ミディ胡蝶蘭の「3本立ち」「5本立ち」ってどっちがいいの?違いや利用シーンを解説

大切な日や、大切な人へ贈るお花として人気の胡蝶蘭。

蝶がひらひらとまうような花姿から「幸せを運んでくる」という花言葉も付いていて贈り物としてぴったりなお花です。

ただ、とても豪華で大きなお花なのでスペースや予算を考えると、あまり手が出せないと思っている方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな方には一回り小さいサイズで気軽に贈れる「ミディ胡蝶蘭」がオススメです。

今回はミディ胡蝶蘭を選ぶ際に大切な「3本立ち」・「5本立ち」の違いについて解説していきます。

「3本立ち」・「5本立ち」って何が違うの?

胡蝶蘭といえば、1つの鉢から複数の茎が伸びているお花のイメージですよね。

しかし、胡蝶蘭は根が小さいお花なので、綺麗で大きなお花を咲かせるために、1つの株から一本の茎になるよう間引いて育てていることをご存知でしょうか。

そのため、1つの鉢にたくさんの胡蝶蘭が伸びている場合は、その分だけ株を使って、1つの胡蝶蘭のように見せているのです。

ミディ胡蝶蘭は、3株から作られている「3本立ち」。5株から作られている「5本立ち」が人気です。

それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

大きさ・花数

ミディ胡蝶蘭は6〜9cmの可愛らしいお花を6輪〜14輪咲かせます。

高さは 40cm〜90cmくらい、幅は胡蝶蘭の種類や株の数で変わりますので、用途や送り先のスペースを考えて選ぶようにしましょう。

3本立ちのミディ胡蝶蘭の横幅は30〜50cmくらいです。

一人暮らしのお部屋に飾っても圧迫間を感じさせないサイズですが、華やかさも充分に感じることができますよ。

5本立ちのミディ胡蝶蘭の横幅は40cm~70cmくらいです。

3本立てと比べて一気に豪華な印象が増すので、気軽に送る用にはあまり向かないかもしれません。

逆にできるだけ豪華な胡蝶蘭を贈りたいときや、贈ったお花を目立たせたいという場合にはオススメのサイズです。

料金相場

胡蝶蘭の料金は、お花の数が多いほど高くなります。

お花屋さんによっては、ラッピングや、紙札・メッセージカード、送料など追加で料金がかかる場合があるので、選ぶ前によく確認しておきましょう。

3本立ちのミディ胡蝶蘭の料金相場は、10,000円〜15,000円程度。

5本立ちのミディ胡蝶蘭は、15,000円〜20,000円程度のものが多いです。

お花の数で料金が変わりますが、厳密にいうと蕾の数で決まるので、実際に届く胡蝶蘭は咲いているお花の数が商品ページの写真と前後する場合があります。

ただ、イメージと大きく異なることはほぼないのでご安心ください。

どうしても心配という方は、発送する前に実際に購入した胡蝶蘭の写真を送ってくれるサービスがあるお花屋さんもあるので、そちらで購入することをオススメします。

ミディ胡蝶蘭の利用シーン

ミディ胡蝶蘭は匂いや花粉が少なく、育てるのも比較的簡単なので、場所を問わず長く楽しんでいただけるお花です。

そのため胡蝶蘭を選ぶときは、相手のことを思うことも大切ですが、送り先の空間のこともよく考えることも大切です。

大きすぎたり小さすぎると、圧迫感や違和感を感じてしまうこともあるので、利用シーンに合わせてサイズや本数を選ぶようにしましょう。

3本立ち胡蝶蘭の利用シーン

3本立ちのミディ胡蝶蘭は、お祝い花として定番で、最も多く出回っているサイズです。

親しい友人のちょっとしたお祝い事にはもちろん、開業・開店祝い、昇進祝いなどのビジネスの場や、母の日のプレゼント。白い胡蝶蘭はお悔やみの場の御供花としてもよく利用されています。

一人暮らしのお部屋に飾っても違和感がないので、個人に向けて贈るのであれば、3本立ちの胡蝶蘭がオススメです。

5本立ち胡蝶蘭の利用シーン

5本立ちのミディ胡蝶蘭は、3本立ちの胡蝶蘭よりもボリューム感があり、人の目を惹くお花です。

そのため5本立ち胡蝶蘭は、上場祝いや、当選祝いなど、ほかにも祝い花が送られてくるような場所へ贈るにはぴったりの胡蝶蘭です。

もちろん個人へのプレゼントとしても、とても喜んでいただけます。

まとめ

胡蝶蘭はお花の数や、サイズによって金額は異なりますが、金額が高いほど喜んでもらえるというわけではありません。

胡蝶蘭を選ぶ際には、相手のことをよく考えて、贈る場所にあった胡蝶蘭を選ぶことが大切です。