胡蝶蘭とペットが同じ部屋に置いてあることありませんか？
胡蝶蘭がお部屋にあるととても綺麗ですよね。いつまでも飾っておきたいですし、いつでも見える位置に置いておきたいのが胡蝶蘭だと思います。
しかしそんな胡蝶蘭を狙っているのがペットです。
彼らは意外とお花を狙っています。
しかも毒をもっているお花だと、中毒症状が出てしまい最悪の場合亡くなってしまうこともあります。
お花だけでなく、お花の香りが出るアロマオイルでさえ体に悪いと言われているので胡蝶蘭も毒性があるのか心配になりますよね。
今回は気になる胡蝶蘭とペットの関係性についてみていこうと思います。
目次
胡蝶蘭をペットが食べた！！ペット別でみる胡蝶蘭の毒性とは。
Kadres / Pixabay
綺麗に飾ってあった胡蝶蘭がない！！気が付くとペットが食べちゃっている！！
とペットを飼っている人は慌ててしまいますよね。
結論から言うと、ペットに胡蝶蘭を食べられても毒性がありませんので安心できます。
そのためペットが胡蝶蘭を食べても大丈夫です。
しかし、普段食べなれていないものをたくさん食べてしまうと、普段とは違うウンチやおしっこになることもあります。
もし胡蝶蘭を食べてしまった場合は胡蝶蘭を手の届かないところにおいて、一日は様子見て、異変がないかチェックするようにしてくださいね。
犬が食べてはいけない基本的な食べ物は
- ネギ亜科の植物（ねぎ、長ネギ、ニラ、にんにく、ノビルなど）
- チョコレート（ココア）
- ぶどう
- アボカド
- キシリトール
ブドウが食べてはいけないものなのは意外ですよね。
ブドウがダメなので、ブドウを原材料にしたものもダメですし、レーズンもダメです。
猫が食べてはいけない基本的な食べ物は
- ネギ亜科の植物（ネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ノビルなど）
- チョコレート（ココア）
- ブドウ
- アボカド
- 生の魚介類
- アワビ
などがあげられます。
犬猫は共通して食べてはいけない植物が多く、少ないものでも命の危険がおきる場合があります。
このほかにも命には直接関係ないものの、体の調子を崩してしまう食べ物はたくさんありますので注意が必要ですね。
ウサギが食べてはいけない基本的な食べ物とは
- ネギ亜科の植物（ネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ノビルなど）
- チョコレート
- アボカド
- ジャガイモの皮と芽
鳥が食べてはいけない食べ物とは
- ネギ亜科の植物（ネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ノビル）
- チョコレート
- アボカド
- モロヘイヤ
鳥もウサギもどちらも食べてはいけないものが似ています。ネギ亜科の植物は与えないようにしてください。
基本的に人間が食べているものは与えないようにしてください。
糖類や塩分が多いだけでなく、毒性が強いものもあります。
カフェインや、アルコールも毒性が強いので与えないようにしてくださいね。
胡蝶蘭はペットに安全？安全じゃない植物とは
webandi / Pixabay
胡蝶蘭がペットに関係ないと分かっても少し不安ですよね。
胡蝶蘭は安全なのは、ラン科の植物だからともいえます。ラン科の植物にはほとんど毒性はありません。
しかし、同じ蘭という名前がつく植物でも強力な毒性を持った植物がいます。それは「鈴蘭（スズラン）」です。
実は鈴蘭は蘭という名前がついているのですが、ラン科の植物ではなくキジカクシ科のスズラン亜科です。別名アスパラガス科や、クサスギカズラ科ともいいます。
鈴蘭は人が食べてもその毒性の強さで亡くなることもありますので、ペットがいる家庭では持たないようにしてくださいね。
また、ネギ亜科はヒガンバナ科のうちの一つです。また定義するものによっては（新エングラー）ユリ目に属するといいます。
彼岸花はその名の通りお彼岸によく飾ることもありますが、ペットがいる家庭では飾らないように注意してくださいね。
彼岸花もユリ目も毒性が強く、特に猫を飼っているご家庭では匂いがすることも毒になるともいわれているほどです。以外かもしれませんがユリ目にはチューリップも含まれていてこちらも毒になります。
どういった植物が動物に影響を与えてしまうのでしょうか。
簡単にまとめてみたので参考にしてみてくださいね。
【犬】
イチジク、ザクロ、レモン、アジサイ、銀杏、など
【猫】
アロエ、ポインセチア、スズラン、アジサイ、トマト（茎と葉）、チューリップの球根、つつじ、ユリ、など
ユリ科はもちろん、サトイモ科、ナス科、ケシ科なども与えない方がよいです。
【ウサギ】
ワラビ、サツマイモ、ジャガイモ、朝顔、シクラメン、など
【鳥】
ほうれん草、トマト、キャベツ、ブロッコリー、オクラ、ポインセチア、朝顔、バラ科の植物、ポトス
といったようにたくさんあります。これはほんの一例です。
胡蝶蘭とペットは共存できる？
Sonorax / Pixabay
胡蝶蘭はペットと共存できる植物といえます。
胡蝶蘭の見た目は派手ですが、匂いも少なく毒性も少ないことからどんな場所や場合でも飾ることができる万能なお花です。
胡蝶蘭の花が贈り物に人気があるのもたくさんの理由があります。匂いが少なく花粉もあまり飛ばず、世話もそれほど必要なくて、花もちが1～3ヶ月と長いことで置く場所を選ばないからというのが理由ですがそれだけでなく、花言葉も人気が高くなります。
「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」
という意味がありますので、胡蝶蘭を手元に持っている方は幸福が飛んでくるかもしれませんね。
ペットとの暮らしに彩りを与えてくれるお花ですが、間違って飾ってしまうととんでもないことになってしまいます。
飾る前に調べて、飼っているペットと相性が合うものを選んでくださいね。
「胡蝶蘭をペットが食べちゃった！毒はあるの？すぐ病院いったほうがよい？」のまとめ
意外と私たち人間が普通に食しているものなどがペットにとって有毒であることが多いので、あまりあげないようにするのが良いですね。
胡蝶蘭はペットにとって毒性がないものだと分かりましたが、植物の中には摂取して中毒になったりすぐに死に至ったりするケースがあります。
ペットがいるご家庭では、植物を飾る前に飼っているペットにとって毒性があるかないかをよく確かめてから迎えてあげてくださいね。