭
普通の胡蝶蘭も、ミニ胡蝶蘭も一つの株を寄せ合わせて、3本立てや5本立てにしていますので管理の仕方もほとんど胡蝶蘭と同じです。
ミニ胡蝶蘭は、普段お世話になっている母親父親への感謝の気持ちや、おじいちゃんおばあちゃんへの贈り物にも喜ばれているお花です。
普通の胡蝶蘭が、豪華で高価なものなので、会社の関係者やお店などの開店祝いに贈るものだとしたら、ミニ胡蝶蘭は身近な方に感謝の気持ちを贈るときに贈りやすいお花なのかもしれません。
胡蝶蘭は花が咲いてからの管理はとても楽といわれていますが、花を咲かせるまでに4~5年ほどかかる大変手間のかかる花です。ハウス栽培が主流になった今、いつの時期も綺麗な胡蝶蘭が手に入るのは生産者さんの努力があってこそです。
価格が高いのには理由があるんですね。
しかし昔に比べてこの頃は胡蝶蘭も手に入りやすい値段になってきました。
それも生産者さんや販売する方たちのお陰といえると思います。
そのため、ミディ胡蝶蘭の値段に少し足せば、普通の胡蝶蘭が手に入ることも多くなっています。
自分たちにあった胡蝶蘭を選べるようになってきたのは、とても嬉しいことですね。
今人気が高くなっているミニ胡蝶蘭って何??のまとめ
今では普通の胡蝶蘭も手に入りやすい値段になってきましたので、ミニ胡蝶蘭とあまり変わらない値段で買えるようにもなってきています。
それでも手に入りやすく、飾りやすいミニ胡蝶蘭の人気はこれからも高くなっていくのではないかと思います。