お店の開店祝いや誕生日のプレゼントなどお祝い事によく贈ることの多い胡蝶蘭。
とても存在感が強く、置いてあるだけでその場が明るくなり華やかな印象がありますよね。
しかし、なぜ胡蝶蘭は縁起ものとして親しまれているのでしょうか?
今回は胡蝶蘭がなぜ、「祝いギフトとして人気なのか」をまとめていきたいと思います。
さらに、「開店祝い」「誕生日」「結婚式」などシーンごとおススメの胡蝶蘭や、胡蝶蘭を贈るにあたっての注意点も一緒に紹介していきたいと思います。
目次
どうして胡蝶蘭はお祝い事によく使われるの?
胡蝶蘭はもらった後の手入れの手間がほかの花に比べて非常に少なく、花持ちがいいという点で好まれる傾向があります。
水やりも10日に1回ほどでいいので、とても簡単に長持ちさせることができますし、お花独特の強い香りもないため万人受けがいいとされているそうです。
他にもこんな理由がありました♪
花言葉がとてもいい
どんなお花も「花言葉」というものが存在します。
例えば、ユリの花言葉は「純潔」バラの花言葉は「愛」
このように、それぞれのお花の特徴や象徴性をもった意味になっています。
胡蝶蘭の花言葉は【幸福が飛んでくる・純粋な愛】
開店祝いに、結婚式に、どのお祝いシーンにも適している花言葉になっていますよね。
そのため、お祝い事にプレゼントをすると縁起がいいとされ選ばれるようになりました。
お花が長続きする
胡蝶蘭は元々、東南アジアの熱帯雨林に生息していた植物なので、周りの気候や環境には非常に強いお花です。
その為か、1か月以上お花を持たすことが出来るので、「お店が長く続く」という願いにかけて縁起がいいものとされています。
さらに華やかなお花を見て楽しめるという視覚での楽しみも長く味わえます。
シーン別おススメ胡蝶蘭
胡蝶蘭の大きさや花の色によって、どのシーンにプレゼントをするか決まっているってご存知でしたか?せっかく送るのであれば正しい意味をもつ胡蝶蘭を届けたいものです。
ここでは「開店祝い」「誕生日」「結婚式」の3つにわけておススメの胡蝶蘭を紹介していきたいと思います。
開店祝い
開店祝いで贈る場合、華やかさが大事になってきます。
おススメはしっかりとボリュームが出るもの!
開店祝いで一番人気の胡蝶蘭は「5本立ち、白、大輪」のもので、しっかりとボリュームがでるものになっています。
せっかくなら胡蝶蘭を贈ったお店には繁盛してほしいものですよね。
そんな願いをボリュームのある華やかな胡蝶蘭に変えて届けましょう。
※赤色の胡蝶蘭を贈るのは避けましょう。
誕生日
身内の誕生日や友達の誕生日の場合これ!といった決まりは特にありません。
友達や恋人、兄弟などに送る場合自分の予算にあったものを選びましょう。
色も、プレゼントされるが側が好きな色をチョイスするとより喜んでもらえるのではないでしょうか。
両親や祖父母など年上の人にプレゼントする場合、3本立ちの少し豪華なものを選んであげると特別感がでていいですよ。
結婚式
結婚式の贈り物として偶数は縁起が悪いと言われています。
理由として2、4、6などの割れる数は「別れる」といわれ、昔から避けられていました。
最近では、「ペア」という意味合いも考えられている為、偶数を避ける人は少なくなってきましたが、結婚式は新郎新婦の両親はもちろん、祖父母も参加する行事ですので偶数は避けたほうがいいでしょう。
おススメは3本立てです。
あまり大きすぎると式場から家に持ち帰るのが大変なので気を付けましょう。
色は「黄色」や「ピンク」などを選ぶと暖かい結婚式の雰囲気にぴったりの胡蝶蘭になるのではないでしょうか。
どういった胡蝶蘭が適しているかわかっていただけましたか?胡蝶蘭が決まれば後は送るだけですね。
胡蝶蘭を贈る前に知っておくべきマナーを紹介していきたいと思います。
胡蝶蘭を贈ってみよう!気を付けることは?
- 立て札
開店祝いに送る胡蝶蘭には必ず「立て札」を付けるようにしましょう。
開店祝いとなると大勢の人からお祝いの花が届くはずです。
立て札がないと届いた側も、誰からもらった花なのかわからなくなってしまう可能性があるからです。
さらに、お客さまに名前を売るアピールの場にもなるので必ずつけましょう。
- 真っ赤な胡蝶蘭は避ける
上にもちらっと書きましたが開店祝いで贈る場合は「赤」は避けてください。
「火事」や「赤字」を連想させる色とされています。
情熱的でとてもいい色ですが、お店や会社関連のお祝い事で贈るのは避けましょう。
- 広さをある程度確認
胡蝶蘭は大きければ大きいほど場所をとるため、事前に相手側にどれくらいのものなら
置いてもらえるか聞いておくことがベストです。
特に飲食店などは置く場所に限界があるかもしれないので、お店が近い場合は一度下見に行くのも手かもしれませんね。
- 前日にお花を贈ろう
オープン当日に胡蝶蘭を届けてもらうのはNGです。
なぜならば、当日はお客さんが入ったり、慣れない状況にバタバタしている可能性があります。
お店を開く人の事もしっかりと考えて胡蝶蘭は前日に配達してもらうようにしましょう。
まとめ
胡蝶蘭がお祝いのお花として選ばれている理由は、分かっていただけましたか?
見た目だけではなく、お花の意味合いとしてもお祝い事にぴったりでしたね。
贈る時のマナーに気を付けて素敵な胡蝶蘭を贈ってみてください♪