胡蝶蘭をご存知の方はたくさんいると思います。
ですが胡蝶蘭が販売される時に○本立ちという風に販売されていることを知っていますか?
本数によって贈る場所や金額が変わってきます。
今回は胡蝶蘭の三本立ちについてお伝えしていきたいと思います。
三本立ちってどのくらいの大きさ?
そもそも三本立ちとはどういったものなのでしょうか?
三本立ちとは、三つの株が一つの鉢に寄せ植えにしてあるのです。
株が三個なら三本立ち、五個なら五本立ちといわれるのです。
簡単に株が三つ寄せ植えされていると思われますが、寄せ植え作業はとても難しく職人さんがひとつひとつ手作業で行っています。
株を寄せ植えにするといっても、株によってひとつづつ花の咲かせ方は異なってきます。
そんな胡蝶蘭をバランスよく綺麗に見えるように寄せ植えをしているのです。
この作業には熟練の職人技が必要とされているのです。
三本立ちの胡蝶蘭といっても、大輪、ミディなど種類によって大きさが異なります。
一般的にお祝いなどで目にすることが多いのが大輪だと思います。
大輪の三本立ちはお祝いの定番です。
何を贈るか迷ったときは白い胡蝶蘭大輪の三本立ちともいわれています。
大輪の三本立ちは高さ80~90センチ、幅45~55センチくらいの大きさです。
想像してだけでも大きいですよね。
この大輪三本立ちがお祝いの定番とされている大きさです。
お祝いといっても開店祝いや開業祝いなど法人向けなどで使われることが多いのが胡蝶蘭の大輪です。
大輪の三本立ちと並んで人気があるのが、ミディです。
ミディは大輪よりも小ぶりですがそこがかわいらしく女性にとても人気があります。
大輪じゃ大きすぎる方にはミディが良いかもしれません。
ミディの大きさは大輪の約半分ぐらいです。
大輪を贈っても大きすぎて相手の方に迷惑かも?と悩んでいる方はミディの三本立ちが丁度よいかもしれませんね。
大輪は花びらもとても大きいです。
女性の手のひらくらいの大きさがあるのです。
それに比べてミディは花びらも大輪の約半分です。
ミディでも普通のお花に比べると大きいですよね。
大輪がどのくらい迫力があるのか想像できますね。
三本立ちの胡蝶蘭が良く使われるのはどんな時?
三本立ちの胡蝶蘭は、冠婚葬祭どんな場でも使用することができます。特に白い胡蝶蘭は間違いがないのでよく使われています。
迷ったら白の三本立ちともいわれるぐらい定番です。
特によく使われている場といえば、開店祝いや開業祝いなどのお祝いの席や葬儀や仏花としてお悔やみの場でも使用されています。
三本立ちの胡蝶蘭の中でも大輪はとても人気があります。
今まではお祝いの場での大輪は法人向けとされることが多かったのですが、近年では一般の方でも大輪を使用する方も増えてきているようです。
最近では普通の街のお花屋さんに三本立ちなら置いてあることもよくあります。
三本立ちの胡蝶蘭は普通のお花に比べると大きく豪華絢爛ですが、胡蝶蘭の中ではとても控えめで大きさも小さめです。
そのため使用しやすいというのもあるのかもしれませんね。
大きすぎても飾る場所に困るという場合があるので三本立ちが良く使われる理由の一つになります。
相手方のことを考えると三本立ちが丁度よいのかもしれませんね。
ビックリ!本数によっての金額の違い
今回は三本立ちについてお伝えしてきましたが、ひとくくりに三本立ちといっても金額も大きさもバラバラです。
本数によってどのくらいの金額の差があるのかご存知ない方も多いと思いますのでお伝えしたいと思います。
胡蝶蘭の三本立ちの平均相場は1万円~3万円といわれています。
この金額の差は輪数の差になります。
1万円~1万5千円前後ですと30~35輪くらいの胡蝶蘭になります。
ギフトとしてとても人気のある価格と大きさになります。
2万円~2万5千円前後になると35~40輪です。
金額が上がるとともに胡蝶蘭のボリュームも出てきます。
このくらいの金額になると法人向けになってきますね。
3万円前後になってくると五本立ちになってきます。
50~60輪ととても大きくなります。
一般の方への贈り物としては大きすぎる大きさになりますね。
これ以上の金額になってくると金額と比例して胡蝶蘭の本数も増えどんどん大きくなります。
胡蝶蘭は10万円するものもあります。
10万円以上になると、十本立ち100~130輪もの大きさになります。
ここまでいくと完全に法人向けになります。
幅が1メートルくらいあるので一般家庭にはなかなか置けないです。
まとめ
今回は胡蝶蘭の三本立ちについてお伝えしました。
三本立ちといっても大きさの差、金額の差、さまざまです。
また種類の差もあります。
おススメのものも紹介しましたが、胡蝶蘭をお贈りする際には、相手方のことを考えて贈りましょう。
胡蝶蘭は高価なお花なので、喜んでいただけると良いですね。