贈り物の花として真っ先に思い浮かべる人が多い胡蝶蘭。
そんな胡蝶蘭には、紅白の胡蝶蘭があるのは知っていますか?
とても鮮やかな色合いで縁起の良い胡蝶蘭です。
そんな紅白の胡蝶蘭を贈ったら相手は喜ぶのではないでしょうか。
そこで今回は紅白の胡蝶蘭の魅力や種類、相場など詳しく解説します!
目次
紅白の胡蝶蘭の魅力
紅白の胡蝶蘭の魅力は大きく分けて2つあります。
それぞれ紹介します。
縁起の良さ
紅白の胡蝶蘭の魅力は何といっても、「紅」「白」という色の組み合わせの縁起の良さにあります。
日本では古来より、紅白は縁起が良い色の組み合わせとされてきました。
紅白が縁起の良い色とされている理由は諸説ありますが、一説にはハレの日に赤飯や餅を食べていたからだといわれています。
ハレの日とは、正月・節句・盆といった年中行事や祭礼などの冠婚葬祭といった特別な日のことです。
日本ではハレの日という特別な日に赤飯や餅を食べていたことから、赤飯や餅の色である紅と白の組み合わせが、縁起が良いとされるようになったといわれています。
ちなみに「赤」ではなく「紅」とされたのは、赤という文字は「赤貧」など良くない意味にも使われていたからだそうです。
日本の国旗が白地に赤の日の丸という紅白である理由も、一説には「紅白が縁起が良い色の組み合わせだから」という説もあるほどです。
国旗のデザインを左右するほどに日本で縁起が良い色とされる紅白の組み合わせとなっている胡蝶蘭。
胡蝶蘭の品種全体が共通して持っている花言葉「幸福が飛んでくる」をより強めることができることもあって、非常に魅力的で縁起が良い花となっています。
赤色の胡蝶蘭の美しさを楽しんでもらえる
紅白の胡蝶蘭の魅力として、赤色の胡蝶蘭の美しさを贈り先の人に楽しんでもらえるというのもあります。
赤色の胡蝶蘭は非常に美しく魅力的ですが、赤色の胡蝶蘭を贈り物とする場合は赤色を縁起が良い色とする中国人や中華店以外の場合、「火事」「赤字」などを連想させるので贈り物には不向きです。
しかし、白色の胡蝶蘭を組み合わせることで縁起が良い色とすることができるので、赤色の胡蝶蘭の美しさを楽しんでもらえるようになります。
紅白の胡蝶蘭の種類
紅白の胡蝶蘭と一言にいっても、様々な種類があります。
下にまとめてみました!
リップ
紅白の胡蝶蘭の代表的な存在が、「リップ」という種類の胡蝶蘭です。
リップは白い胡蝶蘭をベースとしていて、花びらの先端部分だけが唇のように赤く染まっています。
白色の比率が9割ほどです。
リトルゼブラ
リトルゼブラという、ミディサイズの紅白の胡蝶蘭もあります。
リトルゼブラは赤色の胡蝶蘭をベースとしており、シマウマのゼブラ模様のように白いラインが入っている胡蝶蘭です。
赤色の比率が9割ほどです。
紅白の胡蝶蘭ミックス
赤色と白色の胡蝶蘭をミックスさせて紅白の胡蝶蘭にしている場合もあります。
赤色の胡蝶蘭1本と白色の胡蝶蘭1本の2本立ち、赤色の胡蝶蘭1本と白色の胡蝶蘭2本の3本立ち、赤色の胡蝶蘭2本と白色の胡蝶蘭1本の3本立ちなど様々な組み合わせがあります。
紅白の胡蝶蘭の相場
種類ごとの相場をまとめてみました!
リップ
リップの紅白胡蝶蘭は、2本立ちで17,000円前後が相場です。
リトルゼブラ
リトルゼブラの紅白胡蝶蘭は、2本立ちで4,000円前後が相場です。
ミディサイズなので、購入しやすい価格となっています。
紅白の胡蝶蘭ミックス
紅白の胡蝶蘭ミックスは、2本立ちで9,000円~12,000円が相場です。
紅白の胡蝶蘭を贈るのにオススメのシーン
縁起が良い紅白の胡蝶蘭は、通常の胡蝶蘭以上に「幸福が飛んでくる」胡蝶蘭という意味を強める効果があります。
このため、開業祝い、開店祝い、移転祝い、就任祝、昇進祝い、新築祝い、長寿祝い、誕生日祝い・母の日の贈り物・父の日の贈り物などの記念日の贈り物、ビジネスや個人事を問わず、ありとあらゆる祝事・慶事の贈り物として利用することができます。
お祝いごとには紅白の胡蝶蘭を贈ろう!
胡蝶蘭は何色の胡蝶蘭であっても、「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つとても良い花です。
さらに、日本国旗のデザインにも影響を与えるほどに古くから縁起が良い色の組み合わせとされる紅白の組み合わせを持つ紅白胡蝶蘭は、胡蝶蘭が持っている花言葉の意味をより強めるので、祝事や慶事の贈り物として特に最適です。
お祝いごとには是非、紅白の胡蝶蘭を贈ってみてくださいね!