上場祝いには胡蝶蘭がおすすめ。価格相場やマナーを紹介

上場祝いの贈り物にお悩みの方は、胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。
お祝い事にフラワーギフトを贈るのはどんなシーンでも定番とも言えますが、お花の中でも「胡蝶蘭」はとても豪華で美しく、縁起の良い花言葉を持っていることや、お世話が簡単あのに美しい花を長い期間楽しめるなど、たくさんのメリットがあります。これらのメリットから、ビジネスシーンでのお祝いごとにもぴったりです。
この記事では、上場祝いで贈る胡蝶蘭の選び方やマナーなどを紹介します。上場祝いを贈りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも上場祝いとは?

胡蝶蘭

上場とは、証券取引所で株式が売買されるようになることをいいます。
株式を上場させると会社は「上場企業」になり、社会的信頼度が上がって、今までよりも取引先が増えるというメリットがあります。
また、銀行からの融資が受けやすくなり大きなビジネス発展にもつながります。
上場するためには一定の基準をクリアする必要があり、厳しい基準をクリアして上場になるということは会社にとってとても大きな進展なのです。
その大きな進展をお祝いすることを、「上場祝い」といいます。
厳しい試練をクリアして会社が大きくなったことを称え、そして更なる発展を願い上場祝いを贈りましょう。

上場祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由

上場祝いに胡蝶蘭が選ばれるにはしっかりとした理由があります。

胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」「繁栄」という花言葉を持っていて、とても縁起の良いお花です。

また、上場祝いで贈られる胡蝶蘭の数は会社の信頼の高さのアピールになり、会社の付き合いの広さを他社に表す裏付けになるのです。さらに贈る側も立て札を付けることで自社のアピールができ、一石二鳥です。

そして、胡蝶蘭は切り花やアレンジメントフラワーなどと比べて持ちが非常に良く、少ない水やりで長期間花を咲かせるので楽しむことができます。

縁起も良く会社の信頼の高さをアピールできて、おまけに自社のアピールができるわけです

から、胡蝶蘭が一番人気なのも納得できますよね。

胡蝶蘭は上場祝いのほかに開店祝いや開業祝い、就任祝い、当選祝いなど法人から個人まで幅広いお祝いで贈られる有用なお花の商品です。何を贈ろうかお悩みの方は、ぜひ胡蝶蘭を贈ってみてください。

ビジネスシーンの贈り物にお悩みの方は、以下の記事もぜひご覧ください。

昇進祝いには胡蝶蘭を贈ろう!立札の書き方などマナーを紹介

役員就任のお祝いには胡蝶蘭を贈ろう!選び方やよくある質問を紹介

昇格・昇進・就任祝いの胡蝶蘭の贈り方。ビジネスマナーとして知っておこう!

上場祝いに贈る胡蝶蘭は白が定番!

胡蝶蘭には白や赤、ピンク色に黄色、赤リップ系など数多くの品種と花色がありますが、上場祝いの場合は白の胡蝶蘭を贈るのがおすすめです。
ビジネス関係で贈る胡蝶蘭の場合、ピンクや黄色といった派手な花色の胡蝶蘭を贈るよりも、大輪で白の胡蝶蘭を贈る方がビジネスで清潔感や信頼感を伝えることができるでしょう。
また、品種や花色によって価格は変わりますが、色付きの胡蝶蘭より白の胡蝶蘭のほうがコストパフォーマンスに優れています。
王道な白の胡蝶蘭ですが、上場祝いに贈るのであれば白の胡蝶蘭がおすすめです。

