胡蝶蘭を回収してもらうには?!

胡蝶蘭の回収サービスがあるのをご存知でしょうか。大きい胡蝶蘭だと、鉢などどのように処分するべきか分からないですよね。お祝い事やお悔みごとなどで胡蝶蘭をいただいたのはいいけど、1、2ヶ月で咲き終わってしまいます。また、今綺麗な状態でも今後胡蝶蘭の処分問題は必ず出てきます。今のうちにどんな処分の仕方があるのか勉強しておきましょう!

胡蝶蘭を回収してもらう

トラック

花が咲き終えた胡蝶蘭を回収してくれる業者があることをご存知でしょうか?それは、胡蝶蘭専門の販売店や、観葉植物やお花を扱うお店などです。もちろんお店ごとに回収内容や回収料金は異なり、有料で回収するところと無料で回収してくれるところがあります。しっかり調べてみることが必須です。

有料回収

電話やインターネットを使用して業者に自宅まで回収に来てもらいます。その際に見積りを出してもらって、回収してもらいます。 この有料回収の基本的なパターンは以下です。

  • インターネットなどを使って業者を選び、出張回収の依頼を出す。このときの注意点として、引き取り個数の制限や対応エリアをしっかり確認してくださいね。

  • 実際に業者に自宅まで来てもらい、見積りを出してもらう。

  • 支払い後、回収してもらう。この際法人向けには請求書払いが可能な場合もあるため、必要な際は確認しましょう。

平均として、回収にかかる金額は1鉢に対して900円~1500円が相場です。胡蝶蘭の大きさや個数、花びらの状態でも値段は変動します。対応エリアは結構関わってくる問題なので、あらかじめ業者を探すときに「地域名 胡蝶蘭回収」などで検索をかけるようにしましょう。

もし仮にのお話ですが、大阪に住んでいるのに「胡蝶蘭回収」で検索し、「なんとなく一番上に出てきたからここにお願いしよう!」となるとします。そしてそこの業者が東京しか対応していない場合、お電話した時間が正直無駄ですよね。検索の際は地域名も入れることをおすすめします。

また回収のメリットは、胡蝶蘭の鉢が多い場合でも一気に持って行ってくれるところです。

ご自身で梱包することが面倒な人や、力の弱い女性なんかはこういった回収サービスがあると便利ですよね。金額も高額なものではないので、利用しやすいと思います。

しかしなんといっても料金は抑えたいですよね。なんと、無料回収を行っているところもあるのです!

無料回収

自宅にてご自身で梱包し、宅配便で業者へ送って回収してもらう方法があります。その場合の基本的なパターンは以下です。

  • インターネットなどで業者を選び、回収の依頼をする
  • 胡蝶蘭が入るサイズの段ボールに胡蝶蘭の鉢や株、支柱など胡蝶蘭に付随しているもの全てを入れる
  • 宅配便に集荷依頼を出すか直接宅配業者に持ち込み、業者宛に発送する。

このパターンで注意してほしいのが、胡蝶蘭の回収業者に支払う金額は「無料」ですが配達料は自己負担となります。クッション材と段ボールが簡単に手に入れば、あとは梱包するだけなので、コストを抑えることができるかもしれません。

胡蝶蘭を買い取ってもらう

お金

胡蝶蘭が咲いたままの状態だと、実は買い取ってもらうこともできます。胡蝶蘭をいただいたのはいいけど、「置くスペースがなかった」や、「日程的に面倒が見られず枯れてしまうかも・・・」という場合も大いに考えられます。まだ綺麗に咲いている胡蝶蘭を処分するのには気が引けますよね。また、どうせ処分するのであれば買い取ってもらえたら嬉しいですよね。

買い取り料金は、お花の大きさや状態などによって変化してきますが、買い取り専門の方はプロなのでしっかりと見積もってくれます。安心ですよね。そのように色や種類、状態によって変動しますが、平均的な買い取り相場は1鉢あたり700円~2000円程です。

もちろん珍しい青や紫などのカラーだと、もっと高く買い取ってもらったり、枯れる直前の胡蝶蘭だったりすると、多少低い料金設定になると思われます。状態が悪いと、買い取ってもらえない場合も十分考えられます。そうなると出張代だけかかってしまうということも無きにしも非ずなので、少しリスクはありますね。

せっかくいただいた胡蝶蘭となると、頑張って育てたい!という気持ちはわかりますが、状況がどうしようもない場合があります。その際に放っておいて枯れてしまうよりだったら、きちんとした業者に買い取ってもらいたいですよね。実際に買い取ってもらった胡蝶蘭は、大体が転売されたり寄付されたりするので、「捨てられる」ということはまずないです。

参考として、買い取りサービスがあることを覚えておいて損はないと思います。

胡蝶蘭を捨てる

捨てる

胡蝶蘭が枯れてしまって、どうしても処分しなければならない状況があると思います。回収業者を探すのも面倒くさい、お金がかからないなら多少解体の手間がかかっても自分で処分したい!という方もいらっしゃると思います。

自分で胡蝶蘭を捨てる場合は、それぞれのパーツを自治体のルールに従って捨てる必要があります。しかし、処分の仕方を覚えてしまえば簡単なので、以下の胡蝶蘭解体方法を見てみましょう。

胡蝶蘭解体方法

1、テープを外す

まず鉢にラッピングがしてある場合は、ラッピングを外してください。

次に、茎を束ねているテープを切って外してください。この際茎とワイヤーを固定している根本のテープも、全て切って外してください。

2、茎を切る

根本から数えて4節目の全ての胡蝶蘭の茎を切ります。茎の上のところにまだ花がついている際は、花瓶に入れることで「切り花」として楽しめます。

3、ワイヤーを抜く

茎を支えていたワイヤーを鉢から抜きます。

4、株を取り出す

3本立ちや5本立ちの胡蝶蘭は、小さい鉢に入った胡蝶蘭が大きい鉢に1本ずつ寄せて植えてあります。これらの小さい鉢を大きい鉢から取り出し、中の株を一つずつ取り出します。最後に中の植え込み材なども取り出します。

後は各パーツを自治体のルールに従って処分してください。

ラッピング・テープ・茎・株→可燃ごみ・普通ごみ

鉢→不燃ごみ

支柱(プラスチック素材)→普通ごみ・プラスチック

支柱(ワイヤー素材)→資源ごみ・不燃ごみ

水苔→普通ごみ・可燃ごみ

発泡スチロール→普通ごみ・プラスチック