社長就任祝いに胡蝶蘭を贈るとき、「どんな胡蝶蘭を贈ったらいいのか」、「いつ贈るのか?」、「相場は?」など、わからないことがたくさんあると思います。
そこで今回は社長就任祝いに贈る胡蝶蘭の注文や相場、注意点についてお話していきます。
目次
社長就任祝いには胡蝶蘭がおすすめ
「社長就任祝い」とは会社にとっては重要なイベントです。そんな大事なシーンに相応しいのが胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は「幸福を運んでくる」という花言葉がお祝いごとには相応しい花として人気があります。
社長就任祝いの、胡蝶蘭は鉢植えで贈られることが多く「根付く」「根を張って仕事をする」という意味があるため、鉢植えの胡蝶蘭はとても縁起がいい贈り物といわれています。
いつ注文するのか?
就任式が、開催される場合とされない場合によって注文の仕方が変わってきます。
ここでは、「就任式が開催される場合」と「就任式が開催されない場合」に分けてお話していきます。
就任式が開催される場合
就任式当日の朝か、前日ぐらいに注文しておくのがいいでしょう。
会場に直接贈るので、当日渡す場合は就任式に間に合うよう事前に、花の受け取り可否と受け取り時間を会場に確認しておいてください。就任式が行われる前に会場に届くように注文しておきましょう。
就任式が開催されない場合
花は就任の当日に届くように注文しましょう。難しい場合は、就任日以降の縁起の悪い日を避けて贈るようにしてください。
もし、就任が事前発表されて確実で、事前に贈りたい場合は、会社ではなく自宅に贈るのもいいでしょう。
胡蝶蘭の相場
ここでは胡蝶蘭の相場についてお話していきます。
一般的には30000円~50000円の胡蝶蘭を贈るのが相場ですが、
代表取締役社長の場合は50000円前後、社長・役員就任の場合は30000円前後が相場になっています。
特にお付き合いが深い場合は30000円~100000円ぐらいが相場です。
上司に個人で贈る場合は、10000円~20000円ぐらいで、複数で贈る場合は、20000円~30000円が相場になります。
複数の場合1人当たり3000円~5000円ぐらいになります。
知人や友人の場合は30000円前後が相場です。
同僚の場合は10000円~20000円相場になります。
社長就任祝いは、相場よりも安すぎず、高すぎず相応しい相場で贈ることが大事です。
社長就任祝いに胡蝶蘭を贈るときの注意点
ここでは、社長就任祝いに胡蝶蘭を贈るときの注意点を4つお話していきます。
贈るタイミング
社長就任祝いを贈るタイミングは正式な辞令が出たあとにしましょう。社長就任当日に贈ることが一般的です。
おめでたい日ということもあり、就任日に近い、縁起のいい日などに贈るのがおすすめです。
遅くても1週間以内に贈るようにしましょう。
前任者が在職しているのに贈ったり、先代の不幸による交代であったりするにもかかわらず、早めに贈ってしまうと、失礼にあたってしまうので就任日以降になるように贈るようにしてください。
うっかり忘れてしまっていた場合も必ず贈るようにしましょう。その際は仏滅を避けてお日柄のいい大安などを選んで贈るといいでしょう。
役職名の確認
社長就任祝いにメッセージを添えて贈るとき、相手の役職を絶対に間違えないように注意しましょう。
正式な役職名はとても複雑です。役職間違いや氏名の漢字、会社名、アルファベットの大文字や小文字の間違いなど、細かいところまで気をつけないととても失礼にあたります。
「社長」「代表取締役社長」「CEO」など、贈る前に必ず確認してください。
株式会社などは㈱と略さずに書いてください。
必ず立て札をつける
社長就任祝いを贈るときは立て札をつけるのがマナーです。
どこからお祝いが来たのか一目でわかる他、自社の企業名も記載するので宣伝効果にもなります。
立て札には「紙札」と「木札」がありますが、ビジネス関係では「木札」に縦書きが一般的です。
書き方は、以下のようになります。
・表書き (お祝い名目) 赤字で「御就任祝」「祝社長御就任」「御祝」
・贈り主 黒字で贈り主の「企業名」「役職名」「代表者名」など
・贈り先 黒字で「企業名」「就任後の役職」「名前」など
花の本数に気をつける
お祝いごとに贈る花の本数は奇数が基本で、胡蝶蘭の本数は3本か5本が相応しいです。
贈り先のスペースも配慮して贈ることが大事です。
4本9本は「死」や「苦」などの縁起が悪いイメージがあります。お祝いの場にはNGなので絶対に避けるようにしましょう。
まとめ
社長就任祝いの、胡蝶蘭はの鉢植えがおすすめです。「根付く」「根を張って仕事をする」という意味があるため、鉢植えの胡蝶蘭はとても縁起がいい贈り物です。
社長就任式の花の注文は、就任式が開催される場合と就任式が開催されない場合によっても違います。
贈るタイミングや漢字や名前の間違いに注意するようにしましょう。
ぜひこの記事を参考にして相手に喜ばれる社長就任祝いを贈ってくださいね。