産地直送ってよく聞きますよね。名前の通りそのままその土地で生まれ育ったものを、余計な流通を通さずに送ってもらう方法です。生産者が作ったものをそのまま手に入れることが出来るので、新鮮でおいしいものが手に入ります。
胡蝶蘭でも同じで、産地直送のものをとそうでないものでは実は品質にも値段にも大きな違いが生まれてしまいます。産地直送の胡蝶蘭を選ぶために、生産者から探すという人までいらっしゃいます。
でもどうして胡蝶蘭も産地直送が良いのでしょうか? 世の中の流通の仕組みから見て、産地直送の魅力に迫っていこうと思います。
胡蝶蘭を安く買える? 産地直送の仕組みとは
今ではネットが普及しお取り寄せ文化が発達したことでも、産地直送のものが手に入りやすい時代になりました。
生産者から直接送ってもらえるのは本当にうれしいですよね。
野菜なら新鮮なものが、名産なら珍しいものがどこにいても手に入ります。
今までは、その場に行かなければ買えなかったものが、全国どこにいても買うことが出来るようになったことは、私たち買う側からしてもメリットが大きいですし、市場が広がるという意味で生産者から見ても市場の幅が広くなりメリットになりました。
しかも、送料を入れたとしても安くて質が高いものが多いのです。
産地直送は、流通が余計なものを通してないのでコストもかからずに直接生産者とやり取りができるのが魅力です。
簡単に世の中の仕組みとして、
生産者→問屋→商社→代理店→小売業(お店)→私たち
といった流れになっていて、間に挟まれる流通が多いほど値段も変わってきます。
流通経路はたくさんの種類があって
1,生産者→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→私たち
2,生産者→→→→→→→→→→→→→小売業(お店)→私たち
3,生産者→産地問屋→問屋→代理店→小売業(お店)→私たち
4,生産者→産地問屋→問屋→商社→代理店→小売業(お店)→私たち
以上は一つの例ですが、このように多種多様の流通経路があります。
しかもこの流通経路の他にも、広告、運送、倉庫、保険、通信、金融といった様々な手がかかっています。
一番ものが安く手に入る仕組みとしては、1番の生産者から直接買うことです。
しかしなかなか生産者から直接買い付けることは出来ません。
しかしネットの普及によって生産者から直接、または卸業者から直接買うことが出来るようになりました。これが産地直送の仕組みです。
産地直送が魅力なわけ。安さだけじゃない魅力とは?
流通の仕組みを聞いても産地直送の安さ魅力は伝わってきましたね。流通を通せば通すほどお金がかかってしまい、その分商品を買う私たちは購入金額が高くなってしまいます。
産地直送で買うことが出来れば、安くすむだけでない大きな魅力があります。
それが、品質です。
どうしてもたくさんの流通を通してしまうと、品物の管理が大変になります。
胡蝶蘭も例外ではなく、普通の流通に任せてしまうと、生産者が作ったものを卸売り業者が買い、売り、また小売業者が管理、売り、といったことを考えるとどうしてもロスが出てきます。すると私たちの手元に来るまでに品質が落ちてしまいます。
料金からだけでなく、品質の管理の面から見ても無駄がないので、産地直送で購入することをお勧めします。
生産者が管理したものを、すぐに手に入れることが出来ます。
産地直送で胡蝶蘭を選ぶ際のデメリットってあるの?
しかし、こんなにメリットだらけの産地直送にデメリットなんてあるのでしょうか?
胡蝶蘭を産地直送で買う時の注意点についてお伝えしていきます。
- 生産者を選ぶのが難しい
- 生産者とのトラブルも考えられる
- 綺麗な花が咲いていないタイミングの場合もある
といったデメリットもありますので見ていきましょう。
まず初めに、生産者を選ぶことは難しいことが考えられます。数多くの生産者がいて、その中でどの生産者がいいのか選ぶことがデメリットになることもあります。生産者は多種多様ですので、自分に合った生産者を見つけるのは一度やり取りをしないと分からないので難しくなります。
次に、やり取りをした生産者とのトラブルも考えられます。主なトラブルは、品質や金額です。また、生産者さんの都合で発送が遅れてしまうことも考えられます。
最期に、お花がいい時期でないことがあります。
これは、年中胡蝶蘭の花を咲かせている生産者でも、胡蝶蘭の栽培は難しいのでタイミングによっては花が咲いてから長く時間が経ってしまってから発送してしまうこともあります。また、咲き始めでまだこれからの花が届いてしまうこともあります。お祝いに飼って飾ってほしくて
多くの生産者が自分で育てたきれいな状態の胡蝶蘭を出しますが、時にはそういった生産者がいることや、タイミングによって花の時期が良くないことがあります。
このような生産者に当たる前に、胡蝶蘭を安心して買えるネットでの直売を行っているところで購入するのがおすすめです。
こちらのお店のように、生産者と直接やり取りをしてよい品質のものを集めて販売するお店もおすすめです。すると、安く質が良い胡蝶蘭が届きます。数ある生産者から選りすぐりを送ってもらえるのは生産者を探す手間も省けますし、産地直売と似たような金額で買うことが出来ます。また、配送が遅れるなどのトラブルもなく、注文して一日で送ってくれるのも産地直売とはまた違ったメリットがありますね。
まとめ
産地直売は、流通経路から見てもとてもメリットがあっていいですよね。ネットができるようになってから、とても手軽に生産者と直にやり取りをする機会が多くなりました。
しかし、まだまだどの生産者がいいのか分からないのが現状です。それは胡蝶蘭の生産者でも同じになってしまいます。
どの生産者がいいのか選ぶことがとても大変でもあるので、しっかりとした流通経路を持っているところから買うのがトラブルも少なくおすすめですよ。