胡蝶蘭の髪飾りっていくらなの?どの場面で使える?自分で作れる?

生花で髪飾り(ヘッドドレス)にするのであれば、圧倒的に胡蝶蘭がおすすめです。おすすめの理由は以下でご紹介するわけですが、お祝いの場に相応しい髪飾りです。どうして髪飾りとして胡蝶蘭が選ばれるのか、どんなシーンで活用できるのか、気になるお値段はいくらくらいなのか・・・気になりますよね。一挙ご紹介します!

胡蝶蘭が髪飾りとして選ばれるわけ

胡蝶蘭

どうして数あるお花の中から胡蝶蘭が髪飾りとして選ばれるのでしょうか。

その理由として、まずは花言葉が挙げられます。胡蝶蘭の花言葉には「純粋な愛」、「幸せを呼び寄せる」という意味合いがあります。実は胡蝶蘭にはいろいろな色があります。そしてそれぞれの花言葉の意味も変わってきます。

白・・・清純、幸福が訪れる

ピンク・・・親愛、あなたを愛しています

紫・・・高級感、品のある

黄・・・明るい、元気な、個性的で存在感のある

赤・・・縁起の良い

緑・・・安定、安心

青・・・尊敬、愛

白とピンクが定番ですが、このようにそれぞれに花言葉がついています。その花言葉から、胡蝶蘭はお祝いの場に適しているお花として、髪飾りとしても活躍できます。

また、生け花の中でも胡蝶蘭は「花粉も香りも無い」ので、つわり時期の妊婦さんや、周囲の人への影響の心配もありません。このような理由から、胡蝶蘭はお祝いの場に適していると言われています。

胡蝶蘭の髪飾りが映えるシチュエーション

結婚式

胡蝶蘭の髪飾りが映えるシチュエーションとして、下記が挙げられます。

 

・結婚式

純白なウェディングドレスに、真っ白且つ豪華で品のある胡蝶蘭は映えますよね。特に白い胡蝶蘭には「清潔」という花言葉もあります。人生に一度しかない花嫁姿で、胡蝶蘭は存在感を出しつつも上品として、凄く人気です。蝶が舞っているかのような胡蝶蘭の花びらは非常に優雅で、見る人をもうっとりさせる力をもっています。また、お色直しの際には純白なドレス以外にもカラフルなドレスを着ると思います。その都度、ドレスに似合った胡蝶蘭のカラーを選ぶのも楽しいですよね。

 

・成人式

成人式には振袖を着ると思いますが、胡蝶蘭の髪飾りは振袖にもぴったりです。胡蝶蘭は豪勢な見た目ですが、落ち着いた気品のあるお花です。20才の大人の階段を上るときに、胡蝶蘭のヘッドドレスを付けて大人っぽくなってみるのはいかがでしょうか。

 

・卒業式

卒業式には、袴や振袖を着ますよね。このような和装と胡蝶蘭の相性は抜群です。振袖には先ほどご紹介したとおり、頭のアクセントとして存在感を表すことができますよね。また、落ち着いた印象の袴には、胡蝶蘭の髪飾りがぴったりです。胡蝶蘭の華やかさが、より一層袴を豪華に見せてくれます。

・謝恩会、披露宴、パーティー

基本的に、胡蝶蘭は上品且つ華やかで落ち着いているので、フォーマルな場に最も適している生花と言えます。胡蝶蘭が似合う年齢層も幅広く、着物やドレスにも適しています。謝恩会、披露宴の場でも活躍してくれる髪飾りです。

胡蝶蘭の髪飾りの作り方と価格相場

胡蝶蘭

胡蝶蘭の髪飾りには、元々髪飾りとして販売されているものもありますし、自分で作ることもできます。

胡蝶蘭髪飾りの作り方

まず始めに、どのようなデザインになるかイメージをしっかりつかみましょう。大きさや枚数によっても、随分と仕上がりが変わるのでイメージをつかむことは重要です。

~用意するもの~

胡蝶蘭、細いワイヤー(100均でも購入できます)、フローラルテープ(粘着質なペーパーテープのことです。自然な緑色がおすすめです)、はさみorペンチ(ワイヤーを切る用)、キッチンペーパー(ティッシュやコットンでも可)

~作り方~

  • 花にワイヤーをかける

胡蝶蘭の花の部分に、軸となるワイヤーをかけます。胡蝶蘭の茎の部分を、2cmほど残しておいてください。花のずいにU字に差し込み、裏に出たワイヤーは茎部分に添わせるようにします。

  • キッチンペーパーを巻き付ける

茎の切り口部分にキッチンペーパーを巻き付けから、水で濡らします。コットンを使用する場合は、水で濡らしてから巻き付けることをおすすめします。

  • フローラルテープで巻き付ける

濡らしたキッチンペーパーの上から、フローラルテープを巻き付けます。(ワイヤーを隠す)フローラルテープは伸ばしながらしっかり固めに巻き付けましょう。

  • 余ったワイヤーを切る

髪飾りなので、髪に差す部分は残し、余ったワイヤーを切ります

  • ワイヤーの切り落とした断面にフローラルテープを巻き付けておくと、髪飾りとして頭に刺さるということを防げます。

※生花の髪飾りなので、使用する直前に作ることをおすすめします。しかし、式やパーティーなどの直前に作る時間はとれないですよね。その際には、前日に作ってなるべく涼しいところに保管するようにしてください。ビニール袋に入れて、冷蔵庫で保管することをおすすめします。持ち運びの際には、霧吹きなどで少し水分を与えてあげたり、濡らしたペーパーを一緒にビニール袋に入れてあげたりすると、花もちします。

また、当日ヘアセットをしてくれる美容師さんに相談する手もあります。しかし美容師さんのセンスと腕次第なので、上記でご紹介した切り花から作り上げてくれる方もいますし、ヘアセットしかできない方もいます。「髪飾りとして形になっているものを当日持ってきてください」という美容師さんも多いので、そうなると事前に購入するか自分で作る方法になります。ブライダルのヘアセットなど手慣れている美容師さんですと、切り花を持ち込むだけで髪飾りを作ってくれる場合もあります。

また、ブライダルのブーケなどを取り扱っているお花屋さんですと、髪飾り用の加工を施してくれる店舗も多いです。専門のお花屋さんではなくても、アレンジが上手なお花屋さんであればしっかりと髪飾り用に処理をしてくれます。そのまま髪飾りまで作ってくれるところもあるので、こちらもお花屋さんに相談が必要です。

胡蝶蘭髪飾りの価格

自分で作るとなると、材料費は別として、かかってくる費用は切り花代のみなので、数百円ですませることができます。また、自分の好きなデザインで完成するのは嬉しいですし、

自分で作った!という思い入れもできるので、式やパーティーに対する思いの強い人には

いいですよね。

一方、「自分で作成するのは面倒だ、時間がない」と思う人もいると思います。

既に髪飾りとして販売されている価格相場を調べてみたのですが、300~25,000円とぴんきりです。もちろん価格が上がるにつれて、見た目の華やかさ、品質が良くなっています。

お花屋さん、美容室、通販サイトによっても価格が異なるので、しっかりと相談して、お気に入りの髪飾りをGETしてみてくださいね。