【胡蝶蘭のブーケ】結婚式に最適!花言葉の意味や価格相場まで徹底解説

純白の花びらが気品と優雅さを放つ胡蝶蘭は、結婚式のブーケに人気の花材です。胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持ち、新郎新婦の門出を祝福するのにふさわしい存在と言えるでしょう。

胡蝶蘭のブーケには、さまざまな魅力があります。上品で洗練された雰囲気を演出してくれるのはもちろん、花持ちが良いため式後も長く楽しむことができます。豪華さと高級感のある胡蝶蘭は、結婚式に格式高い印象を与えてくれる頼もしい存在です。

また、胡蝶蘭は白やピンクなど淡い色合いが多いため、ウェディングドレスとの相性も抜群です。純白のドレスに映える胡蝶蘭のブーケを手にすれば、花嫁の美しさがより一層引き立つことでしょう。

この記事では、花嫁に人気の胡蝶蘭のブーケについて、その魅力や種類、値段の相場、選び方のポイントなどを詳しく解説します。胡蝶蘭のブーケを検討している方は、ぜひ参考にしてください。


胡蝶蘭

ウエディングにおすすめ!胡蝶蘭ブーケの魅力

まずは、胡蝶蘭のブーケの魅力について解説していきます。

  • 胡蝶蘭の花言葉と縁起の良さ
  • 結婚式に人気の理由

一つひとつ確認していきましょう。

胡蝶蘭の花言葉と縁起の良さ

胡蝶蘭は、蘭の女王とも呼ばれる高貴な花です。その美しさから、花言葉には「幸福が飛んでくる」「幸せを呼ぶ」「飾らない美しさ」などの意味があります。

胡蝶蘭は、日本の文化としてめでたい席で使われることが多く、結婚式でも花嫁に人気の花となっています。また、「蘭」には「家系が絶えず末長く続く」という意味もあり、子孫繁栄を表現しています。このように、胡蝶蘭は花言葉と縁起の良さから、結婚式に欠かせない花となっているのです。

結婚式に人気の理由

胡蝶蘭のブーケが結婚式に人気の理由は主に3つあります。

第一に、胡蝶蘭は高級感と気品を感じさせるので、格式高い結婚式にぴったりです。 第二に、胡蝶蘭の大輪の花は存在感があり、ブーケとして持つと豪華な見映えになります。 第三に、純白の胡蝶蘭はウエディングドレスとの相性が良く、花嫁の美しさを引き立てます。

純白の美しい胡蝶蘭のブーケを持つ花嫁の姿は、ゲストの目を引き、式をより一層華やかに彩ります。

胡蝶蘭ブーケにおすすめの種類

次に、胡蝶蘭のブーケでオススメのアレンジメント形式を解説していきます。

  • ラウンド型
  • ティアドロップクリスセント型

ドレスや会場の雰囲気を考えてどちらが自身の求める形なのか想像してみてくださいね。

ラウンド型

ラウンド型は、丸みを帯びた球体のような形が特徴的な胡蝶蘭のブーケです。花をコンパクトにまとめることで、上品さと可愛らしさを兼ね備えています。

ラウンド型の胡蝶蘭ブーケの特徴は以下の通りです。

  • 丸みのあるシルエット 

花を丸く束ねることで、柔らかな雰囲気を演出

  • コンパクトなサイズ感 

持ちやすく、動きやすいサイズ

  • 花の密度が高い

花をぎゅっと詰めることで、豪華な印象

ドレスを選ばず合わせやすいラウンド型は、清楚でかわいらしい雰囲気の花嫁におすすめです。

ティアドロップクリスセント型

ティアドロップクリスセント型は、涙型とも呼ばれるデザインの胡蝶蘭ブーケです。上部がラウンド型のように丸く、下に向かって細くなるシルエットが特徴的です。

ティアドロップクリスセント型の胡蝶蘭ブーケの長所は、エレガントな印象を与えられる点です。流れるようなフォルムが上品で洗練された雰囲気を演出してくれます。

また、縦長のシルエットがスタイルアップして見えるのもポイントです。マーメイドラインやAラインのドレスとの相性も抜群です。

一方で、ラウンド型と比べると少し重さを感じやすいというデメリットもあります。

ティアドロップクリスセント型の胡蝶蘭ブーケは、クラシカルでエレガントな印象の結婚式におすすめです。純白の胡蝶蘭を使えば上品で清楚な花嫁姿を演出できるでしょう。

胡蝶蘭のブーケの値段相場

胡蝶蘭

胡蝶蘭のブーケの値段は、含まれる胡蝶蘭の本数やアレンジメントのサイズ、デザインの複雑さなどによって異なります。一般的な相場は以下の通りです。

胡蝶蘭の本数 値段の目安
5本程度 15,000円〜30,000円
10本程度 30,000円〜50,000円
20本程度 50,000円〜80,000円

上記はあくまで目安であり、胡蝶蘭の品種や季節、フローリストによっても価格は変動します。

高級品種の胡蝶蘭を使用したり、ボリュームのあるアレンジメントを希望する場合は、10万円を超える場合もあります。一方で、比較的リーズナブルな胡蝶蘭を使ったシンプルなブーケであれば、1万円台から用意できるでしょう。

