お供えに胡蝶蘭は大丈夫?注意点や価格相場

お祝いのお花のイメージがある胡蝶蘭ですが、実は冠婚葬祭どこにでも使って良いお花だと知っていましたか?

お悔やみや供花としても使用して良いのです。

胡蝶蘭について知らない方も多いと思います。

お悔やみや供花に使用するときにはどんな胡蝶蘭を選べば良いのかを、今回はお伝えしていきたいと思います。


胡蝶蘭をお悔やみ・お供えの花として使用するときの注意

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胡蝶蘭はお祝いのお花、というのは実はイメージなのです。

胡蝶蘭は冠婚葬祭どこに出しても恥ずかしくないとても気品あふれる高貴なお花です。

そのため、お祝いの席だけでなく、お悔やみの席でも贈ることができるお花です。

最近はいろいろな色の胡蝶蘭がありますが、お悔やみの際には色選びには注意が必要です。

葬儀に贈る場合には白です。

白以外の胡蝶蘭は失礼にあたる可能性があるので気を付けましょう。

ラッピングは派手なものにせず、軽めのラッピングに黒いリボンをつけるのが基本的な葬儀に贈るラッピングになります。

金額の相場としては、一万円~二万五千円ぐらいが相場になります。

白い大輪の胡蝶蘭の三本立ちが良く使われることが多いです。

三本立ちの30輪~35輪前後の胡蝶蘭が適しているかもしれませんね。

大きさも丁度良く、豪華すぎず控えめなものが人気があります。

お悔やみなので控えめが良いと思いますよ。

五本立ちを利用する方もいますが、五本立ちにすると金額も三万円以上のものになってくるので、一般的には三本立ちが金額相場としても良いと思います。

親しい方への場合には、五本立ちでも良いかもしれません。

お供えの場合には、四十九日を過ぎていれば淡いピンクや黄色い胡蝶蘭を贈る方も最近は増えてきているようです。

白い胡蝶蘭よりも淡いピンクや黄色い方が明るく華やかなので人気があるのかもしれません。

四十九日を過ぎていれば何色でも構いません。

故人を偲ぶのにふさわしい色を選びましょう。

ご霊前としても使用しても大丈夫なの?

何度も伝えていますが、胡蝶蘭はご霊前として使用して良いお花なのです。

むしろ、胡蝶蘭はトゲがなく真っ白なお花なのでご霊前にはふさわしいお花ともいわれています。

ご存知ない方もたくさんいると思いますが、昔からご霊前にはトゲがなく白いお花が良いとされています。

ご霊前の礼儀として胡蝶蘭は失礼にあたらないお花です。

ご霊前の場合には、金額も高ずぎないお花が良いでしょう。

故人を偲ぶお花なので華やかすぎると失礼にあたる場合があるので控えめするのが良いといわれています。

金額があがると自然とお花も豪華絢爛に華やかになってしまいますので、一般の葬儀の場合には金額も相場あたりにすると目立ち過ぎず良いと思います。

お悔やみにたいする相場は、関係性にもよって変わってきます。

友人や知人の場合は、一万~一万五千円

身内の場合は、一万~三万円

取引先などの場合は、一万~三万円

と、胡蝶蘭を贈る際の目安にしてくださいね。

予算の中で贈る場合、白い三本立ての胡蝶蘭が無難で自然になってきます。

三本立てでも金額をあげる場合には、大輪を贈るのが良いでしょう。

控えめにしたいときには、ミディが人気です。

ミディの場合には五本立てにしても控えめでとても良くなります。

納棺のときに納められる胡蝶蘭は華やかで遺族の方に好まれます。

ですので、ご霊前として胡蝶蘭を贈る場合は、ご遺族の方に聞くのもよいでしょう。贈れない葬儀会場や、贈る場合別途金額がかかる場合もありますので、きちんと確認してから贈るようにしてくださいね。

これを知っておけば損はない、胡蝶蘭を選ぶときに知っておくといいこと。

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まず、胡蝶蘭の大きさの種類を知っておきましょう。

胡蝶蘭には

  • 大輪
  • ミディ
  • マイクロ胡蝶蘭(ミニ胡蝶蘭)

の三種類があります。

葬儀や供花によく使われるのが大輪とミディになります。

マイクロ胡蝶蘭はプレゼントなどによく使われているとても小さな胡蝶蘭になります。

ですのでお悔やみの時にはあまり使われません。

決して使ってはいけないというわけではありませんよ。

ですが、マイクロ胡蝶蘭はカラフルな色が多いのでかわいらしすぎてお悔やみには向いてないかもしれませんね。

どちらかというとマイクロ胡蝶蘭はプレゼントに使用するサイズかもしれませんね。

胡蝶蘭と聞いて思い浮かぶのが大輪ですね。

胡蝶蘭の代名詞といってもいいかもしれません。

とても大きなお花です。

ひとつの花が手のひらぐらいの大きさがあります。

大きいものだと女性の顔ぐらいの大きさもあるものもあります。

胡蝶蘭の大輪はどこに出しても失敗がないといわれています。

特に白い胡蝶蘭は定番中の定番ですね。

何もわからない方でも白い胡蝶蘭大輪を出しておけば大丈夫というくらい定番のお花です。

  • ご霊前の場合は白い胡蝶蘭。
  • 四十九日以降は故人に合った色を選んでよい。

このふたつは絶対に覚えておきましょう。

これを覚えておけば失敗がないです。

また、お盆などはどんな胡蝶蘭でも大丈夫です。

お好きなものを選びましょう。

特にピンクと黄色の胡蝶蘭は人気がありますよ。

お墓が明るくなるかもしれませんね。

胡蝶蘭はお供えの花として贈っていいの?のまとめ

お祝いのイメージのある胡蝶蘭ですが、お悔やみの際にも活躍してくれる万能なお花です。

胡蝶蘭はどこに出しても恥ずかしくないといわれるほど、高価で高貴なお花です。

手を出しにくいと思われがちですが、相手方の気持ちになって贈ってみてはいかがでしょうか?