「手のひらサイズの胡蝶蘭」は、贈りやすく、受け取る側にも負担がかからないため、プレゼントに最適な贈り物です。小さいサイズのプレゼントは可愛らしく品がありますよね。
ここでは、「手のひらサイズの胡蝶蘭とは」、「手のひらサイズ胡蝶蘭はなぜプレゼントに最適なのか」、「手のひらサイズ胡蝶蘭のお手入れ方法」についてご紹介します。
目次
手のひらサイズの 胡蝶蘭とは?
(引用:https://city.living.jp/e_news/woman_excite/409036)
「手のひらサイズの胡蝶蘭」とは、ミニ胡蝶蘭よりさらに小さく品種改良されたマイクロ胡蝶蘭です。どんなに可愛らし見える花であっても、胡蝶蘭独特の開花期間の長さ、高貴な印象が損なわれていては意味を成しません。
Lian(リ・アン)と名付けられた品種は、長年の品種改良により、開花期間も花の姿も本来の胡蝶蘭そのままに、マイクロサイズに改良され、ギフトショー2009年のおいてはグランプリを受賞している品種です。
マイクロ胡蝶蘭の花色は、白とピンク系の数種類です。
手のひらサイズ胡蝶蘭はなぜプレゼントに最適なのか
「手のひらサイズの胡蝶蘭」は、価格的にもサイズ的にもプレゼントに最適です。
通常サイズの胡蝶蘭は、お祝いや開店・開業祝いだけでなくお悔みの際の格調高いお花として喜ばれていますが、個人的なプレゼントとすると、インパクトがありすぎて驚かれしまうこともあります。
通常サイズの胡蝶蘭だと威圧感を与えてしまう場合も
その理由には、贈り主が持ち歩き出来ないサイズのため宅配に配送を依頼すると、贈り先には大きなダンボールに入った状態で届き、お部屋に対して花が大きすぎるように感じられてしまうからです。仕事などで胡蝶蘭に接し慣れている人であればともかく、そうでない人から見れば胡蝶蘭のお花の迫力は、最初は怖いと思われかねません。
「手のひらサイズの胡蝶蘭」であれば、ギフトパッケージはコンパクトで可愛らしく、贈り主が生花店で気に入った物を購入しそのまま手に下げ花を傷めることなく持ち歩ける軽さです。
贈り手の気持ちが伝えやすい
直接手渡しが可能で、贈り手の気持ちが伝わりやすくなります。
配送しても大掛かりとなることなく、可愛らしいプレゼントになります。
家に胡蝶蘭を置くのが初めてという人に最適です。
置き場所にストレスを与えない
また、胡蝶蘭好きな人へ向けた仕事場のデスクの上に置ける花や、お部屋のテーブルに置ける身近な胡蝶蘭としても最適です。
「手のひらサイズの胡蝶蘭」の魅力には、その小さいサイズならではの置き場所の自由があります。花から鉢までのサイズは30cmほどの一輪挿しサイズのため、これまで置くことの出来なかった仕事場のデスクの上のような所でも置くことが可能で、より身近に感じられるのが特徴です。
香りもなく、お花の姿を間近に目にしても圧迫感のない小さなお花が心を癒してくれます。
本来の胡蝶蘭は大型のため、床に据え置く場合が多くなりますが、マイクロ胡蝶蘭はテーブルやサイドボードなど上の方が置き場所として向いています。
お客様のお出迎えやインテリアとして、軽く移動も楽なため模様替えがしやすいのも特徴の一つです。
価格とサイズ的にも贈りやすい
また、とても小さいマイクロサイズならではの利点は、可愛らしいギフトパッケージが考案しやすく、店頭で気軽に購入後も花を傷めずに持ち歩きしやすく、贈り先からも喜ばれるギフトが作れることです。価格的にもサイズが小さいことから、贈り主の負担が軽いのも良い点です。
小さくても通常サイズの胡蝶蘭と同じ性能
涼しい時期や冷房の効いたお部屋なら2か月ほど開花を楽しめるのも胡蝶蘭の魅力です。
また小さいサイズであっても、胡蝶蘭の花言葉に変わりはなく、幸福が飛んで来る(胡蝶蘭全体)、清純(白)、あなたを愛する(ピンク)等、プレゼントにはピッタリのお花です。
手のひらサイズ 胡蝶蘭の お手入れ方法
「手のひらサイズの胡蝶蘭」のお手入れ方法は、大きい胡蝶蘭と一緒です。
胡蝶蘭が初めての人が注意しなければならない重要なことは、「普通の植物のように水やりをしてはいけない」ことです。
水やり方法
本来の出生が熱帯の木の枝のコケに自生していただけに、乾燥を好む胡蝶蘭は、通常の植物のように水やりをするとたちまちのうちに根を腐らせてしまいます。
10日ほど放っておくくらい、鉢の中の水コケが乾燥するくらいの水やりの間隔がベストです。水を差す際は、葉の付け根に水がたまらないようにし、根元のコケのみに水を差すのがコツです。
最適温度
また、胡蝶蘭は半日蔭で暖かい場所を好みます。
もちろん日の光は大好きなものの、窓際の曇りガラス越しやカーテン越しの環境が丁度良い環境です。
寒さに弱いため、冬の期間の置き場所には注意が必要です。
夏は30度以下、冬は10度以上が目安です。
植え替え方法
花が咲き終わったら茎を根元から切り、必要あれば水コケの取り換えや鉢の植え替えをして次の開花を待ちます。
古くなった根は消毒したハサミで切り去ってしまい、根の整理もします。
植え替えの際は鉢を大きな物にすると、胡蝶蘭が満足して花をつけにくくなると言われているため、少し小さめで窮屈なくらいの方が良いです。
窮屈な環境が胡蝶蘭に危機感を感じさせ、種族存続のための本能で花をつけやすくなるのだそうです。
まとめ
知れば知るほど胡蝶蘭は、なんだか人間臭くてただの植物に思えず、愛おしいですよね。ぜひ手のひらサイズの胡蝶蘭を、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。喜ばれること間違いなしです。