知人や日頃お世話になっている方が、最前線で勝負をかけたにことに挑戦するときや、とても大切な行事やイベントに臨むときに、応援の意味を込めてお花やギフトを送り、その方の頑張りをねぎらうことを「陣中見舞い」といいます。
陣中見舞いで贈るアイテムとしては、ゴージャスな花束や花の鉢植えがとても一般的です。お花の中でも特に人気なのは胡蝶蘭だといわれています。それはなぜでしょうか?今回は陣中見舞いに胡蝶蘭が選ばれる理由を紹介します。
目次
陣中見舞いに胡蝶蘭がおすすめな理由
陣中見舞いは「頑張れ」といった気持ちを込めて相手に贈るアイテムのことをいいます。
一般的に陣中見舞いに贈られるアイテムとしては、花束や花の鉢植えが選ばれることが多いです。その中でもおすすめなのが「胡蝶蘭」です。
ここでは胡蝶蘭が陣中見舞いに選ばれる理由について解説していきます。
- 花言葉が良い
- 見た目が豪華
- 花が長持ちする
- 法律に引っかからない
花言葉が良い
花には一つ一つに花言葉があり、この花言葉に気持ちを込めたりする贈り方が主流になりつつあります。胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」といった意味が込められており、縁起が良いお花とされているため、陣中見舞いにピッタリです。
見た目が豪華
花言葉の意味がとても良くても、見た目がシンプル過ぎて陣中見舞いに合わないことがありますが、胡蝶蘭の見た目は非常に華やかで上品です。その見た目から、応援するという意味ではピッタリなお花といえるでしょう。
花が長持ちする
また、胡蝶蘭のお花は水やりをほとんど行わなくても、1か月ほど楽しむことができます。
陣中見舞いは、選挙など長期間の行事が多いです。そのため、始まってから終わるまでの間、見守り続けてくれる胡蝶蘭が選ばれます。
また、花が散る=負けるなどの縁起が悪いイメージを持つ方も多いですが、胡蝶蘭であれば花が落ちる心配は、ほとんどいらないでしょう。
法律に引っかからない
選挙関係で陣中見舞いを贈る場合は、贈るものに気を付けないと「法律違反」になってしまいます。例えばお茶菓子で頑張ってもらおう!と届けて、そのお菓子が陣中見舞いと見なされてしまった場合、苦労して当選しても無効になってしまうか可能性があります。
しかし、胡蝶蘭であれば法律違反ではないので、陣中見舞いとして安心して渡すことができるのです。
陣中見舞いを贈ろう!胡蝶蘭の選び方
胡蝶蘭にはとてもたくさんの種類や色があります。その中から陣中見舞いとして選ぶ場合、どんなポイントを意識したら良いでしょうか。ここでは、陣中見舞いで贈る胡蝶蘭の選び方を紹介します。陣中見舞いで胡蝶蘭を贈る場合、以下のことを考えて選びます。
- 花の色
- 大きさ
- ラッピングの色
花の色
豪華で華やかな色の胡蝶蘭を選ぶと思われがちですが、陣中見舞いとして胡蝶蘭を贈る場合「白」を選ぶのが良いとされています。白は純粋な色であるため、クリーンなイメージを演出することができるのが選ばれる理由です。
しかし、必ず白の胡蝶蘭を届ける必要はありません。相手のイメージに合わせてカラーの胡蝶蘭を贈ることもあるので、相談して贈るようにしましょう。
大きさ
胡蝶蘭は花の数や幹の本数でサイズ・金額が大きく変わってきます。基本的に陣中見舞いの場合は、3~5本立ちで50輪以上のお花が付いているものを選ぶのが良いでしょう。
大きすぎると置き場所に困るので、あまり大きすぎるものを選ぶのは避けるのが無難です。
ラッピングの色
陣中見舞いの場合、ラッピングにも気を付けなければいけない場合があります。
特に選挙活動の人に陣中見舞いを贈る場合、お金をイメージさせる「金色・黄色」はラッピングには不向きです。
赤やピンクなど優しい印象や活気のある色を選びましょう。
陣中見舞いを贈るタイミングはいつ?
陣中見舞いを贈る場合、日にちがとても重要になります。
贈るタイミングも縁起を考慮して「大安」に送るのが一般的です。陣中見舞いを贈りたい日にちが大安ではない場合、一番近い大安に合わせて胡蝶蘭を贈りましょう。
胡蝶蘭自体は長持ちするので、多少日にちをずらしても問題はありません。
また、贈ることが決まったら必ず相手に連絡を入れましょう。
相手に届け日を伝えておくことは、ビジネスシーンでは当たり前のマナーです。
よほど仲が良い関係出ない限り、サプライズで贈ることはおすすめしません。
相手の都合もあるので、必ず連絡を入れてから陣中見舞いを贈りましょう。
まとめ
陣中見舞いは相手を応援するために贈ります。そのため、贈るものは相手の負担を考えながら選ぶ必要があるでしょう。胡蝶蘭であればお世話も最小限で済みますし、花言葉も場面に合うものばかりです。
選び方やマナーをしっかりと考えて、素敵な胡蝶蘭を陣中見舞いとして贈ってみてください。その際に、メッセージを添えてあげるのもおすすめですよ。