胡蝶蘭をインテリアに取り入れるには?おしゃれに飾る方法などを紹介

豪華な花が魅力の胡蝶蘭。その美しい姿を一層際立たせるには、部屋のインテリアに合わせた飾り方が重要です。

しかし、インテリアと合わせて飾るといっても、具体的にどうすれば良いのかと迷っている方は多いのではないでしょうか。本記事では、胡蝶蘭がインテリアとして選ばれている理由をはじめ、おすすめの飾り方やおしゃれに飾るインテリア術などを解説します。

胡蝶蘭がインテリアとして選ばれる理由

胡蝶蘭がインテリアとして選ばれている理由には、主に5つの要素が挙げられます。

  • 花言葉の縁起が良い
  • 部屋に高級感を加えられる
  • 比較的長持ちしやすい
  • 部屋がそれほど汚れない

ここでは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

花言葉の縁起が良い

胡蝶蘭は美しい見た目だけでなく、縁起の良い花言葉を持っていることからもインテリアとして人気があります。胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」といった言葉をはじめ、白色の胡蝶蘭には「純粋」、ピンク色の胡蝶蘭には「あなたを愛しています」などの花言葉があります。

胡蝶蘭には色ごとに異なる花言葉が存在し、いずれも贈り物として相応しいものばかりです。特に、白色はどの場面でも活用しやすいことから結婚祝いや新築祝いなど、幅広いシーンで贈られています。

また、玄関やリビングなどに飾ることで、幸運を呼び込んでくれるとされています。胡蝶蘭はインテリアとして飾ることで空間を華やかに彩るだけでなく、縁起を担ぐこともできる花です。

部屋に高級感を加えられる

胡蝶蘭は、美しい花の姿から高級なイメージがあります。高級ホテルやブランドショップ、レストランなどで飾られているのを目にする機会も多いのではないでしょうか。

胡蝶蘭が醸し出す高級感は空間に特別な華やかさを添え、ワンランク上のインテリアを実現することが可能です。たとえば、白色を基調としたシンプルなリビングに大輪の胡蝶蘭を飾るだけで、空間が華やかになって高級感が演出できます。

また、こだわりの家具や照明と組み合わせれば、より一層洗練された空間になるでしょう。

比較的長持ちしやすい

胡蝶蘭は他の花と比較して花持ちが良い点も、インテリアとして選ばれる理由の一つです。適切な環境で管理すれば、2~3ヶ月程度美しい花を楽しむことができ、頻繁に生花を買い替える手間を減らしたい方にも最適です。

ただし、胡蝶蘭の育成する際は温度は20~25℃前後にし、湿度も70%程度を維持するといった注意点があるので、育て方について理解を深めておきましょう。

部屋がそれほど汚れない

胡蝶蘭は、部屋がそれほど汚れないこともインテリアとして選ばれている理由の一つです。胡蝶蘭は土を使わずウッドチップやミズゴケなどで栽培されているものが多いため、室内に土がこぼれて汚れてしまう心配はありません。

