胡蝶蘭をお手入れして毎年楽しめる花にする為にすること

胡蝶蘭を長く楽しむ方法

貰った胡蝶蘭の花が散ってしまった・・・

胡蝶蘭の花がしおれてしまった・・・

もう花が咲くこともないだろうし終わりにしてしまおうって思っている方、ちょっとまった!

胡蝶蘭は葉っぱの部分が元気であればまだ生きています。

きちんとお手入れをしてあげればまた次の年に綺麗な花を咲かせて楽しませてくれるんです。

今回は胡蝶蘭の元気を取り戻す簡単なお手入れ方法と、きちんとしたお手入れ方法を学んで次の年も綺麗な胡蝶蘭を楽しみたい方必見です。

胡蝶蘭の手入れは簡単!これだけすれば次の年も綺麗な花が咲く方法

花が落ちてしまった胡蝶蘭は、支柱を外してから茎を切ります。

え?茎を切ってしまうの?と思うでしょうが、実は茎が残っていることによって栄養分が茎に吸収されてしまい、うまく次の為に栄養が行き渡らなくなるので茎を切ることで、胡蝶蘭に元気を取り戻させるのです。

実は胡蝶蘭の茎の切る場所にコツがあります。

何年も花を楽しみたい場合は、思い切って茎を根元に近いところから切ります。2~5センチくらい残して短めに切ってください。すると茎に力が蓄えられ、胡蝶蘭の花が長く続くようになります。

こんなに切ってもちゃんと咲いてくれるのかって思うかもしれませんが、こちらの切り方だと花自体の寿命が長くなります。

切るものにもコツがあります。

綺麗なはさみを使わないとはさみから菌が茎に入り病気になってしまう可能性があります。きちんと消毒をしたはさみを使ってくださいね。

今ではマンションなどで気密性が高くなり温度の管理がしやすくなりました。温かいところで育ってきた胡蝶蘭が長く楽しみやすい環境になっているのです。

風が直接当たらない風通しがいいところに置いてあげて、直射日光に当たらないところで人が寒くない温度(15度から27度あたり)でおいておくと胡蝶蘭にとって最適な環境になります。

花を咲かせていくとなると、少し季節感を感じさせていくため花を切った後10月から11月頃少し外に置いてあげると3~4月につぼみが出やすくなります。

急に環境が変わってしまうと次の年に花が咲かない場合もあります。

それでも根が堅い場合はきちんと生きていて、また咲く可能性がありますのであきらめないでくださいね。

茎の状態で見極めて!二番花は胡蝶蘭の寿命を縮めてしまうかも?

胡蝶蘭の二年花

うまく管理すれば胡蝶蘭は年に二回花を咲かせてくれます。

それは花の茎を残して切ることです。花が枯れてきたら、根元まで切らずに茎を残して切ります。

2~3節目で茎を切ると、数か月後にまた花を咲かせてくれるようになります。

年に2回花を咲かせるようにすると、次に花が咲くのが遅くなってしまう可能性もあります

これは花を咲かせるために、次の茎に栄養がいかずに取られてしまうからです。

約4か月後に花を咲かせたいときは、花が咲いていたところから少し下の茎を切っておきます。元気がある茎だと横から茎が生え、新しい花を咲かせてくれます。

これを2番花といい、この2番花は1番花より数は少なめに咲くことになると思います。

切った部分から病気にならないためにも、消毒した綺麗な園芸用のはさみを使用してくださいね。茎を切ると株は弱ってしまいます。

二番花を咲かせようとすると花を咲かせる力が弱まってしまいます。そのケア株の力が弱まってしまったら胡蝶蘭事態の寿命が短くなってしまいます。

出来るだけ長く楽しみたいと思ったら根元に近いところから切ることで力を蓄え寿命が長くすることができ、うまくいけばまた翌年も綺麗な花を咲かせることが出来ます。

しかし何度でも花を咲かせて、胡蝶蘭の花を楽しみたいと感じたら二番花をすることをおすすめします。

確かに一度茎を切ってから1年後また咲くのか不安になってしまいますよね。

1年で何回も楽しめる胡蝶蘭ですが、胡蝶蘭の寿命を縮ませてしまうことは頭に入れておいてくれると嬉しいです。

やはり育てた方・胡蝶蘭を贈った方からすると長く楽しんでほしいなと感じるのではないかなと思うからです

肥料っているの??どこまでが胡蝶蘭は生きている状態?

例えば花が枯れて落ちた時に根元の方からバッサリ切ることで、また咲く可能性が高いことが分かりました。バッサリと切ったことで生きているのか不安になってしまうと思います。

胡蝶蘭は葉が腐ったり枯れたりしていない限り生きています。花が咲いていなくても根や葉には栄養を蓄えることからこの時期も水やりはしてあげてくださいね。

花を咲かせるために、栄養や力を蓄えている時期です。

花が咲く時期になったら肥料がいるのか?と沢山の肥料を与えてしまうかもしれません。

しかし、肥料の与え方にはコツがあります。

あまり肥料が必要でないと言われる胡蝶蘭ですが、芽が出るあたりに一番肥料が必要になってきます。新しい緑色の根が伸びてきてから肥料を与えるようにしてください。もし新しい根が生えていないようなら生えてくるまで待ちます。

大体5月頃になりますが状態によって時期は前後するので、見て判断していきます。

逆に10月頃の花が咲いていない時期に肥料を与えてしまうと根腐れを起こしやすく、株自体が弱りやすくなってしまいます。

肥料を与えるのは、新しい根が出てきた5月頃から9月頃までの間です。

洋ラン用の肥料がありますのでそれを使用すれば間違いはないですが、普通の肥料でも十分です。

液体の肥料はしっかり薄めて水を与えるのを同じように与えます。

固形の肥料だと一度7月頃に肥料をまき、9月頃にその肥料を取り除きます。

胡蝶蘭をお手入れして毎年楽しめる花にする為にすることのまとめ

折角手元に来た胡蝶蘭ですので、綺麗な花を楽しみたいと思いますよね。何年も花を楽しんだり、短い期間で何回も花を楽しんだりと楽しみ方もいろいろと選べるのも胡蝶蘭です。
胡蝶蘭の魅力をもっと発見して、プレゼントにしたり、自分でお迎えしたりしてみてくださいね。