葬儀に胡蝶蘭は贈れる?気になる相場と種類について

お祝いの時に贈るお花というイメージが強い胡蝶蘭。

お祝い事に選ばれる理由として、見た目が華やかで目立つからや、縁起のいい意味を持つお花として多くの人に親しまれてきました。

とても明るい印象のある胡蝶蘭ですが、葬儀や法事などのお悔やみ事に置いてあるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

決してめでたい行事ではないので、常識はずれでは?と思う方も多いかと思います。

今回は、葬儀などの行事でも胡蝶蘭のお花を贈ることができるのかをまとめていきたいと思います。

胡蝶蘭を贈るマナーとおススメの胡蝶蘭も一緒に紹介していきたいと思います。

葬儀に胡蝶蘭は贈れるの?

葬儀に送ってもいいとされているお花の条件は2つ。

白いお花であること

トゲがないこと

この2つを満たしていれば葬儀などでも贈ることは可能なのです。

葬儀に胡蝶蘭のお花は贈ることができます。

一見マナー違反に感じる方もいると思いますが、葬儀に胡蝶蘭が選ばれるちゃんとした理由がありました。

胡蝶蘭が癒す

真っ白で大きな胡蝶蘭は、悲しみで染まった人々を癒すとされています。

ズラリと並んだ大きな花びらが蝶に似ているとされていて、その姿が遺族だけではなく葬儀に参加した参列者などを癒してくれるのです。

胡蝶蘭を置いておくだけで会場を優しく包み温めてくれるんですね。

花持ちがいい

お花が枯れてしまう時ってなんだか悲しい気分になりますよね。

ただでさえ大きく落ち込んでいるのに、きれいなお花がすぐに枯れてしまうと悲しみが倍増してしまいます。

胡蝶蘭はその点長くお花を持たせておくことができる植物です。

葬儀が終わった後も花をすぐに枯らせることがなく長く遺族のそばに居座ってくれます。

長く花を咲かせることで、残された家族に癒しと生きる勇気を与えてくれるとされています。

さらに、胡蝶蘭はお水を上げる回数が少なくあまり手のかからないお花なので、急なお葬式などでドタバタしていて手が回らないといったことがあっても大丈夫なのです。

そういった点で胡蝶蘭が葬儀に贈るお花として選ばれるのです。

では、胡蝶蘭を贈る時のマナーを見ていきましょう。

葬儀に胡蝶蘭を贈ろう!注意しなければいけないことは?

葬儀に胡蝶蘭を贈る時もマナーは存在します。せっかく贈るのであれば失礼のないように送りたいですよね。

そこで、注意しなければならない方を紹介していきたいと思います。

相場

15000円~30000円程度。

あまり安すぎても失礼になってしまいます。生前の感謝も込めていいものを贈るようにしてあげましょう。

胡蝶蘭の色

胡蝶蘭にも様々な色がありますが、特に葬儀で避けなければならないのが「赤」「紅白」です。

赤や白が入っているのもはめでたい色とされているので、葬儀には向いていないです。

亡くなった方がよっぽど好きな色だった等きちんとした理由がない限り避けて白いお花を贈りましょう。

立て札

お供えのお花に立て札を付ける場合は、贈り主だけの名前を記載してください。

亡くなった方や親族の名前は書かないようにしましょう。

例・・・「供 胡蝶蘭次郎」これだけで大丈夫です。

ラッピング

ラッピングはしても大丈夫です。

しかし、事前に葬儀に使う事を購入したお店に伝えておくといいでしょう。

そうすることで葬儀に相応しいラッピングをしてくれます。

式場や親族の意向でお花などを贈れない場合があります。

訃報の段階で「供物・供え花辞退」などと連絡があった場合はお花などを贈ることができません。万が一わからない場合は一度親族に聞くといいでしょう。

葬儀におススメの胡蝶蘭

葬儀に贈る胡蝶蘭は大きく高品質ものがいいとされています。

一番おススメな胡蝶蘭はこちら

5本立ちの大輪の胡蝶蘭

色はもちろん白で、高級感も存在感もあるものになっています。

どんな胡蝶蘭を贈ろうか悩んでいる方はこの胡蝶蘭を贈れば間違いなしですよ!

三本立ち 大輪 39輪以上の胡蝶蘭

5本立ちよりは少しこぢんまりとしてしまいますが、お花が39輪以上ついているので

存在感はしっかりとあります。

予算的にも5本よりは少し抑えられるので、リーズナブルに贈ることが出来ます。

スタンドタイプのアレンジメント

とてもきれいな白いお花が集められたアレンジメントです。

胡蝶蘭も入っているので品もあり、豪華さもしっかりとあります。

3本立ちの胡蝶蘭と値段も変わらないのに様々なお花が入っているので、とてもお買い得です。

葬儀の胡蝶蘭を選ぶときには良質なものを選ぶように心がけましょう。

まとめ

葬儀などにも胡蝶蘭を贈ることができるということがわかりましたね。

しかし、お祝い花とは違い気を付けないといけないこともあります。

・赤や紅白は使わない

・お花を贈っていいか確認をする

胡蝶蘭を贈る際はこの2つを特に気をつけて考えてみてください。

さらに、胡蝶蘭を贈ることが決まった場合は、親族の自宅に配送をするか葬式の会場に贈るか決めておきましょう。

マナーを守って素敵な胡蝶蘭を届けてあげてください。

あなたの贈った胡蝶蘭が、誰かの心を励ますかもしれませんね。