胡蝶蘭といえば、綺麗で豪華で、誰が見ても高級なものとわかるお花ですよね。
それでいて花が咲いてしまえば管理が楽なのも魅力の一つです。
お祝いに贈られるととても喜ばれ、主張しすぎないのに存在感があるので、お誕生日のお祝いや、移転祝い、結婚祝いや出産祝いのお祝いの席だけでなく、葬儀や四十九日などにも贈ることができる、シーンを選ばないお花です。
そんな胡蝶蘭ですが、銀座で贈られることが多いお花でもあると思います。銀座で胡蝶蘭を購入すると相場の1.5~2倍ほどのお値段になってしまうこともあるようです。豪華に贈りたいからこそ、胡蝶蘭を安く、そしてしっかりと花が開いている胡蝶蘭を贈りたくはありませんか?
そんな気持ちに寄り添った案内ができればと思いまとめてみました。
目次
胡蝶蘭がお祝いの席で人気がある理由と高級花といわれる値段の秘密
胡蝶蘭は、ラン科のお花でもともとはフィリピンなどの南アジアからイギリスなどを回って日本に入ってきたお花です。
日本では胡蝶蘭が咲くには少し寒いため、花が咲くまでに時間も労力もかかります。つぼみが出てから4年ほどかからないと咲くことが難しいため、値段のほうもぐっと高くなります。
高級と言われているのは、生産者さんたちが花を咲かせるまで、根気強くお世話して咲かせてくれているからなんですね。
花が咲くと1~3ヶ月間花が咲き続け、環境にもよりますが2週間ほど水をやらなくてもいいので、水も肥料も必要最低限でいいのが胡蝶蘭の魅力です。
華やかさと高級感、また花言葉もお祝いなどで贈られる人をひきつけます。
日本の花言葉の「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」といった意味だけでなく、海外でも「love(愛情)」「beauty(美)」「luxury(高級、豪華さ)」「refinement(上品、優雅)」といった意味も込められているので、どの国に行っても胡蝶蘭は贈られた相手を喜ばすお花になっています。
匂いもなく花粉も飛ばないため飲食店などでも飾られていますよね。
胡蝶蘭を贈る場合の相場ってどうして決まっているの?銀座で贈る場合はどんな胡蝶蘭を選べばいい?
さて、胡蝶蘭を贈る際に気を付けたいのが、相場といわれているものです。
大体どのシーンでも2~3万円といわれることが多いのは、胡蝶蘭の値段ではなく、胡蝶蘭の値段と比例して関わってくる花(輪)の数のことです。
胡蝶蘭が飾られているときによく見るのが、一列に長く花が連なっていて、それが横に3本あったり5本あるものが多いと思います。
もともと胡蝶蘭は一つの株に一列の花が咲きます。その一つの株をポリポット(ビニールポット)や鉢に入れそれを寄せ合えしてまとめて3本にしたり、5本にしたりしています。
一株だと見た目もさみしくなってしまいますよね。
一株や二株で売られていたりする場合はミディ胡蝶蘭といって花が少し小ぶりなものが主流です。このミディ胡蝶蘭のお陰で手軽に胡蝶蘭を手にすることも可能になりました。
しかしお祝いで贈られる相場としては3本で花が大きめの大輪から贈られます。
飲食店などのお祝いや銀座のお店、楽屋花など贈り物とする場合などは、3本からが妥当になってくると思います。
3本の価格が大体2万円ほどから。
サイトを見ると直営店の通販などですと、1万5千円ほどとなっています。
一口に3本といっても咲いている花の大きさや数も関係してきます。大輪の数が同じ3本でも、30輪と50輪では印象がだいぶ変わってきますよね。
また価格も変わってきて、一般的に言われている金額だと3株(3本立て)の30輪ほど2万円ほどで、50輪ほどになると3万8千円程といわれています。もちろんお店によって違いますが、銀座の花屋さんの価格ですとこの金額にもう少し高くついていることが多いです。
銀座で買って贈ることもよいですが、時間などに余裕があるようであれば、価格帯が安めのところで、3本立てや5本立ての花が多くついているものを選んで贈ったほうが、見栄えもしますし、銀座にとっても見劣りしないものを選べます。
銀座では、3本立てを贈るより、5本立てを贈ることが多いといわれています。
3本立てでも少ない花の数よりは、50輪以上ついているものを贈られています。
会社へお祝いなどで贈る場合も、銀座のクラブなどへ贈る場合も、相場よりも高めに設定されていることが多いのです。
一般に2~3万円なら3~5万円ほどのものを贈るのが相場となっているようですね。
5本立てですと、60輪ほどで4万8千円程してきます。65輪で5万4千円程。70輪で6万円ほどになりますが、銀座で購入するともっと高くつくことが多いでしょう。
サイトだと60輪ほどが3万円で買え、70輪でも4万円しないのでお得になっていますね。
銀座の花屋さんで胡蝶蘭を買う場合と,サイトで送ってもらう場合のメリットデメリット
銀座のお花屋さんで買うこともメリットはあります。
思い立った時に贈ることができるのが花屋さんの魅力ですし、実際のお花を見て買うことができます。
すぐにお花がほしいけど、通販だと1日は最低かかることが多いので実際に花屋さんで買えばそのまま届きます。もちろんお花屋さんによって変わってきますが、すぐに対応してもらえるのはお花屋さんで直接買うのがいいです。
ネットなどの通販の場合だと、安い反面、売られているお店や評判を見ないと、贈られるまでどんなものが届くのか分からないので少し不安ですよね。
また、配達まで時間がかかってしまいます。早いところだと朝頼むと夜届けることができその日のうちに届くこともあるようですが、1日は見ておいたほうが良いです。
花屋さんで買うメリット
・すぐに用意してもらえる
・花屋さんと相談して選ぶことができるので、安心
・どんなものを用意してもらえるのか、目で見ることができる
花屋さんで買うデメリット
・値段が高くつく場合が多い
・花屋さんにあるもので用意するので、希望のものが置いていない場合もある
・わざわざそのお店に行かないと買えない
ネットなどの通販を利用する場合のメリット
・いいものを安く買える
・基本的にどこでも配送してもらえる。エリアを選ばない(サイトなどによって違ってきます。確認してください)
・手軽にどこでも買うことができ、贈ることができる
ネットなどの通販を利用する場合のデメリット
・実物が見ることができない
・余裕をもって買う必要がある
といったようにそれぞれメリット、デメリットがあります。
胡蝶蘭を贈りたい場合はきちんと見極めて、どこで買ったらいいのか、どういう風に選んだらいいのかを見て買い物していきましょう。
銀座で胡蝶蘭を贈るときに安くすませる秘密のまとめ
同じ胡蝶蘭を買うのでも、買うところによって値段が変わってきてしまうのは驚きですね。
銀座では書いてある相場より高くついているものがほとんどです。いいものを安く買えることができれば、贈る側も贈られた側もうれしいのでメリットだらけですね。