胡蝶蘭で豪華を演出!どのような場面で使われるの?

さまざまなシーンで贈り物として重宝される胡蝶蘭ですが、TPOごとにアレンジを変えられることはご存知でしょうか。

特に、胡蝶蘭は高級な花ということで豪華絢爛にアレンジされることが多く、数々の場面を輝かせることができます。

せっかく贈るものですから、その場にあった遜色のない胡蝶蘭を贈りたいと思いますよね。

そこで今回は、胡蝶蘭で豪華を演出するということについてご紹介します。

豪華な胡蝶蘭を贈るなら5本立て!その理由とは?

胡蝶蘭豪華①

豪華なシーンに最適な胡蝶蘭は5本立てのものになります。

胡蝶蘭の5本立てとは、5本の胡蝶蘭を1つの鉢に寄せ植えにしたものになります。

ではなぜ、5本立ての胡蝶蘭が豪華なシーンに適していると言われているのでしょうか。

さっそく、豪華な胡蝶蘭が5本立てとされている理由を解説していきます。

迫力がある

1本でも凛とした上品な雰囲気が漂う胡蝶蘭が、5本も同時に現れる5本立ての迫力は、言葉に表すことができないものです。

贈られた相手も、その迫力から誠意を感じて喜びを隠せなくなるでしょう。

ただし、迫力がある分、置き場所に困る傾向があるので、5本立ての胡蝶蘭を贈るのは豪華なシーンに限るようにしましょう。

本数が奇数である

お祝いに贈る花は、5本立て以外にも3本立てなどが有名ですが、古くから日本では奇数を大事にしている風潮があります。

1本より3本、3本より5本と胡蝶蘭の数が増えれば増えるほど、豪華さを作り上げることができます。

昨今では、5本立てのアレンジを用意している花屋さんも多くあり、より見るものを楽しませる演出を提供してくれています。

色のバリエーションが豊富

5本立てでは、色のバリエーションを作ることも可能になっています。

もちろん、単色だけでも豪華さは誇れるものになっていますが、色とりどりの胡蝶蘭を1つの鉢に寄せているとなると、その見応えは充分なものとなるでしょう。

3本立てよりも、バリエーションに富んだアレンジを作ることができるので、より豪華な演出を求めるなら5本立てがおすすめです。

お祝いのシーンなどで贈る胡蝶蘭には、ぜひ5本立てを選んでみてはいかがでしょうか。

胡蝶蘭の色でより豪華に!おすすめな色とは?

胡蝶蘭豪華②

贈る本数やアレンジで豪華に見せることができる胡蝶蘭ですが、アレンジをしていない胡蝶蘭の色だけでも豪華を演出することができます。

胡蝶蘭には、さまざまな色があり、定番の白の他にピンクや黄色、オレンジ、赤リップ、ブルー、紫とあります。

では、豪華に見える胡蝶蘭は何色を贈れば良いのでしょう。

定番の色ではありますが、胡蝶蘭を象徴する色でもあるので、上品な豪華さを演出することができます。

白は、「清純」を表しており、結婚式に贈られる花としてよく選ばれています。

主役である新郎新婦よりも花が目立ってしまっては元も子もありませんが、その中でも豪華さを演出したいという時には白の胡蝶蘭がおすすめです。

黄色

黄色の胡蝶蘭は、見た目も鮮やかで、すぐに豪華な印象を与えることができます。

黄色は幸福を意味し、知的な色ということもあり、幅広いシーンでの贈り物として使うことができます。

特に、商売繁盛という意味合いが強くあり、開業祝いや開店祝いなどで使われることが多くあります。

最近見られるようになった紫は、まだ馴染みがないことから珍しいものとして、その貴重さが豪華さの演出の一つとされています。

珍しい色になるので、個性を出すという意味でも使うことができますが、あまり認知されていないことから贈るシーンには見極めが必要となります。

また、扱っている店舗もそこまで多くはないので、事前に紫の胡蝶蘭を扱っているかどうかを確認しなくてはなりません。

豪華な胡蝶蘭を選ぶ上で気を付けたいこと

胡蝶蘭豪華③

豪華さを演出するために、5本立ちの胡蝶蘭を選ぶ前に注意事項があります。

これを知っておかなければ、せっかくの豪華な胡蝶蘭も無駄になってしまう可能性があります。必ず参考にしてください。

スペースの確認

5本立ての胡蝶蘭ともなると、とても大きいものになります。

せっかく豪華な胡蝶蘭を贈っても、相手の家に置き場所がなければ元も子もありません。

そのため、5本立ての胡蝶蘭を贈る前に胡蝶蘭を置く場所があるかどうかを確認する必要があります。

立て札をつける

立て札をつけることにより、誰からもらったものかということを明確にできます。

結婚式など多くの人が集まるお祝い事では、贈ってくれた人が誰なのか確認できなくなるため、立て札をしなければいけません。

特に、5本立ての胡蝶蘭となると立て札が小さくては、胡蝶蘭に埋もれてしまうかもしれません。しっかりとわかりやすいところに立て札をつけるようにしてください。

お祝いのメッセージ

胡蝶蘭とお祝いのメッセージがあれば、相乗効果となり、受け取る側の喜びは一層増すことでしょう。

ただし、読んでもらうためにも、しっかりわかりやすい位置に立てるようにしてください。

贈る人の名前に注意

名前を間違えることはそうそうありませんが、役職などは難解なものになると間違えてしまうケースがあります。

役職も名前の一部なので、ここを間違えてしまうと、せっかく贈った胡蝶蘭も色褪せてしまいます。

赤一色にしない

鮮やかな色で目を引きやすい赤ですが、「火事」や「赤字」を連想させてしまう色でもあります。

お祝いの気持ちが逆手に取られてしまっては、そんなつもりがなかったとしてもお互いに残念な思いをしてしまいます。

忌み言葉を使わない

お祝いのシーンでは、「倒れる」、「負ける」、「破れる」、「壊れる」などのネガティブな言葉は相応しくありません。

メッセージをつけて胡蝶蘭を贈る場合には、この点にも意識して注意してください。

まとめ

豪華な胡蝶蘭を演出するには、5本立てが最も適しており、色のバリエーションによって、より豪華さを増すこともできます。胡蝶蘭の色は、白、黄色、紫がおすすめです。

ただし、5本立ての胡蝶蘭は場所を取るため、贈る相手の家に置く場所があるかどうかの確認をしておきましょう。それ以外にも、立て札の問題や、赤一色にしないことなど、さまざまなことに気を配らないといけません。

でも、その分相手に伝わる気持ちは大きいので、5本立ての胡蝶蘭をお買い求めください。