胡蝶蘭ならではの魅力は?祝い花として人気の理由や選び方なども紹介
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胡蝶蘭には様々な種類があることをご存知ですか?
胡蝶蘭って名前は知ってるけど、詳しくはしらない、って方や、胡蝶蘭は好きだけど、どういうルーツで日本まで来たとか名前の由来まではしらないなーっていう方。
胡蝶蘭のことに詳しくなると胡蝶蘭を見る目が変わってもっと可愛がったり、もっと贈りたくなったりするかもしれません。
胡蝶蘭を贈る時の種類なども見て行きたいと思います。
胡蝶蘭が属する蘭の仲間は、世界中には1万5千種から3万程の種類があるといわれています。蘭だけで世界中には、そんなに咲いているなんて驚きですね。
しかし、日本に来ている蘭は、ごくわずかと言われています。
もともとランという名前が日本に来たのは、1500年ほど前で、「スズラン」などもその頃によばれていました。
しかし、鈴蘭はユリ科ですのでラン科でないものもランと呼ばれていた時代です。
明治時代に近代植物学が日本に入ってから、ランはラン科のものだけを呼ぶようになったのです。
こういった歴史を見ると、日本独自の「ラン」があったことが面白いですね。
因みに昔の日本では、綺麗で華やかで香りが良いものなどにランという名前を付けていたようです。胡蝶蘭自体も華やかで優雅なものなので「ラン」自体の定義は日本でも海外でも似ていたのかもしれませんね。
しかし東洋ランと呼ばれるランと、洋ランと呼ばれるランがあります。
胡蝶蘭は、南フィリピンなどの熱帯地域から来た洋ランです。
東洋ランとはなんだろうというと、「シュンラン属」や「シンビジウム属」の中で、日本や中国に生まれた種類を言います。
洋ランとの違いは、見た目が分かりやすく、線状の葉で、バルブは小さく、3枚の花弁からなっています。少し洋ランに比べると花が小さめの傾向にあるようです。
今の洋ランと呼ばれるシンビジウムやオンシジウムのランが日本にやってきたのは、明治時代である1889年でした。この頃には日本での育てる環境が整っていなくとても高価なものでした。
一年中手に入ることが出来る胡蝶蘭ですが、とても育てるのが難しいお花でもあります。
その胡蝶蘭がいまでは、交配や研究のお陰で、一般のお宅にも胡蝶蘭ギフトとして贈られるようになるまで発展してきました
胡蝶蘭という名前でももともと胡という漢字には、あごひげが垂さがった状態、命が長い、異民族、えびすなどなど意味があり、胡蝶蘭に関してはあごひげが垂れ下がった状態から全体に大きくかぶさるという意味があり、そこから胡という名前が来ているようです。
蝶というのも、ファレノプシス・アフロディテ(学名:Phalaenopsis aphrodite)という学名で、ギリシャ語で蛾のようなという意味があります。それはフィリピンなどの野生で生えている胡蝶蘭の仲間がそう見えたことからつけられました。
日本に胡蝶蘭が来たときにはもう今の胡蝶蘭の美しい見た目の状態で輸入されてきました。胡蝶蘭の綺麗な姿に、日本で縁起がいい蝶を重ねたのだと思います。
日本だと蝶々は綺麗で縁起物ですが、海外では蛾と蝶はそんなに違った意味はありません。
また日本と海外の文化の違いを感じることが出来るので名前一つでもまた面白いですね。
したがって胡蝶蘭の名前は、垂れ下がった状態の蝶のような蘭の花という意味だということが分かりますね。また、胡には異民族という意味もあることから、もともとあった日本の蘭と区別する為につけられたのかもしれません。
ラン科ファレノプシス属である胡蝶蘭は、東南アジアの温かいところで、木の上に根を張って一緒に生えている花です。木の根元にあるためいつも木陰になり、直射日光には弱くできています。
いつも湿気がある環境で育つため、湿度を好みます。しかし根腐れを起こしやすいので霧吹きで周りに水分を飛ばしてあげた方が喜びます。
今では家庭の冷暖房などの普及が広がったりして、胡蝶蘭が育ちやすい環境にもなってきましたね。
胡蝶蘭は豪華で華やかな見た目であるため、お祝いの席で多く使用されるお花です。
見た目が清楚で綺麗なので、亡くなった方を送る時にも使用されるほど需要が高いお花でもあります。
お祝いや法要の時に使われる白い胡蝶蘭ですが、実はもともとは真っ白の胡蝶蘭は存在していませんでした。
交配してやっと白い胡蝶蘭が出来たのですが、胡蝶蘭が発見されてから100年もの時間がかかるほどで交配の難しさが出ていますね。
今ではこの白い胡蝶蘭があるからこそ、どのシーンにでも使用できる胡蝶蘭になったように思えます。
何か贈るものを迷った場合、胡蝶蘭の白を贈ればどのシーンでも外すことないのではないでしょうか。
今は胡蝶蘭は、
・花びらが白色で中央が少し黄色い、白い胡蝶蘭
どの場面でも合わせることが出来る胡蝶蘭の定番品です。
・花びらが白くリップが赤い、紅白色
一つで白と赤があるので、おめでたい席にピッタリです。
・花びらがピンクで、中央は黄色の、ピンクの胡蝶蘭
結婚式や白の胡蝶蘭と合わせて紅白にしておめでたい雰囲気に
・花びらが黄色で、真ん中が赤い、黄色の胡蝶蘭
珍しい胡蝶蘭の色合いです。パッと目を引く色ですので、おめでたい席やお祝いの席にとても重宝します
このように胡蝶蘭には色の種類が沢山出ています。
また今では花びらに柄や文字を書いたものもあります。
昔とは違った胡蝶蘭が時代と共に変化していっているんですね。
どんどん手に入りやすくなってきた胡蝶蘭ですが、高級で特別なお花であることはまだまだ変わっていません。
このカテゴリでは、胡蝶蘭の豆知識をご紹介していきます。
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