予算に合わせて、胡蝶蘭の本数や種類、アレンジメントを調整するのがおすすめです。

胡蝶蘭のブーケの選び方

次に、胡蝶蘭のブーケの選び方を解説します。

  • 予算に合わせて選ぶ
  • 好みの色やデザインで選ぶ
  • 結婚式のテーマや会場との調和で選ぶ

一つずつ確認してみましょう。

予算に合わせて選ぶ

胡蝶蘭のブーケは予算に合わせてサイズや種類を選ぶことができます。価格の目安は以下の通りです。

サイズ 本数 価格帯
Sサイズ 5〜9本 1万5千円〜3万円
Mサイズ 10〜19本 3万円〜5万円
Lサイズ 20〜29本 5万円〜8万円
LLサイズ 30本以上 8万円以上

予算が限られている場合は、Sサイズやミディ胡蝶蘭を選ぶのがおすすめです。一方、ゲストを圧倒したいなら、存在感のあるLサイズ以上がよいでしょう。

また、アレンジメントの形式によっても値段は変わります。シンプルなラウンド型なら低価格で抑えられますが、流れるようなデザインのクリスセント型は高価になる傾向にあります。

好みの色やデザインで選ぶ

胡蝶蘭のブーケはさまざまな色やデザインがあるため、花嫁の好みに合わせて選ぶことができます。定番カラーは白やピンクですが、珍しい色だと、黄色い胡蝶蘭があります。

カラー イメージ
純粋、清楚
ピンク 可愛らしさ、愛らしさ
黄色 幸福、豊かさ

デザインも、シンプルなものからゴージャスなものまで多岐に渡ります。胡蝶蘭のみのシンプルなデザインだけではなく、バラやカーネーションなどを合わせたデザイン、かすみ草やグリーンを多く使ったナチュラルなデザインもおすすめです。

花嫁のウェディングドレスの雰囲気に合わせたり、好きな色やイメージに合うデザインを選んだりすると、より思い出に残るブーケになるでしょう。

結婚式のテーマや会場との調和で選ぶ

胡蝶蘭のブーケを選ぶ際は、結婚式のテーマカラーや会場の雰囲気との調和を考慮するのもおすすめです。

テーマ・雰囲気 おすすめの胡蝶蘭ブーケの色合い
純白ウェディング 真っ白な胡蝶蘭で統一感を
ナチュラル グリーンを合わせた柔らかな色合い
上品・エレガント ピンクや薄紫などパステルカラー
和風 赤や紫をアクセントに

式場の内装や雰囲気に合わせたブーケを選ぶことで、より一層華やかで統一感のある演出になります。 ブライダルコーディネーターや花屋とよく相談して、理想のブーケを作ってもらいましょう。

胡蝶蘭ブーケの依頼方法

胡蝶蘭

次に、胡蝶蘭ブーケの依頼方法を紹介します。

  • 花屋の選定・依頼
  • 打ち合わせ・見積もり
  • 納期や注文のタイミングの確認

花屋の選定・依頼

結婚式の主役である新郎新婦のお二人らしさを表現するために、オリジナルデザインの胡蝶蘭ブーケを依頼するのもおすすめです。フローリストに直接相談することで、お二人のイメージに合ったアレンジメントを作ってもらえます。

オリジナルデザインを依頼する際は、希望を叶えてくれる花屋選びが重要です。以下の観点から、信頼できるお店を探しましょう。

観点 確認すべきポイント
過去の実績 SNSや口コミで、満足度の高い胡蝶蘭ブーケの写真をチェック
コンセプトの理解度 希望をヒアリングする際のフローリストの提案力や理解力
対応の良さ 初回の問い合わせ時の応答の速さや丁寧さ

実績豊富で腕の良い花屋であっても、コンセプトの理解度や対応の良さにばらつきがあります。直接店舗に足を運んだり、メールや電話で実際にやり取りしてみることで、相性の良いお店を見極めましょう。

