胡蝶蘭をお祝いに贈ろう!シーンや大きさによって変わる相場をご紹介

ギフトで花を贈る場合、どのような花だと喜んでもらえるのか悩む人は多いのではないでしょうか。万人に喜ばれると定番になっているのは胡蝶蘭です。もし花ギフトで悩んだときは、胡蝶蘭を贈ってみませんか?

なぜギフトには胡蝶蘭が選ばれているのかや、特に喜ばれるシーン、胡蝶蘭の大きさによる値段の相場なども見ていきましょう。胡蝶蘭を贈ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

胡蝶蘭がお祝いに選ばれる理由

胡蝶蘭がお祝いで選ばれている理由はいくつかあります。

  • 花言葉が良い
  • 見た目が綺麗
  • 花粉が少なく花が落ちにくい

それぞれ見ていきましょう。

花言葉が良い

お祝いで贈る花を選ぶ際、花言葉を意識される人は多いでしょう。

胡蝶蘭の花言葉はとても縁起が良いとされています。「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」というような花言葉となっていて、受け取った相手が嬉しい気持ちになるようなものとなっているのです。

特に「幸福が飛んでくる」という花言葉は、贈る相手に幸せが舞い込むようにという気持ちを込めて贈ることができるため、お祝いに最適でしょう。

結婚祝いや大切な恋人への贈りものとしても最適のお花です。

見た目が綺麗

胡蝶蘭は、とても高貴な印象を与える花です。茎が曲線になっていて優雅な印象を与えるだけでなく、花も開いているとまるで蝶が舞っているかのように華やかです。

全体的に広がりがありボリュームを感じさせる花となっているので、お祝いという華やかな場にふさわしいです。

本数が多くなればなるほどボリュームが増して、より一層美しく見えます。美しい状態が長続きするというのも胡蝶蘭の魅力です。

花粉が少なく花が落ちにくい

花というと、良い香りがするイメージがあるかもしれません。しかし、花の種類によっては、香りが強すぎるものもあります。そのような花は、贈る場所を選ばなければいけません。また、花粉が飛ぶ花もあり、花粉が気になる方や、多くの人が利用する場所にはそのような花はあまりふさわしくないのです。

胡蝶蘭の場合は、花粉も少なく香りも強くないことから、場所を問わず贈りやすい花となっています。

お祝いに贈る胡蝶蘭の相場

お祝いで胡蝶蘭を贈る場合、どれくらいの価格が選ばれているのでしょうか。

これは贈るお相手との関係性にもよりますが、胡蝶蘭を贈る場合は、10,000円くらいのものから30,000円くらいのものを選ぶ人が多いです。

どのようなお祝いで贈るのかでも相場は変わってくるので、お祝いのシーンごとに価格の相場をご紹介します。

開店·開業祝い

開店祝いや開業祝いで胡蝶蘭を贈る場合、企業で贈る場合の相場は10,000円~50,000円です。かなり価格に幅がありますが、これは関係性によるものです。

一般的な取引先である場合は、10,000円~30,000円、深くお付き合いしている取引先であれば、30,000円~50,000円の胡蝶蘭を贈りましょう。

結婚式

結婚式で胡蝶蘭を贈りたいという場合、家族や親戚の場合は5,000円~20,000円くらい、友人の場合は、10,000円~30,000円くらいが相場となっています。

胡蝶蘭とご祝儀を用意する場合は、胡蝶蘭とご祝儀を合わせて30,000円などにすることもあります。

就任祝い

社長就任祝いの場合は、一般的な取引先であれば30,000円くらい、深い付き合いがある取引先の場合は、50,000円~100,000円くらいで用意します。

個人のお祝い

個人で胡蝶蘭を贈る場合は、家族だと10,000円くらいが相場です。

どのようなお祝いで贈るのかによって贈る花の大きさや本数が変わってきますので、長寿祝いなどの場合は、30,000円くらいの胡蝶蘭を贈ることもあります。

知人や友人のお誕生日に贈るという場合は、10,000円~20,000円くらいの胡蝶蘭が良いでしょう。あまり高すぎるものを贈っても返って気を遣わせてしまうこともあるため、見栄えが良くリーズナブルな胡蝶蘭を探してみてください。現在はコンパクトサイズで家庭でも飾りやすい胡蝶蘭が豊富にそろっています。

また、胡蝶蘭は母の日や父の日のギフトとしても選ばれています。父の日や母の日の場合は、5,000円~30,000円くらいが相場です。

大きさ別!胡蝶蘭の相場をご紹介

胡蝶蘭は、大きさによって相場が異なります。

胡蝶蘭の大きさは主に3つあるとされていて、大輪·中輪·ミディに分けられています。胡蝶蘭には、さまざまな色があるので、大きさだけでなく色にもこだわってみましょう。

3本立ち

3本立ちの胡蝶蘭の場合、大輪で15,000円~40,000円前後が相場価格です。大輪はとても豪華なので、3本でも立派に見えるでしょう。

中輪の場合は、3本立ちで10,000円~25,000円です。それなりに見栄えがあり、価格もリーズナブルなので、選ばれることが多いです。

ミディは、3本立ちで10,000円~15,000円くらいが相場です。ちょっとしたギフトにも選ばれるのがミディで、コンパクトなのでお部屋に飾りやすい大きさです。

3本立ちは、ギフトで1番人気と言われています。

5本立ち

5本立ちの胡蝶蘭は、企業がお祝いで利用することが多いとされる本数です。しっかりボリュームがあり、見栄えもいいです。

どのような胡蝶蘭を贈ればよいか悩んでいるという場合は、5本立ちにしておくといいでしょう。特に、開店祝いや就任祝いで贈られることが多いです。値段の相場は30,000円~となっていますが、中輪やミディの場合は、もう少し価格が安くなります。

7本立ち

7本立ちの胡蝶蘭の相場は、50,000円程度です。7本ということで、とても特別な相手に贈る時に選ばれています。

例えば、特に関係性のある取引先に贈る場合は、7本立ちが選ばれます。

個人間で贈る場合より、ビジネスで利用されることが多い本数です。特別感があるので、知人のお祝いで連名で贈りたいというような場合にも選ばれることがあります。

他の本数でもギフトにできる?

胡蝶蘭は、3本、5本、7本という本数で贈られることが多いです。では、他の本数では贈ることができないのでしょうか。実は、10本立ちの胡蝶蘭も贈られることがあります。

相場が100,000円ほどとなっていてかなり高価なため、付き合いが深い取引先に贈る場合や、特に特別なシーンで贈られるということ以外ではあまり利用されることはありません。また、少ない本数で4本や6本、8本などではいけないのか?と思われる方もいるようですが、この本数の胡蝶蘭はギフトに向いていないとされています。

一般的に偶数より奇数のほうが縁起は良いとされていることから、胡蝶蘭は4本や6本、8本といった本数で贈ることはありません。ただし、8本に関しては末広がりの意味から贈り物で選ばれることもあります。

まとめ

今回はお祝いの花ギフトとして人気がある胡蝶蘭について、胡蝶蘭が選ばれている理由や、贈られているシーン、相場などをお伝えしました。

縁起もよく、花粉が少なく花が落ちにくいといった点から、初心者にも育てやすく贈り物に最適なお花です。とても華やかで美しい花なので、年代問わず喜んでもらえるでしょう。

胡蝶蘭は色によって花言葉が少し異なるので、シーンに合う色を選んで贈るようにしてくださいね。