挿し木とは？わからない方も多いですよね。
挿し木と株分けって何が違うの？
そもそも胡蝶蘭って挿し木できるの？と、
分からないことだらけだと思います。
今回は、胡蝶蘭を増やしてみようという方の為に、胡蝶蘭の挿し木についてお伝えしていきます。
目次
挿し木って？胡蝶蘭を増やすことができるの！？
eyeImage / Pixabay
そもそも、挿し木の意味が分からない方も多いと思います。
挿し木とは、植物の茎や枝を土に挿して同じ植物を増やすことをいいます。
繁殖をさせるための方法の一つがこの挿し木です。
ですが、胡蝶蘭の場合切り花での挿し木はできません。
頂いた切り花の胡蝶蘭をもったいないと思う気持ちはわかりますが、残念ながら切り花になってしまった胡蝶蘭は挿し木ができないのです。
切り花の場合は鑑賞用として飾ってあげましょう。
胡蝶蘭は他の花と比べると花を咲かせている期間が長いのでその期間を楽しんでください。
切り花の場合、2週間は持ちます。
切り花ではなく、株がついている胡蝶蘭なら増やすことが可能です。
胡蝶蘭を増やすというのは一般家庭では大変難しいといわれていますが、不可能ではありません！
不可能ではない以上、チャレンジしてみても良いと思います。
胡蝶蘭を増やす方法は株分けになります。
株分けとは、植物の一部分を根と一緒に切り離して新しい胡蝶蘭をつくることです。
挿し木が植物の茎や枝を土に直接挿して増やしていく方法なら、株分けは株がついている根を分けて育てることをいいます。
育てている胡蝶蘭に子株がある場合には株分けに挑戦してみましょう。
高芽が出ている胡蝶蘭、子株が出来ている胡蝶蘭なら株分けができます。
高芽とは、茎に葉と根が生えてきたものを高芽といいます。
子株は名のとおり親株の横に小さな株が出来ていたらそれが子株です。
子株がないと株分けはできません。
子株がある場合にはぜひ株分けをしてみましょう！
胡蝶蘭を増やしてみよう！！
胡蝶蘭の株分けに挑戦してみましょう。
胡蝶蘭を増やすのは難しいといわれていますが、せっかく子株が出来ているのならチャレンジしてみるしかないですよ！
胡蝶蘭は育てるのが難しいといわれている中で、胡蝶蘭を株分けできるまで成長することができているのは胡蝶蘭の育て方や環境が良いということです。
栽培が上手にできているので株分けもできるかと思います。
子株が出来ているのは株分けのチャンスです！
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高芽を株分けする方法
- まず、根が5センチ以上になるまで株分けは待ちます。
- 親株から高芽を3～5センチを残して切り離しましょう。
この際、根を傷つけないように気を付けてください。 - 水苔に移動させます。あらかじめ水苔は吸水しておいてください。
- 高芽を水苔で覆い鉢に植えます。
鉢のサイズは窮屈なくらいで大丈夫です。大きすぎると水苔の量が多くなってしまい腐りやすくなる原因になります。 - 鉢に植えたら水苔で隙間を埋めていきます。
- ここまでで株分けは完了です。
ですが、その後の管理が大切になってきます。
定着をするまで、2週間は水やりをしないようにしてください。
場所は、日当たりがよく、風通しの良いところに置いてください。
直射日光は避けてくださいね。
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子株を株分けする方法
- 子株を株分けするには、親株ごと鉢から抜いていきます。
- 鉢から株を抜き、株についている苔を取り除いてください。
- 黒く腐ってしまっている根は消毒をしたハサミで切り取りましょう。
胡蝶蘭はとても繊細です。ハサミはきちんと消毒しましょう。 - 次に子株を親株から切り離します。
- 根に気を付けながら切り離してください。
あとは高芽のときと同じように鉢に植えましょう。
管理方法も高芽と同じです。
胡蝶蘭が株分けできる、ふたつの方法を紹介しました。
胡蝶蘭って増やすのが難しい植物なのです。
Foto-Rabe / Pixabay
胡蝶蘭は株分けをすることはできますが、増やしていくにはなかなか難しく大変な植物です。
株分けの際にも色々と気を遣わなければなりません。
株分けの初挑戦が胡蝶蘭というのは、難易度が高いかもしれません。
ですが、胡蝶蘭はとても生命力の強い植物なので、きちんと株分けをすれば胡蝶蘭自信が頑張ってくれるかもしれません。
ですので、一度チャレンジしてみると良いと思います。
胡蝶蘭は、温度管理と置き場所、水やりさえきちんとしてあげれば育てるのに手間がかかる植物ではありません。
育てるのに簡単な植物ではありませんが、綺麗な花を咲かせたときに達成感を感じることができるはずです。
達成感があると、植物を育てることが楽しくなりますよ。
初心者の方が、胡蝶蘭を育てることができれば、どんな植物でも育てることができると思います。
胡蝶蘭は、とても花が長く咲く植物です。
きちんと管理をして育ててあげれば何年、何十年と花を咲かせてくれます。
胡蝶蘭は15度以上の直射日光のあたらない場所に置き、水やりは1週間～10日に一度で大丈夫です。
水のあげすぎには特に注意しましょう。
胡蝶蘭にとって良い環境をつくってあげることが胡蝶蘭が成長する上でとても大切なことです。
胡蝶蘭は挿し木ができるの？どうすれば増やせる？のまとめ
胡蝶蘭を増やすには、とても手間がかかりますし難しい作業かもしれません。
ですが、せっかくの胡蝶蘭なのでできることはしてみてもいいかもしれません。
しかし、株分けはとても難しいといわれています。自己責任で行ってくださいね。
胡蝶蘭が綺麗な花を咲かせられるように、手間を惜しまずお世話してあげてみてはどうでしょうか？
胡蝶蘭は、とてもきれいに花を咲かせてくれると思いますよ。