祝い事に贈られることの多い胡蝶蘭は、大きなお花が特徴的な植物です。まるで蝶が羽ばたいているようなその姿は上品で美しく、晴れ舞台のヘアアレンジに使用したい!と考える人も多いでしょう。胡蝶蘭を使用したヘアアレンジはさまざまです。この記事では、胡蝶蘭がヘアアレンジにふさわしい理由や生花での作り方をご紹介します。
目次
上品で優雅な胡蝶蘭は特別な日のヘアアレンジにぴったり!
胡蝶蘭は、華やかな見た目から、特別な日のヘアアレンジにぴったりなお花です。ほかにも、おすすめな理由は3つあります。
- 花言葉の縁起が良い
- 和装によく似合う
- ウエディングドレスにも似合う
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
門出にぴったりな縁起の良い花言葉
胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」という素敵な花所と場が込められています。この花言葉は、胡蝶蘭のお花が蝶に似ていることが由来とされており、蝶の舞う姿と幸せが舞う姿が似ていることから、このような花言葉が込められました。
「幸福が飛んでくる」という花言葉は、成人式や結婚式など人生の門出にぴったりな花言葉ですよね。このことから、特別な日のヘアアレンジにぴったりだと言われています。
振袖や白無垢などの和装によく合う
胡蝶蘭は、非常に上品で可憐な見た目です。そのため、成人式に着る振袖や、結婚式で着る白無垢にピッタリだとされています。
大きなお花はどんな色の振袖にも似合いますが、おすすめは明るい色の振袖です。赤やピンク、黄色など明るい色の振袖に胡蝶蘭のヘアアレンジを加えることで、白いお花がグッと引き立ちます。水色や青色の振袖に合わせると、大人びた上品な雰囲気を味わうことができるでしょう。
結婚式の和装の定番である白無垢にも、胡蝶蘭はぴったりです。白で統一することで、華やかさが増します。大きな胡蝶蘭を何個か使用して、ヘアアレンジをすると良いでしょう。
ウェディングドレスにも似合う!
胡蝶蘭は和装に合うと紹介しましたが、もちろんウエディングドレスにもピッタリです。
もちろん白い胡蝶蘭もおすすめですが、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という意味が込められています。愛を誓う結婚式のヘアアレンジとして胡蝶蘭を使用することで、上品で華やかな見た目だけではなく、相手との愛も深まるでしょう。
胡蝶蘭でヘアアレンジしたい場合はどうすればいい?
胡蝶蘭を使用したヘアアレンジをしたいけど、なかなか見つけられない……と悩む方も多いと思います。
胡蝶蘭は高級なお花なので、なかなか生花でヘアアクセサリーを販売しているショップがなく、手に入れるのはほかのヘアアクセサリーと比べると、少し難しいです。
それでも、やはり縁起の良い胡蝶蘭を使用してヘアアレンジしたいですよね。ここでは、胡蝶蘭の使用したヘアアレンジをするためにはどうしたら良いのか、ご紹介していきます。
美容師と花屋の両方に相談
まずは、ヘアアレンジを担当してくれる方に、胡蝶蘭を使用したい旨を相談しましょう。
成人式の場合は、着付けやヘアセットをお願いした美容室に、結婚式で使用する場合は、式場のヘアメイクさんと確認を取ることが大切です。当日いきなり持っていっても、できないと言われる可能性もあります。必ず事前に相談をしましょう。
また、生花を使用したい場合は、花屋さんにも確認が必要です。特に結婚式の場合、式場に専門の花屋さんが居ると思うので、胡蝶蘭を使用したヘアアレンジが可能か聞くようにしましょう。
余裕を持って相談し、必ず予約を取ろう
胡蝶蘭を使用したヘアアレンジを希望するしないに限らず、特別な日のヘアアレンジは事前に予約をしておくことが大切です。こだわりのあるヘアアレンジを希望の場合、断られたり、思った通りにならなかったなどのトラブルが考えられます。特に成人式など、多くの人が予約をする行事の場合は、余裕を持って早めに美容室を決めておきましょう。
早い美容室は1年〜半年前に予約ができます。また、予約のときに胡蝶蘭を使用したヘアアレンジができるかどうか、確認を取っておくことも大切です。
ヘアパーツを手作りする方法も!
どうしても納得できる胡蝶蘭のヘアパーツが見つからないときは、自分でハンドメイドするのもおすすめです。
ハンドメイドと聞くと少しハードルが高いのでは?と構えがちですが、手順さえ覚えてしまえば誰でも作ることができるでしょう。
市販で購入するよりも自分で一から作ることによって、こだわったヘアアクセサリーを作ることができるはずです。そのため、こだわりが強い方には特におすすめの方法となるでしょう。
胡蝶蘭の生花でヘアパーツを手作りしてみよう!
胡蝶蘭の生花を使って、ヘアパーツを作るには用意すべき物があります。ここでは、胡蝶蘭を生花で使用するときの注意点や、作り方をご紹介します。
・用意するもの
用意するものは以下のとおりです。
- 生花
- ワイヤー
- コットン
- フローラテープ
生花は、なるべく鮮度の良い大きなものを選ぶようにしましょう。1日使用するものなので、鮮度が大切になります。
・作る前の注意点
胡蝶蘭を生花のまま使用するヘアパーツは、どうしても花が枯れてしまう可能性があります。とくに、長い時間使用する場合は時間との勝負になるので、使う直前に花を摘んで作るようにしましょう。事前に沢山の水を吸わせておくことも大切です。
また、作るときは手が温まりすぎていると、花を早く痛める原因にもなるため、注意が必要です。当日枯れてしまったり、花が落ちてしまうことを考えて、予備も用意しておくと安心できるでしょう。
・作り方
作る手順は4つです。
- ①茎を短く切る
- ②U字に曲げたワイヤーを花びらの下に挿し入れる
- ③茎とワイヤーをコットンで巻いて濡らす
- ④ワイヤーの上からフローラテープで巻く
まずは、使用したい花を選んで茎を短く切りましょう。このときに、茎を残し過ぎてしまうと頭皮に刺さる可能性があるので、なるべく短く切って下さい。茎が切れたら、U字に曲げたワイヤーを花びらの下に差し入れましょう。茎とワイヤーを濡れたコットンで薄く巻くことで、花を長持ちさせることができます。しかし、コットンが見えると非常に格好が悪いので、ワイヤーの上からフローラテープを巻いて完成です。
ほかにも、ネットを付けたりビーズをつけたりして、自分好みのヘアパーツを作りましょう。
まとめ
胡蝶蘭は工夫次第で、ヘアアレンジの道具として使用できます。どんなシーンでも使用できるので、なるべく大きなお花を選ぶようにしましょう。ただし、大きいお花を沢山付けると、目立つ可能性があります。結婚式に呼ばれたときなど、自分が主役ではないイベントに胡蝶蘭を使用する場合は、小さめのお花を選ぶことをおすすめします。
ぜひ胡蝶蘭を使用して、幸せを呼び込んでみてください。