お供えに胡蝶蘭を贈る際のマナーと注意点をご紹介

お祝い事に贈られることの多い胡蝶蘭は、実は葬儀などのお供え花として贈られることも多いです。なぜ胡蝶蘭がお供えのお花として選ばれるのか知っていますか?

また、胡蝶蘭を贈る場合、どんなことに気をつけて贈ると良いのか知らない方も多いですよね?

今回は、胡蝶蘭がお供え花として贈られる理由や、胡蝶蘭を贈るときのマナーと注意点を紹介していきます。

お供えには白色の胡蝶蘭を贈りましょう

一般的にお供えに贈る花は、白色でトゲのないものが良いといわれています。

四十九日が過ぎるまでは明るい、派手な色合いの胡蝶蘭を贈るのはNGです。

ご遺族への弔意を込め、白い色の花を贈りましょう。四十九日が過ぎたあとには、淡い色合いの花や、故人が好きだった色のお花を選ぶのも良いでしょう。四十九日前のお供えには白色の胡蝶蘭を贈るようにしてください。

胡蝶蘭がお供えに選ばれる理由

胡蝶蘭がお供えに選ばれる理由は、主に以下の3つがあげられます。

  • 通念にわたり販売されているので入手しやすい
  • 手入れが簡単で遺族の負担が少ない
  • 花が長持ちする

以上の3つの理由を詳しく紹介していきます。

通年にわたり販売されているので入手しやすい

胡蝶蘭がお供えに選ばれる理由は、季節を問わず入手できることが大きな理由です。入荷時期が制限されている花の場合は、急な葬儀などに贈ることがきない可能性があります。

胡蝶蘭であれば、通年販売されているので花屋さんでいつでも入手することができます。

手入れが簡単で遺族の負担が少ない

胡蝶蘭は手入れが簡単で1週間から10日に1回お水をあげる程度で問題ありません。

花のお世話に時間をかける必要がありませんので、葬儀などで、多忙のご遺族の負担が少ないことも選ばれる理由です。

また、胡蝶蘭は花粉をほとんど飛ばさない、香りが少ないという特徴もありますので、掃除なども不要です。

花が長持ちする

胡蝶蘭は花持ちが良いことも、選ばれる理由になっています。葬儀のお供えとして贈っても、約2ヶ月ぐらいは美しく咲いてくれるので、すぐに枯れることはなく、花を長く楽しむことができます。せっかく贈ってもすぐに枯れてしまっては困りますよね。このことからも、胡蝶蘭はお供えに贈る花として相応しいといわれています。

お供えに胡蝶蘭を贈る際の注意点

お供えに胡蝶蘭を贈るときに注意することがあります。ここでは

  • 鉢植えの胡蝶蘭は避ける
  • 立札を付ける場合は贈り主のみを記載
  • 法要に相応しいものを選ぶ
  • 贈っても良いのか先方に確認する
  • 前日までに届ける
  • 故人との関係性によって相場が変わる

以上の6つの注意点を詳しく紹介していきます。

鉢植えの胡蝶蘭は避ける

鉢植えの胡蝶蘭は避けたほうが良いでしょう。仏教の場合「鉢植えの中の肥料=不浄なもの」となり、お供えに鉢植えは贈ってはいけないという考えカがあります。

仏教の信仰が深い人に鉢植えを贈ってしまった場合、気分を害する可能性がありますので注意してください。

立札を付ける場合は贈り主のみを記載

自宅に贈る場合は、故人を偲ぶ思い出を一文書いてメッセージカードを添え、お供えをお寺に贈る場合は立札を付けるようにしてください。

立札の表書きは必ず「供」や「御供」とし、贈り主の名前のみ記載します。

故人や親族の名前を記載する必要はありません。会社で社員一同として贈る場合は贈り主の記載は「〇△株式会社社員一同」と記載するようにしてください。

お供えに相応しいものを選ぶ

胡蝶蘭をお供えとして贈る場合、法要に相応しいものを選ぶことが重要です。

一般的に胡蝶蘭は、お祝い花として贈られることが多い花なので、花屋さんがお祝い用と勘違いをしてしまう可能性があります。

胡蝶蘭を手配するときは、必ずお供えに使う花であることを伝えるようにしましょう。

贈っても良いか先方に確認をする

先方に花を設置するスペースがあるか?自宅に贈る場合も贈っても良いか?を必ず確認してから贈るようにしましょう。

確認しないで贈ると、先方に迷惑をかけてしまうことがありますので注意してください。

前日までに届ける

葬儀や法事の当日は、ご遺族がお寺などに出かけて不在のことが多くあります。自宅にお供えを贈る場合は、必ず前日までに届くようにしましょう。

葬儀のお寺にお供えの胡蝶蘭を贈る場合、葬儀の前日や当日でも、葬儀が行われる時間の前に届けるようにしてください。

故人との関係性によって相場が変わる

一般的にお供えで贈る胡蝶蘭は5,000円~20,000円の相場が多いようです。故人との関係性によって相場は変わります。以下のようになります。

贈る関係性 相場
友人・知人 10,000円~15,000円
家族・親戚 10,000円~30,000円
一般的な取引先 10,000円~20,000円
重要な取引先 20,000円~30,000円

友人・知人に贈る場合は、10,000円~15,000円、家族・親戚の場合、10,000円~30,000円、一般的な取引先の場合、10,000円~20,000円、重要な取引先の場合、20,000円~30,000円ですが、この相場には、あまりこだわる必要はありません。

あまり高価なものを選んで贈ってしまうとご遺族が香典返しの際に負担になってしまうので注意してください。

おすすめの通販サイトをご紹介

お供えに胡蝶蘭を贈る際、近くの花屋さんでも買うことができますが、気に入った花があるとは限りません。

そんなときは、通販サイトがおすすめです。自分の空いた時間に見ることができ、たくさんの通販サイトと比較して選ぶことができます。ここでは、お供えに贈る胡蝶蘭のおすすめの通販サイト

プレミアガーデン

プレミアガーデン」は東京都品川区に本社がある大型通販ショップです。プレミアガーデンではお供えに贈る胡蝶蘭を多数ご用意しています。

アレンジメント、スタンド花なども豊富に取り揃えております。

会員登録数も約10万人、リピーター率90%のお店です。胡蝶蘭の生産地から、選りすぐりの1ランク上の花のみを取りを仕入れ、厳選された高品質の花のみお届けしています。

高品質の花を低価格から高価格帯まで選べ、花のラインナップは業界トップクラスを誇っています。お手頃なお値段で提供しております。

HitoHana(ヒトハナ)

HitoHanaは、目的や予算など多種多様な選択肢から、自由に花を選べる通販サイトです。

取り扱っている商品は10,000点を超え、胡蝶蘭だけでなく花束や観葉植物などさまざまで購入するシーンに合わせカテゴリ別に選ぶことができます。

レビュー総数も2020年6839件という実績を誇ります。

返品・交換保証も無料サービスなので、安心して花を購入することができます。HitoHanaでは、お供え・お悔やみに贈る胡蝶蘭を多数取り扱っています。

まとめ

胡蝶蘭は、お供えに贈られることも多くあります。お供えには白い胡蝶蘭が相応しいとされていますが、四十九日が過ぎると、淡い色合いの花や、故人が好きだった色の花を選ぶのも良いでしょう。

お供え花に胡蝶蘭を贈るときは、鉢植えの胡蝶蘭は避ける、前日までに届けるなどのマナーを守るようにしてくださいね。