開店祝いでの胡蝶蘭の渡し方

開店祝いなどで胡蝶蘭を渡そうと思ったとき、タイミングとマナーがあるのを知っていますか?タイミングとマナーを知らないで渡してしまうと相手の迷惑になったり、相手に失礼になったりしてしまいます。

そこで今回は、開店祝いを渡すときに胡蝶蘭がおすすめの理由や、胡蝶蘭を渡すときのタイミングとマナーについてお話していきます。

ぜひ参考にしてください。

開店祝いを渡すときに胡蝶蘭がおすすめな理由

胡蝶蘭

ここでは開店祝いに胡蝶蘭を渡すのにおすすめな理由を5つあげていきます。

花言葉

開店祝いや誕生日祝い、祝いの席には胡蝶蘭が選ばれています。

胡蝶蘭が選ばれる理由は、見た目の華やかさだけではなく花言葉にも人気があります。

胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」というとても縁起のいい花言葉があります。

贈られた人にとても喜ばれる花です。

見た目の豪華さ

胡蝶蘭は白い蝶が飛んでいるように見えることが、胡蝶蘭という花の由来といわれています。花の開いている様や茎の曲線が優雅で美しく華やかさがあります。

花の本数が増えるとボリューム感も増して見た目の豪華さや高級感の印象が変わってきます。

花粉・匂いが少ない

胡蝶蘭は他の花と比べ、花粉の量も少なく、花の香りもほとんどないので場所や環境を選ばずに贈れます。

花粉や花の香りやが気になる飲食店にも贈ることができます。

長く楽しめる

胡蝶蘭は環境にもよりますが、通常1~2か月程、花を楽しむことができます。

鉢植えの場合、鉢の土や苔が乾き湿り気がなくなってきたときは水をあげてください。

オフィスなど室内で管理する場合は、胡蝶蘭に空調の風が直接当たらない場所に置くことが花を長持ちさせるコツといわれています。

一年中生産されている

胡蝶蘭は日本各地の温室で生産されているのも胡蝶蘭が選ばれる魅力の1つです。

いつも贈りたいときに贈れるのは嬉しいですよね。

胡蝶蘭は、開店祝いだけではなく、いろいろなお祝いのシーンにも選ばれています。

開店祝いに胡蝶蘭を渡すときのタイミング

カレンダー 女性

事前に確認しておく

開店祝いの胡蝶蘭を渡すタイミングは、お店がオープンする1週間前からオープン当日までの間に贈るのが一般的です。

1週間前くらいには贈れるように開店の知らせを受け取ったら早めに贈るようにしましょう。

前日に贈ってしまうと開店準備でバタバタしているのでなるべく避けるのが無難です。

当日も接客などで忙しいことが予想されるので、事前に相手の都合のいい時間帯を聞いておくのがいいでしょう。

六曜に気をつける

六曜はその日の運勢を示す「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つのことをいいます。

「結婚式は大安がよい」「葬式は友引を避ける」など、影響力があります。

それぞれの六曜には「日」としての吉凶に加え、時間帯のなかでの吉凶もあります。

贈るときは両方を知っておくといいでしょう。

六曜を気にする人はとても気にするので必ず、縁起のいい日を調べてから贈るようにしましょう。

開店祝いに胡蝶蘭を渡すときのマナー

胡蝶蘭

ここでは開店祝いに胡蝶蘭を渡すときのマナーについてお話していきます。

相場

知人の場合は5000円~10000円

親しい友人は10000円~30000円

普通の取引先は10000円~30000円

お付き合いの深い取引先は30000円~50000円が相場になっています。

赤い物はNG

真っ赤な花やラッピングは「火事」を連想させたり、「赤字」を連想させたりするので開店祝いには相応しくありません。

それを知らずに赤い花を贈ってしまうと、受け取った相手に「失礼な人」と思われてしまいます。良好な人間関係にヒビが入らないように注意してください。

祝い札をつける

開店祝いはたくさんのお花が届くのが予想されます。

祝い札がついていないと誰からのお花なのかわかりません。

当日はたくさんの人が来店するため、贈り先の交友関係をアピールにもなります。

贈り先が一目で贈り主を把握するためにも祝い札は必ずつけるようにしましょう。

手渡し

手渡しする場合は、相手に事前にアポイントを取ってからにしてください。

渡す相手が遠方の人や、多忙で不在が多い人だと、わかっている場合は、手渡しではなく贈る方がいいでしょう。

贈る場合も、相手が受け取り安い時間帯を聞いておくといいでしょう。

忌み言葉を使わない

開店祝いの胡蝶蘭にメッセージをつけるとき、「忌み言葉」は使わないでください。

「倒れる」「滅びる」「潰れる」「失う」や「落ちる」「枯れる」「苦しい」など

相手に「閉店」「閉業」「倒産」や廃業を連想させるような言葉は絶対に使わないようにしましょう。

まとめ

開店祝いには胡蝶蘭がおすすめです。花言葉、見た目の豪華さ、他の花よりも花粉や匂いが少ないのが人気の魅力です。

胡蝶蘭を渡すときにはタイミングとマナーがあります。

開店祝いに贈るときには事前に相手の都合いい時間を確認しておくといいでしょう。

六曜に気をつけることは重要です。

縁起のいい日を調べてから贈るようにしてください。

マナーを守って人間関係にヒビが入らないように注意して贈るようにしましょう。