胡蝶蘭の花が咲き終わった後、もう一度花を咲かせるためには、どのような管理をすると良いのか?もう一度花を咲かせることができるのでしょうか?
胡蝶蘭を長持ちさせ、もう一度花を咲かせるコツをお伝えしていきたいと思います。
目次
花が咲き終わった後、ひと手間かけるだけで次も咲いてくれる方法
胡蝶蘭は長いものだと、二か月近く咲き続け、長く楽しませてくれるお花です。
ですが、花が咲き終わった後のお手入れを、上手にすることで、胡蝶蘭は何年も花を咲かせてくれるお花なのです。
十年以上生きてくれることもあります。
胡蝶蘭の花は、茎の下から順番に花を咲かせ、枯れる時も咲いた順番に枯れていきます。
枯れてしまった花は、その都度、摘んであげると良いです。
そして全部の花が落ち切った後は、植え替えをしましょう。
胡蝶蘭の植え替えをする際には、ハサミは炙ってから消毒し、手も綺麗に洗ってから作業をしてください。
胡蝶蘭は繊細で細菌が入りやすいので気を付けてください。
細菌が入ってしまって病気にかかってしまうと、根腐れをおこしてしまうので、十分に注意が必要です。
まず、胡蝶蘭を一株づつ、鉢に植え替えます。このとき使う鉢は小さめで大丈夫です。
その際、腐ってしまっている部分があったら、思い切ってカットし、花茎の支柱を取ってください。
新しい鉢に、植え替えたら、茎を根元からカットします。
すぐに花を咲かせたい場合は、少し茎を残しても良いのですが、茎を残すことによって、胡蝶蘭の体力の消耗がはやくなってしまいます。
花が長持ちしなくなってしまうことが多いです。
根元からカットすると、株の力が蓄えられるますので、長く楽しみたい方は、根元からカットすると良いです。
こんなひと手間をするだけで、胡蝶蘭は元気に育ってくれます。
温度の管理と水やりを間違えると、大変なことになっちゃう!?
胡蝶蘭がもう一度芽を出して育ってくれるには、温度管理が大切になります。
胡蝶蘭は寒さにとても弱い植物なので、10度から30度をキープできるようにしてください。
5度以下になってしまうと、株が傷んで、花を咲かさなくなってしまいます。
細かい温度でいうと、夜間は15度、日中は25度ぐらいにキープできると良いです。
光は、直射日光は避け、レースカーテン越しに光をあててあげてください。
水やりは、表面が乾いている状態になったぐらいにあげれば良いです。
カラカラに乾くまであげなくても大丈夫です。
胡蝶蘭は乾燥に強く、湿気に弱い植物なので水のあげすぎには注意してください。
水をあげすぎてしまうと、根腐れしてしまいます。乾燥してるぐらいの方が、胡蝶蘭は元気に育ちます。
霧吹きで湿らす程度でも、大丈夫です。
水をあげる際には、冷たい水を与えないようにしてください。
冬でしたら、室温と同じぐらいの温度の水をあげてください。
冬は水の吸収が遅いので、気を付けてくださいね。
蒸れないように、風通しが良いところに置いてあげることも大切です。
直射日光があたらず、風通しの良い、温かい場所に置いてあげてください。
胡蝶蘭は手のかかる植物と思われがちですが、手をかけすぎるのも良くないようです。
手をかけるわけではなく、見守る程度でも胡蝶蘭は花を咲かせてくれることもあります。
それぐらい胡蝶蘭は繊細ですが、生命力は、とても強い植物です。
胡蝶蘭を長持ちさせれる置き場所はどこでしょう?
胡蝶蘭を長持ちさせるには、置く場所に気を付けましょう。
胡蝶蘭は乾燥に強い植物ではありますが、花びらが乾燥してしまうのは良くありません。せっかく咲いたお花に、直接エアコンや扇風機の風が当たってしまうと、花びらが乾燥してしまいます。
乾燥が進みすぎると、胡蝶蘭が長持ちしない原因になってきますので、夏の冷房と、冬の暖房は、気を付けてください。
置く場所は、レースカーテンで直射日光を遮った、窓辺、風通しがよければ、玄関もおすすめです。
冬は、長持ちさせるために、暖房が効いているお部屋の中に置いてあげましょう。
何度もいいますが、胡蝶蘭はとても寒さに弱い植物です。
夜でも、部屋が10度以下にならないようにしてあげることが理想です。
寒いからと言って、温かい風を直接あててしまうと、直射日光をあてた時と同じように、葉やけをして、ほんの少しの間に枯死してしまうことがあります。
人が過ごしやすい場所に置いてあげてください。
胡蝶蘭の花もちは、光が重要になってきます。
蛍光灯でもいいので、光があたる場所に置いてください。
おススメとしては、夏は玄関、冬は窓際がおススメです。
放置しないで!胡蝶蘭の花が咲き終わった後のひと手間のまとめ
胡蝶蘭にとって大切なことは、手をかけすぎないことです。
大切なお花に手をかけたい気持ちはありますが、ほどほどな距離感で、温かく見守ってあげることが、胡蝶蘭にとっては、良いのかもしれません。
難しそう、手がかかりそう、そんな風に思われることが多い胡蝶蘭ですが、案外さっぱりとした、手のかからない植物です。
何年も花を咲かせることができるお花なので、チャレンジしてみませんか?