プレゼントに蘭を贈ろうと思っても、種類が多くてお悩みの方はいませんか？この記事では、蘭の種類や胡蝶蘭の花言葉、お手入れの方法や少しでも長持ちさせるためのポイント、そして胡蝶蘭をプレゼントに贈ると良いおすすめの理由を中心にご紹介していきます。
いざ蘭の花をプレゼントしようと思ってフラワーショップに行っても、色とりどりの蘭を目の前にして、一体どれを選べばプレゼントとして喜んでもらえるのだろう？と困ってしまったことはありませんか？
この記事では、蘭の種類のご紹介をはじめ、プレゼントに贈るならどのタイプがおすすめかを中心にご紹介していきたいと思います。プレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
目次
プレゼントに贈るにはどんな蘭の花がいい？
みなさんは蘭の花をプレゼントに贈ろうと決めた時、どんなことを気にして、どんな思いを込めて贈りますか？迷った時には、花言葉を参考にしてみるという手もあります。蘭の花はどれも素敵な花言葉を持っているのでご紹介します。
また、一口に蘭といっても、その種類やカラーはたくさんあります。それでは、まず蘭の種類から見ていきましょう。
胡蝶蘭
花言葉は、「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」「共にする喜び」。
胡蝶蘭の属名である「ファレノシプス」は、もともとギリシャ語の「ファライノ（蛾）」と「オプシス（似る）」という2つの言葉の組み合わせから生まれた名前で、一見、蛾に似ていることから名づけられたと言われています。
一方日本では私たちがよく耳にする「胡蝶蘭（コチョウラン）」という名称で親しまれています。日本では蝶が優雅に舞っているように見えたことから、この美しい名前が付けられました。
また、後ほどしっかりご紹介しますが、蝶にちなんで「幸せが飛んでくる」や「共にする喜び」という、とても素敵な花言葉も持っています。
そんな胡蝶蘭ですが、暑さや乾燥に強く、1カ月以上綺麗に咲いた状態を保ってくれるという特質を持っています。しかし、寒さにはめっきり弱いので注意が必要です。
デンドロビウム
花言葉は「わがままな美人」「思いやり」「華やかな魅力」。
デンドロビウムは、東南アジアを中心に世界各地に広く分布している蘭の種類の一つで、日本では園芸種の洋ランとしてよく知られています。
特に目立った特徴はありませんが、茎が多肉の棒状になり、その節から数枚の葉が生え、花は丸みがかった大きめの花が咲きます。
愛好家の間では鉢植えで育てる方も多く、野生では樹上で育つことが多い蘭のタイプです。
シンビジウム
花言葉は、「華やかな恋」「誠実な愛情」「飾らない心」「素朴」。
シンビジウムは、東南アジアから日本にかけて自然に育っている原種をもとに作った洋ランの種類です。
寒さにも強くとても丈夫で、日光を当てるようにして育てると、とても綺麗な花を咲かせてくれます。
特徴としては、株の根元にある丸く大きく膨らんだ「バルブ」と呼ばれる部分に養分や水分をしっかり蓄え、生育に役立てています。
カトレア
花言葉は、「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」。
カトレアは中南米原産の洋ランで、もともと背の高い木にくっついて生活する植物のため、育てるときも根を濡れた状態で放置しないことが、うまく育てるためのポイントです。
鮮やかなカラーを持つタイプの花も多く、それでいて香りもとても良いので、ブーケやコサージュなどに多く使われます。
また大輪のカトレアは、プレゼントとしても大変重宝される品種の一つです。
グラマトフィラム
花言葉は、「誰にも負けない友情」。
グラマトフィラムは、最大級の株のサイズを誇る洋ランで、大型の洋ランとしてもよく知られています。
鉢植えを上手くし、大切に育てていくと、なんと購入時の2倍ほどまで立派に育ってくれ、黄色ベースの花に茶色や黒の斑点がはいるため、東南アジアの英語圏では「タイガーオーキッド」と呼ばれ、親しまれています。
夏に綺麗な花を咲かせる品種のため、夏のプレゼントとして、とても人気が高いです。
オンシジウム
花言葉は「一緒に踊って」「可憐」「清楚」。
オンシジウムは、小型でとても良い香りがする品種から、大型でボリュームたっぷりの品種まで様々なタイプが存在する洋ランですが、総じて鮮やかな黄色い花を咲かせます。
とても育てやすく、初心者の方でも挑戦しやすい蘭で切り花としてもよく利用され、花屋の店先でもよく目にすることが多いはずです。黄色のお花がとても可愛らしく、オンシジウムだけで作った花束も素敵ですよ。
贈りものにはやっぱり胡蝶蘭！その理由とは
これまでは、蘭の種類をいくつかご紹介しました。どの蘭の花もとても美しいですが、やはり群を抜いた華やかさなのが胡蝶蘭。
その綺麗な花を1カ月以上楽しめることや、世話にあまり手間のかからないことからも、プレゼントとして贈りやすいですね。
なぜ胡蝶蘭が贈り物に最適なのか、その理由について、さらに詳しく見ていきたいと思います。
