お祝いに贈る胡蝶蘭の本数には意味がある!値段やマナーも丸ごと紹介!

胡蝶蘭を贈る場合に悩みの種になりがちなのが本数です。胡蝶蘭の本数は見た目の華やかさや予算をきめる重要なポイントになってきます。

シーンによって求められる本数が変わってくるのも特徴で、プライベートなシーンなのか、ビジネスシーンなのかで基準が変わってきます。胡蝶蘭の本数を選ぶ場合に必要な情報と、基本的なマナーをまとめました。

胡蝶蘭の本数に偶数が少ない理由とは?

胡蝶蘭

胡蝶蘭の本数は奇数が良いとされています。これは陰陽道の考え方が影響をうけているためで、奇数は陽の数字で縁起が良く、偶数は因の数字で縁起が良くないとされているためです。

一本締めや三々九度に見られるように、縁起を担ぐ場面では奇数が良くもちいられます。
末広がりの八のように例外はあるものの、胡蝶蘭も、縁起を担ぐために本数を奇数にする場合が多いのです。

また、縁起が良い数字には九が含まれますが、く=苦ともとれることから使われることが少ないといった事情もあります。胡蝶蘭は花持ちが良いだけでなく、祝いの場に贈られやすいのが特徴です。

だからこそ、偶数は避け、めでたい数字である奇数が選ばれることが多くなっています。

本数別!胡蝶蘭の値段相場

胡蝶蘭

3本立て

価格帯は1、万円~5万円程度で、飾りやすく、贈りやすいのが特徴です。
5本立て、7本立てと比較すると小ぶりになりますが、その分スペースをとりません。

花を飾るスペースが限られる場でも、気兼ねなく贈れ、個人経営のお店のオープンなどに最適です。大輪のものを選べば、見栄えがするのも特徴で、予算の幅も大きくとれます。
カジュアルなシーンにも使えるため、非常に人気があるのが3本立てになります。

5本立て

価格帯は2万円~5万円前後で、3本立てよりもボリュームが増します。
開業祝いや移転祝いなど特別なタイミングや、取引先のパーティーなどに贈られることが多いのが5本立てです。

ビジネスシーンで利用されるケースが多く、失礼がない範囲が5本立てよりカジュアルや、プライベートに近い場合は3本立てのように選ばれることもあります。

また、普段は3本立てを送っている場所でも、10周年などの節目のタイミングは5本立てにするといった使われ方もします。

日頃の感謝を伝えるために、5本立てにするなど、気持ちを込めるための調整がしやすいのも特徴です。

7本立て

5万円から10万円以上のものまで、贅沢な印象を与えるのが7本立てです。
スペースをとるため、大規模なパーティーや劇場、舞台での公演にあわせて贈られることが多くなります。

ボリュームがある分重量もあること、花は繊細で取り扱いに注意が必要であるなど、手配と受け入れの負担の大きさも特徴です。注文や配達に関する注意事項も多いため、会場の受け入れ態勢も含めたチェックが必須になります。

多ければ良いわけじゃない!?胡蝶蘭の本数におけるマナー

疑問 女子

胡蝶蘭の本数は、相手のお返しや、置き場所を考えたうえで、選ぶ必要があります。
余りに豪華すぎると、贈られた側の負担になる可能性があります。

飾り終わって処分する時の手間も、考えなければならないため、好意の押しつけにならないように配慮するのがマナーなのです。

ビジネスにおいては、親会社や、さまざま取引先との力関係を、考慮する必要があります。
必要に応じて、関係各社と調整を行う意識も重要になります。
また、サイズが大きいほど搬入に気を使うことになります。

会場の受け入れ態勢をチェックしたうえで、負担がかかりすぎるものを避けるといった配慮も重要です。

シーン別!おすすめの胡蝶蘭の本数をご紹介

知人・友人の開店祝いなどのプライベートシーン

プライベートなシーンで選びたいのが、3本立てになります。個人のお店など、小さなお店は花を置くスペース自体が限られることが多くなります。

特に親しい親友や、日頃からお世話になっている相手には5本立て、それ以外は3本立てといったように、使い分けするのがおすすめです。
初めてのお店をもった場合など、門出の際は大きくするといった考え方もあります。

また、個人ではなく、友人一同として5本立てを用意し、波風が立たないようにするといった方法もあります。

お世話になっている企業などのビジネスシーン

ビジネスシーンの場合は5本立てが基本で、3本立てが選ばれる機会は少なくなります。
取引先の重要度や特別さに応じて、本数ではなく、花の大きさなどで、予算を調整していきます。

花の色も重要で、送る企業のイメージカラーに合わせる、社長の好みに合わせるなど工夫するのも方法です。就任祝いなどは役職の重さや、オフィスに置けるサイズかどうかなど、バランスに配慮する必要があります。

大規模なライブや催しごとなどに贈るイベントシーン

大規模なライブや、催しごとに最適なのが7本立てになります。
芸能の場では華やかさが求められるだけでなく、演者やスポンサーにとっても、特別な場であることがほとんどです。

企業名などをつけた札をつけ、目立たせることも、胡蝶蘭の重要な役割になってきます。
ただし、会場が小規模で、花を飾れるスペースが限られる場合は、調整が必要です。
事前に飾れるスペースを確認しなければ、花が無駄になる可能性もあります。

楽屋以外に飾れる場所がない場合は、3本立ても視野に入れる、何か別の差し入れと組み合わせるといった配慮も重要になってきます。

本数のバリエーションが多いおすすめ胡蝶蘭ショップはココ!

プレミアガーデン

プレミアガーデン

本数のバリエーション、予算に合わせた自由度の高さで選ぶならプレミアガーデンがおすすめです。

高品質の胡蝶蘭を割安な価格で贈ることができるのが魅力で、ほとんどの商品がラッピング・立て札やメッセージカードなどは、無料となっています。胡蝶蘭に添える立て札が別料金になるショップもあるため、追加料金を抑えられるのは大きな魅力です。

3本立てから7本立てでも、かなりの選択肢があるだけでなく、特別な、パーティーのための、10本立て以上の胡蝶蘭も扱っています。

東京23区や名古屋、福岡、首都圏の主要イベント会場には、一部商品を除いて注文当日に届けられるなど、対応スピードの速さも特徴です。

プレミアガーデン公式サイト

まとめ

胡蝶蘭を贈る場合は、本数やサイズ、置き場所なども考える必要があります。
お礼やお返しも含めてマナーになるため、贈る相手の事情にも、配慮することが大切です。

購入する前に、受け入れてもらえるか確認することや、スペースが十分にあるか聞くことも重要になります。お祝いや感謝の気持ちを込めるのはもちろん、相手の負担にならないように考えて選びましょう。