打ち合わせや見積もり

オーダーメイドの胡蝶蘭ブーケを注文する際は、フローリストとの打ち合わせが重要です。まずは、以下のような内容を伝えましょう。

  • 希望するブーケのイメージ(色、デザイン、サイズなど)
  • 結婚式の日程や会場の雰囲気
  • ブーケに使用する胡蝶蘭の種類や本数
  • 予算の上限

これらの情報を基に、フローリストがオリジナルデザインを提案してくれます。打ち合わせで合意したら、正式な見積もりを出してもらいましょう。見積書には、ブーケの詳細なデザイン画や使用する花材、価格、納期などが記載されています。内容を十分に確認し、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。

納期や注文のタイミングの確認

オーダーメイドの胡蝶蘭ブーケを依頼する際は、納期や注文のタイミングを事前に確認しておくことが大切です。一般的なブーケの注文のタイミングの目安は、挙式の2~6ヶ月前です。特に生花の胡蝶蘭は開花のタイミングや仕入れ状況で納期が変動することがあるため、早めの注文がおすすめです。

また、ブーケの制作には一定の時間がかかります。デザインの打ち合わせや見積もりの段階で、必ず納品予定日を明確にしておきましょう。

ブーケ制作の一般的なスケジュールは以下の通りです。

  1. 挙式の3~6ヶ月前:ブーケのデザイン決定、見積もり依頼と承認
  2. 挙式の2~3ヶ月前:詳細な打ち合わせ、材料の手配
  3. 挙式の1~2週間前:ブーケの制作、仕上がりの確認
  4. 挙式当日:ブーケの納品、最終確認

このようなスケジュール感を念頭に置きつつ、結婚式の日取りが決まったらなるべく早めにブーケの依頼をすることで、理想のブーケを手に入れることができるでしょう。

胡蝶蘭ブーケの保管方法と活用の仕方

最後に、胡蝶蘭ブーケの保管方法と活用の仕方を紹介します。

  • 式後の保管方法と日持ちの目安
  • ブーケの残し方(ドライフラワー、押し花など)
  • 思い出の品としての活用アイデア

以下の項目で詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

式後の保管方法と日持ちの目安

胡蝶蘭のブーケは結婚式後も大切に保管したいものですね。適切な方法で保管することで、美しさを長く楽しめます。

以下の表は、胡蝶蘭ブーケの保管方法と日持ちの目安をまとめたものです。

保管方法 日持ちの目安
水挿し 約1週間
ドライフラワー 2〜3ヶ月
押し花 半永久的

水挿しの場合は、茎を斜めにカットして清潔な水に挿します。水は毎日取り替えましょう。直射日光を避け、涼しい場所で保管するのがポイントです。

ドライフラワーや押し花にすれば、半永久的に美しさを保てます。ドライフラワーは風通しの良い日陰で十分に乾燥させます。押し花は専用の押し花器で挟んで乾燥させましょう。

大切なブーケをできるだけ長く楽しむためにも、保管方法を工夫してみてくださいね。

ドライフラワーや押し花の作り方

せっかくの胡蝶蘭のブーケは、結婚式の思い出の品として残しておきたいですよね。ドライフラワーや押し花にすることで、美しい姿のまま長く保存することができます。

ドライフラワーにする方法は以下の通りです。

  1. ブーケを逆さまにして、風通しの良い日陰で1〜2週間吊るして乾燥させる
  2. 乾燥剤を使って1週間ほど乾燥させる

一方、押し花にするには次のような手順で作業します。

  1. ブーケを分解し、1輪ずつ花びらをていねいにはがす
  2. 花びらを台紙に並べ、上から和紙を被せる
  3. 辞書など重たい本で花びらを挟み、1〜2週間置いておく

ドライフラワーや押し花にした胡蝶蘭のブーケは、額に入れて飾ったり、レジンに閉じ込めてアクセサリーにするなど、素敵なインテリアやお守りとして活用できます。大切な思い出を形に残して、いつまでも色あせない記憶として残しておきましょう。

まとめ

胡蝶蘭のブーケは、花言葉の良さから結婚式に人気のアイテムです。ラウンド型やティアドロップクリスセント型など、好みのデザインや予算に合わせて選ぶことができます。

胡蝶蘭ブーケを選ぶ際は、予算や式場の雰囲気に合ったデザイン・色を意識しましょう。また、結婚式のテーマや会場との調和も大切なポイントです。

花屋への依頼時は、見積もりや納期の確認をしっかりと行うのがおすすめです。式後はドライフラワーや押し花にして思い出を残すのも素敵ですね。

胡蝶蘭のブーケで、特別な1日を彩ってみてはいかがでしょうか。