縁起のいい花言葉
胡蝶蘭の代表的な花言葉は、「あなたを愛します」「幸福が飛んでくる」です。
どれも縁起のよい花言葉ばかりを持ち、花の色によって花言葉の意味も変わってくるので、プレゼントしたい相手に贈りたい意味を持った言葉の胡蝶蘭を選ぶようにしてもいいかもしれませんね。
ピンクの胡蝶蘭は、「あなたを愛する」という意味を強く持ち、定番の白の胡蝶蘭は「清純」「純潔」という意味を持ちます。
また、黄色は「幸福が飛んでくる」という意味を持ち、紫や青い胡蝶蘭には「誠実」「尊敬」という意味があります。
基本的に、結婚祝い、出産祝いには白い胡蝶蘭がおすすめです。大切な女性への贈り物や母の日のプレゼントにはピンクの胡蝶蘭がすすめられることも多く、取引先への贈答花としては白の大輪の胡蝶蘭や、青や紫色の胡蝶蘭が贈られることが多いようです。
また、胡蝶蘭の「幸せを願う」という意味には個人や会社などの関係性に関係なく、広い意味で贈ることができるという特徴を持っています。開店のお祝いなど公のイベントやプレゼントとしても扱いやすいため、多くの場面で用いられていますよ。
手入れが簡単
胡蝶蘭の手入れの仕方は、ポイントさえ押さえておけば簡単といわれています。
気を付けなければいけないポイントは以下の3つです。
- ①風通しが良い明るい部屋に置く
- ②水やりのタイミングや頻度に注意
- ③余分な水は必ず捨てる
それでは、各項目について簡単に説明していきましょう。
①風通しが良い明るい部屋に置く
胡蝶蘭を長持ちさせる最大のポイントは、温度・湿度・日当たりの管理です。
温度は20～25℃ほどがベストですが、最低でも10℃以上を保ち、湿度は70％ほどが適しています。
また、直射日光は避ける必要がありますが、明るい室内に置くことを心掛ける必要があります。
胡蝶蘭は暑さには強いですが、冬の寒さにはめっきり弱く、冬の暖房でも乾燥しすぎて枯れてしまうことがあるため、湿度が50％を切ってしまう状態の場合は、適度に葉や花に霧吹きで水をかけると乾燥を防ぐことが可能です。
②水やりのタイミングや頻度に注意
およそ前回の水やりから2〜4日経った頃、鉢の表面のウッドチップやコケがどれくらい乾燥しているかの確認をし、湿り気がほとんどなくなっていたら午前中に水やりをします。
これは、夜になると気温が下がり、胡蝶蘭自身が水を吸い上げる力が弱まるためです。
水やりのポイントとしては、ワンポイントから水を注ぐのではなく、鉢全体に水がまんべんなく行き渡るように、あちらこちらからの水やりを心がけることが大切です。
また、目安となる頻度は、1週間に1～2回で大丈夫ですが、まだ湿っているのに大量に水を入れてしまうと、根からの呼吸が不可能になり、根腐れをして枯れてしまう可能性も高くなるので、必ずしっかり乾燥しているのを確認してから水をあげるようにしてください。
③余分な水は必ず捨てる
先ほども書きましたが、胡蝶蘭の根は湿気にとても弱いため、水やり後にたまった鉢皿の水は必ず捨てるようにしてください。
夏の暑い時期に根の部分に湿気が多く含まれていると、蒸れからカビが生え、結果根腐れを引き起こす原因にもなりかねませんので、注意が必要ですし、通気性のいいところで管理することも長く胡蝶蘭を楽しむ大切な要素になります。
お返しの値段が予想しやすい
プレゼントをいただくのは嬉しいけど、一体お返しはどれくらいの金額のものにすればいいのだろう？と悩む方も多いと思います。
その点、胡蝶蘭の相場は1〜5万円とだいたい決まっているので、この金額の半額程度のお返しをすればいいと見当がつきやすく、贈る人にも贈られる人にも優しい贈り物となるのです。
いただいた胡蝶蘭へのお返しをするときはお礼状を添えるようにすると、感謝の心も伝わり、贈ってくれた方に自分の気持ちをしっかりと伝えることができるでしょう。
胡蝶蘭を買うならプレミアガーデン
プレミアガーデンでは、プレゼントやギフトにとても適した胡蝶蘭を全国にお届けしています。
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また、保証も充実していて、配送時の事故にあった場合や、すぐに枯れてしまった場合などは取り替えてもらえるなどのありがたいシステムもあり、ラッピングや木札、紙札などはすべて無料でサービスしてもらえますよ、
胡蝶蘭の購入を検討されている方は、プレミアガーデンで胡蝶蘭を贈ってみませんか？
胡蝶蘭の購入方法にお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
まとめ
今回は、さまざまな蘭の種類をはじめ、胡蝶蘭について、その特徴や育て方についてご紹介してきました。
蘭の中でも胡蝶蘭は、素敵な前向きになれる花言葉がたくさんあり、贈答用としても広く用いられています。また、値段の相場が決まっていることから、お返しを考えるうえでも悩みが少ないプレゼントの一つ。
贈り物でお悩みの方は、ぜひ胡蝶蘭を検討してみてください！