胡蝶蘭を電車で運ばないといけない?電車や車での運び方のコツ

胡蝶蘭をいただいたけど電車で運ばなければいけないときや、車でそのまま運ばなくてはいけないときなどでてくることもありますよね。

本当は胡蝶蘭専門サイトや購入したお花屋さんで送ってもらうことが一番胡蝶蘭への負担にもならずに済むのですが、仕方ないこともあります。

そんな時はどうやって運んでいるのか、どうやって運ぶのが胡蝶蘭や人にとって負担になりにくいのか見ていこうと思います。

胡蝶蘭を運ぶのは大変?重さはあるの?

電車で胡蝶蘭を運ぶ

Hans / Pixabay

胡蝶蘭は華やかなイメージなのでとても大きく感じてしまいますよね。

そのためとても重いものを想像してしまうかもしれません。

しかし、胡蝶蘭自体の重さはそこまで重くありません。

胡蝶蘭は3列になっていたり5列になっていたり7列になっていたりと、その列の多さやつぼみの大きさと花の量で豪華さが変わってきます。

一番スタンダードな3列から5列も実は株はひとつずつ分かれています。

寄せ集めて列に見せているため、一つ一つの株の重さはそこまでありません。

植え込み材もミズゴケと言って土ではないので水を含めば重くなりますが、水をふくまないと土よりは軽くなります。

よって同じような大きさの観葉植物やお花に比べたら、軽く感じます。

胡蝶蘭が重たいと感じるのは、寄せ植えしている鉢という可能性があります。

しかし、胡蝶蘭のお花が咲いているときはとても大きいです。大輪と呼ばれる胡蝶蘭のお花の大きさは一つが11から15cm以上あります。

中輪(ミディ)胡蝶蘭では少し小さくなって3から6cm。

小輪(ミニ)胡蝶蘭で2から4cmと変わってきます。

お祝いなどで飾られることが多い胡蝶蘭は、大輪と呼ばれる大きなお花が使われることが多いです。また、数も3列で50輪以上、5列ですと100未満、7列ですと100を超えるお花が咲いていることになります。

運ぶときに胡蝶蘭にしておきたいこと

花が咲いている胡蝶蘭をどうしても運ばないといけないときは注意することがあります。

  • 花を保護する

花はどこかに触れてしまうだけでかなり傷んでしまいます。できるだけ胡蝶蘭の花が当たらないように保護してあげてください。

薄紙や不織布を使って一列になっている胡蝶蘭の花を保護します。

100均に売っている和紙でもよいでしょう。

お花につかないように縦に巻いてから、上と下をねじって止めておきます。実際はねじって止めた後、ステープラー(ホチキス)やクリップなどで止めるのですが、急なことで用意ができない場合は簡易的でもよいでしょう。

  • できれば箱に入れる

段ボールなどに入れて持ち運びをするのがお勧めです。胡蝶蘭を運ぶときも配達の場合胡蝶蘭の専用ボックスに入れて運んでいます。しかしこの専用の箱は2000円近くするものが多くお花屋さんやネットなどで手に入りますが、手に入れやすいものではありません。

高さがある段ボールなどに入れておけば、周りに花が当たりにくくなり持ち運びもしやすくなります。

  • 当たらないようにする

これは当たり前の配慮ですね。電車などで運ぶ場合ほかのお客様の迷惑にならないようにする必要があります。

混んでいる時間帯は避ける。

抱きかかえるか足元に置く。

とほかのお客さんの迷惑にならないようにします。

座席には胡蝶蘭を置かないようにしましょう。

できるならこうしたほうが運びやすい

胡蝶蘭を電車や車の運びやすい仕方

castleguard / Pixabay

どうしても電車や車などで何も保護をせずに運ぶ場合は、胡蝶蘭の花が傷みやすくなってしまいます。

運ぶ場合は抱きかかえて運ぶのが一番運びやすいかと思います。下の鉢の部分を抱きかかえるようにしましょう。

袋に入れて運ぶより、鉢を抱きかかえて乗るほうが楽です。

茎が折れないように気を付けて下さいね。

またできるならば花が終わってから運び出すのが一番です。

胡蝶蘭の花が終わったら茎をきれいなはさみで切ってしまいます。節がありますのでそれに合わせて根元近くまで切ってしまいます。すると残るのは葉っぱだけになります。

葉っぱだけになるとお花の分の高さもなくなるので、持ち運びやすくなります。

花をほかの部分に当たらないようにして運ぶことが大変なので、できるだけ花が終わってから運ぶようにするとよいでしょう。

株を一つ一つ分けてから運んだほうが、重さもないのでおすすめです。胡蝶蘭にとっても負担が減ります。

また、車で運ぶ場合もブレーキや横に曲がるときなどの遠心力で鉢が倒れないようにすることが大切です。座席に置くのではなく、座席の前の足を置く部分や、後ろの荷物を置く部分などに置くとよいでしょう。

もし箱に入れて運べる場合、車なら座席においてシートベルトをしてしまうのも手です。

しっかり固定してくれるので、安心して目的地まで運ぶことができるでしょう。

まとめ

電車や車などで運ぶ場合、ほかの方の迷惑にならないようにする必要があります。

人が多い時間帯には乗らないようにすることや、花が終わってから運ぶようにすると花も運ぶ私たちも負担が減りますよ。

しかしできれば胡蝶蘭はプロが運んでくれるサイトを使って運んでもらえることが一番です。胡蝶蘭を買うときは信頼できるサイトから買うようにすれば、運んでほしいところまで送ってくれるのでおすすめですよ。