胡蝶蘭は海外と日本では違いがあるのかみていこう!

胡蝶蘭は海外の方たちにとってどういった意味合いがあるお花なのでしょうか。

日本ではお祝いだけでなく冠婚葬祭どこに出しても恥ずかしくないお花として有名です。

高貴なイメージの胡蝶蘭を頂くことは一種のステータスになっているようなところもあります。

そんな胡蝶蘭は海外ではどういったお花なのでしょうか。

胡蝶蘭は海外ではどんな呼び方なの?

蘭オーキッド花

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胡蝶蘭は学名が、「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディテ)」といいます。最初のPhalaenopsis(ファレノプシス)は、ギリシャ語の「蛾」という意味の「Phalaina」と、「似ている」という意味の「opsis」を組み合わせています。そのため胡蝶蘭の学名は「蛾のような」という意味です。

aphrodite(アフロディテ)」はギリシャの女神で、愛と自由と豊穣を意味し、ローマ神話では「ヴィーナス」となります。日本ではヴィーナスのほうがなじみ深いかもしれませんね。

 

日本で胡蝶蘭と「蝶」という名前は「蝶が舞っている」といった意味になります。

台湾や中国では「胡蝶兰(蘭)」となります。

ほとんどの国では「Phalaenopsis Orchid(ファレノプシス オーキド)」と呼ばれていますが、国によっては若干変わる場合があります。

Phalaenopsis Orchid・英語

Phalaenopsis・ドイツ・オランダ・フランス・イギリス・ロシアといった主要都市はこう呼ばれていますので、Phalaenopsis(ファレノプシス)を覚えておくとよいでしょう。

胡蝶蘭の名前は英語ではPhalaenopsis orchidといいますが、このorchidは蘭という意味です。蘭は世界の花の種類の中で一番多い種類で、700属以上15000種あるといわれています。多くの蘭はバルブ(塊茎)が球みたいになっていてそこに栄養を蓄えることができます。しかし、胡蝶蘭には蓄えるところがなく、葉っぱだけになります。

そのため胡蝶蘭は蘭の中でも蓄えるのが苦手な種類とも言えます。

胡蝶蘭の歴史を見てみよう!

蘭を初めて見つかったのが1570年とされ、胡蝶蘭は1831年に見つかりました。今ではその種類も80種類にもなっています。東南アジアといった熱帯地方で見つかってイギリスに伝わり栽培方法が確立されました。

胡蝶蘭が見つかってからもイギリスに持ち出しこう配が盛んにおこなわれていました。

胡蝶蘭を初めて日本で見るようになったのは、明治時代でした。

その頃は温室も簡単には作ることができなかったため、貴族の一部の方がたしなむとても高価なお花でした。

今では、アジアでは台湾が特に胡蝶蘭の生産に力を入れていて、売られている胡蝶蘭も輸入として台湾から来ているものもあります。

海外で胡蝶蘭は喜ばれるお花なの?どんなシーンで使われているの

胡蝶蘭は海外でもお祝い事などに使われるお花です。

胡蝶蘭は日本での花言葉が「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という意味になります。

海外でも胡蝶蘭は「lave(愛)」「beauty(美)」「luxury(豪華、高級)」「refinement(優雅)」といった意味になり、どちらかと言ったら豪華で華やかな意味合いになります。

日本での胡蝶蘭の位置づけとあまり変わらないので、パーティやお祝いなどによく使われています。

日本では、お祝いや仏にも使われるので白色の人気が高くあります。

海外では白い色の胡蝶蘭より、カラフルな色が人気あります。

胡蝶蘭はもともとよく見るきれいな一色の花は少ないものでした。どちらかというと蛾みたいなきつい柄が多かったものを品種改良してきれいな柄が出るようになりました。

今ではピンクや黄色といったカラフルな色身を出せるようになって胡蝶蘭の幅を広めています。

胡蝶蘭は海外でも喜ばれるお花であることは間違いないです。

日本と海外での胡蝶蘭の違い。海外に送りたい方

送りたい

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日本と海外での胡蝶蘭は同じような意味で、使われ方も似ています。

しかし、お花を多く栽培するオーストラリアなど胡蝶蘭はそこまで高価な植物としては扱っていないこともあります。

ベトナムやマレーシアといったところは育てやすい土地柄、安く生産できるとして人気がある場所です。

胡蝶蘭だけを買おうと思うなら東南アジアやオーストラリア、オランダ、台湾などといったところが安く購入できます。生産している国なので原価が安くなっています。

胡蝶蘭を高価に売っているところは、アメリカ、ヨーロッパ、日本や中国といった胡蝶蘭を使っている国です。

輸入などの関係で値段も高くなってしまいます。

今では温室も制度が上がり、日本国内でも上質な胡蝶蘭を育てることができるようになりました。そのため少しずつですが日本でも安く手に入れることができてきています。

しかし、胡蝶蘭は花芽が付くまでに5年以上かかるといわれているほど成長がゆっくりなお花です。

生産者はこの胡蝶蘭が無事育ち出荷するまでに手間がかかっているので値段はまだまだ高くなります。

できれば生産地でもある東南アジアから直接海外に送ったほうが安くなりますが、日本から海外に送ったほうが安心できますよね。

日本から海外に送ることができるサイトは多くありますので、検索してみて海外配送を対応しているところから頼むようにするとよいでしょう。

まとめ

海外での胡蝶蘭は高級なホテルやパーティといったおもてなしをする場所に飾られていることが多く、日本での胡蝶蘭の送り方と変わらないとても優雅で華やかなお花です。

胡蝶蘭自体は、作る国と使用する国に分けて値段の違いもあるようです。

昔は輸入が多かった胡蝶蘭ですが、今では日本でも多くの生産者が作っており品質も問題なく済みます。海外に送りたいと思った方は検索をして、海外配送をしているところを選んでおくと安心して海外に送ることができますよ。