自分で購入するより贈り物として貰うことの多い胡蝶蘭。持ちが良いお花ですが、いつかは枯れてしまいます。せっかく頂いたなら、いつまでも飾っておきたいというのが本音でしょう。そこでおすすめなのが「ドライフラワー」に仕上げることです。とはいえ胡蝶蘭はドライフラワーにぴったりなお花とはいえません。そんなお花ですが、ドライフラワーにできるのでしょうか。ここでは、胡蝶蘭をドライフラワーにする方法やおすすめの方法を紹介していきます。
目次
胡蝶蘭はドライフラワーにできるの?
お祝いのシーンでよく贈られる胡蝶蘭は、ギフトに選ばれるだけあって豪華でいつまでも楽しみたいという方も多いお花です。そこでおすすめなのがドライフラワーにしてアレンジすること!しかし、胡蝶蘭のドライフラワーはあまり聞くことがありませんが、胡蝶蘭はドライフラワーにすることはできます。しかし他の花に比べてとても難しいです。
その理由は、胡蝶蘭の花びらは厚くしっかりとしているので、簡単には乾燥させることができないからといわれています。さらに1般的にドライフラワーに向いている花びらの多いお花でもないのでドライフラワーに向いていません。
しかし、先ほども少し述べたようにできないことはないので、胡蝶蘭をドライフラワーにしたいのであれば工夫が必要になります。
胡蝶蘭を自分でドライフラワーにする方法
ドライフラワーにするのが難しい胡蝶蘭をドライフラワーにするには、どうすれば良いのでしょうか。まず、ドライフラワーを作る方法は3つあります。その特徴を解説します。
シリカゲル法
シリカゲル法は、お菓子などの乾燥剤にも使われるシリカゲルを使った方法です。
この方法は、とにかくお花が綺麗な色のまま保存ができるので、胡蝶蘭の綺麗な「白色」を保ったまま保存することができます。特別な道具を使って作業をするわけでもないので、誰でも簡単にドライフラワーを作ることができます。1度使用したシリカゲルは、フライパンで炒めることで再度使用することもできるので、経済的にもおすすめです。
ドライ・イン・ウォーター法
ドライ・イン・ウォーター法は、お花を少量の水にさして少しずつ蒸発させていく方法です。
この方法も、特別な物を用意しなくても良いので簡単な方法ですが、シリカゲル法と比べると時間がかかり、色が悪くなってしまうことがあります。
茎が曲がっていると失敗しやすいので、茎が真っすぐなお花で行うのがおすすめです。
ハンギング法
ハンギング法とは、花を逆さまにして吊るして自然乾燥させる方法です。お花を吊るすだけなので、とっても簡単にドライフラワーを作ることができます。しかし、ドライ・イン・ウォーター法と同様でお花の綺麗な色はあまり残らないので注意が必要です。
シリカゲル法で胡蝶蘭をドライフラワーにしよう!その方法と手順
いくつかドライフラワーの方法を紹介してきましたが、今回は胡蝶蘭の綺麗な「白色」が残るシリカゲル法を取り入れる方法を紹介していきます。
シリカゲルには高い吸湿性があるため、それを利用して花の水分をシリカゲルに吸わせていきます。
- 胡蝶蘭がすっぽりと収まるタッパー等の蓋付きの容器に、ドライフラワー用のシリカゲルを容器の3分の1程度敷き詰めます。
- 敷き詰めたシリカゲルに、胡蝶蘭を置くための浅めの穴を作ります
- 胡蝶蘭を浅く作った穴に置き、その上から少しずつ新しいシリカゲルをかけていきます。
- 花びらの隙間も埋めるように、全体をシリカゲルで覆ったら、蓋をして1週間程度放置します。
この時、隙間なくシリカゲルを敷き詰めないと、シリカゲルに触れていない1部だけが乾燥しないで残ってしまうので、小さな隙間まで、花びら全体にシリカゲルが触れるようにしましょう。
1週間程度放置したら、形を壊さないようにそっと胡蝶蘭を取り出せば完成です。
大輪の胡蝶蘭はドライフラワーにするには不向きですが、できないわけではありません。
豪華な大輪の胡蝶蘭でドライフラワーを作ってみたいという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
ドライフラワー用の胡蝶蘭を買うならプレミアガーデンがおすすめ
プレミアガーデンでは、価格帯も幅広く、様々な色や大きさの胡蝶蘭を、他店よりも低価格で取り扱っています。
価格帯も様々ですので、まずは安い胡蝶蘭からはじめてみて、大輪胡蝶蘭のドライフラワーにも挑戦してみるのが良いでしょう。
もちろん、胡蝶蘭やその他のフラワーアレンジメントも多く取り扱っており、ドライフラワーの販売もしています。胡蝶蘭と1緒に他のお花をドライフラワーにしたい、ドライフラワーを購入したいという方にもおすすめです。
まとめ
胡蝶蘭のドライフラワーを作ることは不可能ではありませんが、種類によって綺麗にできないことや難しい場合もあります。
胡蝶蘭をドライフラワーにする際は、慎重に根気強く挑戦してみてください。
成功した胡蝶蘭のドライフラワーは、インテリアはもちろんアクセサリーなどにしてもかわいいかもしれません。自分だけのドライフラワーを作ってみてはいかがでしょうか。