上場祝いで贈る胡蝶蘭の予算相場

上場祝いで贈る胡蝶蘭の予算相場は、20,000〜50,000円程度です。
普通からお付き合いをされているところであれば20,000〜30,000円ほどでも十分かもしれませんが、重要な取引先などであれば50,000円ほどになることもあるでしょう。
さらに、関係性によってはそれ以上の高額な胡蝶蘭を贈ることもあります。
会社で贈る場合は、事前に上司などと相談してどれくらいの胡蝶蘭にするか決めていくと良いでしょう。
また、胡蝶蘭には花の数や茎の本数である程度のグレードが分かってしまうため、大きく見劣りをしないように気を付ける必要があります。
また、「割れる」本数は縁起がとても悪いといわれているので偶数は避けて、3本や5本といった奇数の本数を選ぶようにしてください。元々偶数で寄せ植えにされた胡蝶蘭は取り扱っていないお店が多いですが、知識として覚えておきましょう。
胡蝶蘭をネットで注文する場合、サービスで送料が無料になったり、無料で立て札を付けてくれたりというメリットがあります。
さらに届く時間を指定できたり、利用することでポイントが貯まったりするサイトもあるので、胡蝶蘭をネットで購入する場合は上手に活用しましょう。

上場祝いで胡蝶蘭を贈るときのマナー

スーツ

上場祝いで胡蝶蘭を贈るときには、いくつかのマナーがあります。マナーに反してしまうと自社が恥をかいてしまう可能性もあるため注意しましょう。

まず、一言に「上場祝い」といっても上場にはいくつか種類があり、なかには贈ってはいけない上場も存在します。胡蝶蘭を手配する前に、上場祝いを贈っても大丈夫な上場なのかを確認しておくと安心です。

最後に、上場祝いで胡蝶蘭を贈るときのマナーについて詳しく見ていきましょう。

  • 適したタイミングと贈り先を確認
  • メッセージに忌み言葉は使用しない
  • 立て札を付ける

適したタイミングと贈り先を確認

上場する日は、取引先の主幹事証券会社のサイトで公表されることが多いです。上場日を間違えると失礼になるため、必ず事前にチェックしておきましょう。

胡蝶蘭を贈る際は、上場当日の午前中に届くように手配するのが一般的です。当日の到着が難しい場合は、上場日の前日でも大丈夫です。

また、上場祝いの胡蝶蘭は贈り先の企業が式典をやるかどうかによって贈るタイミングなどが変わってきます。

式典・パーティを開催する場合は、贈るタイミングは式典当日の朝、贈り先は式典会場宛にします。

式典・パーティを開催しない場合は、贈るタイミングは上場当日で、贈り先は会社宛にします。

どちらか明確ではない場合は、先方に確認してから配送しましょう。

メッセージに忌み言葉は使用しない

胡蝶蘭と一緒にちょっとしたメッセージも贈ると喜ばれます。しかし、メッセージを送る場合は「株価下落」「経営不振」を連想させる忌み言葉を使用しないよう注意してください。株価下落関連の言葉は「止まる」「終わる」「落ちる」など、経営不振関連の言葉は「詰まる」「失う」「倒れる」などです。

これらの言葉は使用しないように意識してください。

立て札を付ける

上場祝いで胡蝶蘭を贈るときは、贈り先と贈り主の名前を記載した立て札を付けて贈りましょう。

上場祝いの名札や立て札における表書きは「御祝」「祝上場」のどちらかが良いです。そこに贈り先と贈り主の名前を記載するのが一般的です。

また、贈り先の社名に「様」を入れても大丈夫です。その際は会社名を間違わないように気を付けましょう。

 立て札の書き方については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。

お祝いの胡蝶蘭を会社・連名で出すには?胡蝶蘭を贈る時の立て札のマナー・書き方

胡蝶蘭を贈るときの名札(立札)の書き方とマナー

まとめ

上場祝いで贈られることが多い胡蝶蘭。

胡蝶蘭は数あるお花の中でも特に存在感があり、とても華やかなのでとても人気があります。

また、会社の信頼にもつながり、おまけに自社をアピールすることができるというメリットもあります。

今回ご紹介した贈り方やマナーをしっかり守って、素敵な胡蝶蘭を贈ってくださいね。