胡蝶蘭は季節によって、栽培方法が変わってきます。
気温よって変化する胡蝶蘭の水やりや、置く場所、気温や湿度。
まだまだわからないことがたくさんあります。
今回は、そんな胡蝶蘭の季節の変化についてお伝えしたいと思います。
目次
いつだろう?胡蝶蘭の開花時期は?
胡蝶蘭が開花するのは、自然開花だと、一般的に4月~6月といわれています。
ですが、胡蝶蘭は開花時期というのではなく、一年中花を咲かせることができるのです。
温室や、光の当たる温かい場所であれば、冬でも開花することもあります。
胡蝶蘭は10度以下になると冬眠のような状態になってしまい、成長することをやめてしまいます。
開花させるためには、冬の温度管理が大切になってきます。
冬の温度管理さえできれば、胡蝶蘭は意外と簡単に開花させることができます。
胡蝶蘭は11月~12月頃から花茎が伸び始め、18度前後をキープできる季節になると、開花準備をはじめ、一カ月ほどで開花します。
開花すると、胡蝶蘭は一カ月~二カ月、花を咲かせ続けます。
開花した胡蝶蘭は霧吹きで加湿してあげる程度にしてあげましょう。
胡蝶蘭は水をあげすぎてはいけないので、乾燥してる程度で大丈夫ですよ。
水をあげすぎてしまうと、根腐れをおこしてしまいます。
胡蝶蘭の成長期!1月~6月の特徴と育て方
月ごとの胡蝶蘭の特徴をお伝えします。
・1月
寒い一月は、温度管理を大切にしてください。
15度以下にならないように、暖房がかかった室内に置いてあげましょう。
空気中が乾燥する時期でもありますので、乾燥しているようなら、霧吹きで湿らせてあげましょう。
・2月
一年で一番寒い二月です。
部屋の温度があまりにも低い場合には、発砲スチロールや段ボールで多い、保温してあげましょう。
ただし、寒いからといって、暖房やストーブの風を直接あてないように気を付けてください。
・3月
気温は低いですが、季節が春になり、日が長くなってきます。
カーテン越しの光をあててあげるために、胡蝶蘭を窓際に移動させてあげましょう。
暖かくなってきますが、植え替えにはもう少し待ってあげると良いです。
・4月
植え替えをするには、とても良い時期です。
胡蝶蘭は5月に成長期をむかえるので、4月の植え替えが最も、適しています。
日差しが強くなってくるので、直射日光をあてないように注意してください。
・5月
気温のわりに、日差しが強くなってきます。
胡蝶蘭は成長期のため、光をたくさんあたえることが必要ですが、必ず、カーテン越しの光をあててあげてください。
この時期は、胡蝶蘭の成長期のため、肥料も必要になってきます。
肥料についてお伝えしている記事もありますので、参考にしてみてください。
・6月
雨が多くなってきます。
胡蝶蘭に雨があたらないようにしてください。
できるだけ室内の光があたる場所に置いてあげてください。
湿気が多いので、観察をして、乾燥していたら水をあげてください。
乾燥していないところに水をあげると、根腐れをおこしてしまう危険があります。
気を付けてください。
胡蝶蘭が苦手!注意が必要な7月~12月
・7月
日差しが強くなってくる時期です。
晴れている日は、窓際ではない、風通しの良いところに置いてください。
胡蝶蘭が水を欲しがる時期なので、この時期は水をたっぷりあげてあげてください。
・8月
胡蝶蘭にとっては暑すぎる時期です。
70%の遮光が必要になります。
日差しをよけ、風通しが良いところで、葉に霧吹きで水をあたえてあげてください。
葉やけに注意が必要です。
・9月
秋といえども、まだまだ残暑があります。
油断禁物です。
直射日光に注意しましょう。
翌年、花を咲かせるために大切な時期です。
花のために、肥料が必要です。
・10月
秋になり、涼しくなってきます。
気温の変化が激しくなる時期です。
夜間、涼しいときは、15度以下にならないよう気を付けましょう。
・11月
この時期から花茎が出やすくなります。
日照時間が少なくなってくるので、 日中はできるだけ光をあててあげてください。
乾燥してくる時期なので、乾燥しすぎないよう、霧吹きをあててあげましょう。
・12月
一年で一番日照時間が短い時期です。
できるだけ日光にあててあげてください。
日が強すぎる場所だと、葉やけしてしまうので、葉を触って、熱くなってないか確認しながら日光にあててください。
月ごとの胡蝶蘭の栽培の注意点です。
参考にしてみてください。
季節によって何が違う?胡蝶蘭の季節の変化のまとめ
胡蝶蘭は季節によって、花を咲かせるためには手入れ方法が変わってきます。
胡蝶蘭が元気に成長するには、どの季節も大切ですが、冬が胡蝶蘭にとっては一番厳しい季節になります。
ですが、翌年にまた綺麗なお花が見れるよう、大切に育ててあげてください。
すると、きっと、毎年綺麗な胡蝶蘭に逢えると思います。
胡蝶蘭との思い出を増やしてみませんか?