また、胡蝶蘭は花粉がほとんど飛ばないため、室内に花粉がついたり舞ったりすることもないため、清潔に保つことが可能です。

胡蝶蘭は他の花と比べると部屋を汚してしまうことが少ないため、インテリアとして高い人気を誇っています。

胡蝶蘭をインテリアとして飾るおすすめの場所

胡蝶蘭をインテリアとして飾る際、おすすめの場所は以下の3つです。

  • 玄関
  • リビング
  • 窓際

ここでは、それぞれの場所の特徴などを具体的に解説します。

玄関

胡蝶蘭は、華やかな印象を与えることから家の顔となる玄関に飾るのに最適な花です。玄関はお客様を最初にお迎えする場所であり、家の第一印象を決める大切な空間です。

風水面においても玄関は良い運気が入ってくるところとされており、胡蝶蘭の持つ良い運気を呼び込む効果にも期待できます。

玄関の広さや明るさに合わせて胡蝶蘭の色や大きさ、鉢カバーなどを選ぶと、より一層玄関をおしゃれに演出することが可能です。

リビング

リビングも、胡蝶蘭を飾るおすすめの場所の一つです。

リビングは家族が集まる場所であると同時に、来客をもてなす空間でもあります。 胡蝶蘭をリビングに飾ることで、華やかで上品な雰囲気を演出することが可能です。

また、優雅な胡蝶蘭の姿や香りが心を落ち着かせてくれるため、リラックス効果も期待できます。

リビングに胡蝶蘭を飾る際はソファやテーブルのサイズとのバランスを考え、部屋のテイストに合った胡蝶蘭を選ぶのがポイントです。

窓際

胡蝶蘭をインテリアとして飾るのに最適な場所の一つが窓際です。窓際であれば、自然光が差し込むため、胡蝶蘭本来の美しさをより一層引き立てられます。

ただし、直射日光は胡蝶蘭の葉焼けの原因となるので注意してください。窓際に置く際は、レースカーテン越しに置くなど、直射日光を避ける工夫をすることをおすすめします。

また、冬場は窓からの冷気にも注意が必要です。夜間は窓際から少し離れた場所に移動させるなどして、胡蝶蘭を寒さから守りましょう。

窓際で適切な環境を整えることで、胡蝶蘭はより長く美しい花を咲かせ続けられるようになります。

胡蝶蘭をよりおしゃれに飾るインテリア術

胡蝶蘭

胡蝶蘭をよりおしゃれに飾りたい場合は、以下の2つを押さえておくのがおすすめです。

  • 鉢カバーを使用して可愛さをプラス
  • 天井や壁に吊るしてスペースを効率的に活用

最後に、胡蝶蘭をおしゃれに飾るインテリア術について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

鉢カバーを使用して可愛さをプラス

胡蝶蘭は美しく気品に溢れている花ですが、鉢カバー次第ではさらに可愛らしさをプラスすることが可能です。鉢カバーを選ぶ際には、置く場所や他のインテリアとのバランスを考え、胡蝶蘭全体の雰囲気をより魅力的に引き立ててくれるものを選びましょう。

たとえば、白色や淡いピンク色の胡蝶蘭の場合は、温かみのある陶器やナチュラルなラタンの鉢カバーを合わせると可愛らしい印象になります。一方、濃いピンク色の胡蝶蘭には、ガラスやメタルなどスタイリッシュな鉢カバーを合わせるとモダンで大人っぽい雰囲気に仕上がります。

鉢カバーは素材やデザインによって大きく雰囲気が変わるため、胡蝶蘭と鉢カバーの組み合わせ方次第で好みのテイストにアレンジできるでしょう。

天井や壁に吊るしてスペースを効率的に活用

限られたスペースでも胡蝶蘭を飾りたいという方には、天井や壁から吊るす方法がおすすめです。床置きと比べて場所を取らないため、空間を広く見せる効果があります。

賃貸住宅などで壁に穴を開けられない場合は、突っ張り棒やハンギングフックを活用すると良いでしょう。吊るす高さや位置を工夫することで高低差が生まれ、胡蝶蘭の美しさをより一層引き立てられます。

また、照明と組み合わせることで胡蝶蘭をよりドラマティックに演出することも可能です。

まとめ・胡蝶蘭をインテリアに取り入れよう

胡蝶蘭は高級感があって花持ちが良く、縁起も良いことからインテリアとして人気の花です。玄関やリビング、窓際など、置く場所の雰囲気に合わせた飾り方をすると、さらに胡蝶蘭の魅力を引き立てられます。

また、鉢カバーや吊るす方法なども工夫すれば、自分だけの空間を演出できるでしょう。ぜひ本記事を参考に、胡蝶蘭をインテリアとして活用して素敵な部屋をつくってみてくださいね。