胡蝶蘭の送り方を知りたい。自分で送る場合のやり方

胡蝶蘭を自分で購入したけど送ってもらいたい場合などどうすればいいのかわかりませんよね。

自分で送る場合の包装の仕方や配送業者への頼み方などをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

胡蝶蘭が送られてくるときはどのようにして運ばれているの?

胡蝶蘭の送り方

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そもそも胡蝶蘭の包装を知っておくと、送るときに失敗が少なくなりますよね。プロはどのように包装しているのでしょうか。

胡蝶蘭は高さがあるお花です。箱も高さがある箱を使用しています。

胡蝶蘭の鉢が倒れないように、鉢を固定するために鉢の形にくりぬいた段ボールが中に入っていて、すっぽりはめて下に重心を置くようにしていることもあります。

届けられるときは箱に入っている状態で届きます。

胡蝶蘭は、お花が大きいのでどこかにお花が触れてしまうとそこから枯れやすくなってしまう可能性があります。そのためたいていの胡蝶蘭は郵送する場合はお花を守るために薄紙や和紙で包んであります。一つ一つではなく、列で包んでいます。

  • ラッピング

ラッピングは主に鉢を包んでいます。ラッピング用の紙を巻いて鉢に止めていることがほとんどです。ラッピングしたものをリボンで巻いたりホッチキスでとめてあったりします。

配送

配送は宅配してくれるところならやってくれます。お花屋さんなどは頼んでいる配達業者がありそういったところではサイズによってフラワーボックスを用意してくれます。胡蝶蘭用のフラワーボックスもある業者もあります。

自分で送る場合は何を用意すればいいの?

自分で送りたいとなった時、プロと同じように梱包することは難しいかもしれませんが、それに近づけることはできます。

  • 花を包む

花を薄紙や和紙で軽く包んでいることが多いのですが、その包み紙を付ける際に花に触ってしまう可能性もあります。

包み紙はつけるのが難しいので、お花に当たらないように最新の注意を払います。

和紙や不織布などの柔らかい紙を胡蝶蘭の咲いている一列を柔らかく包みます。3列なら3つ、5列なら5つと列ごとに行います。

胡蝶蘭の花より長くしたら、飴を包む要領で端から取れないようにするためねじっておきます。そのあとクリップやホッチキスで止めるとよいでしょう。

箱はフラワーボックスというものがあるのでそちらを用意すると便利です。胡蝶蘭用のフラワーボックスもあります。配送業者では用意してくれないことがほとんどなので自分で手配するようにします。

胡蝶蘭用のフラワーボックスはお花屋さんで手に入れることができます。胡蝶蘭自体を扱っていないとおいていないこともありますので問い合わせてみてくださいね。ネットでも手に入れることができます。

フラワーボックスは胡蝶蘭が入る大きさですと2000円以上かかることが多いです。

しかし胡蝶蘭用のフラワーボックスは、普通の段ボールと違って前が空くようになっていてすぐに取り出しやすくなっています。また倒れにくい工夫がされていたりするので安心できるので胡蝶蘭用のフラワーボックスにいれて配送すると安心できます。

もし家にある段ボールで作りたいとなった場合は、気を付けることがあります。

開けるときにカッターを使うことになるので、胡蝶蘭が傷つく可能性があること。

胡蝶蘭が入る高さと横幅がある段ボールを用意すること。

など、手間がかかることが多いです。

違う段ボールをつなげて高さを出すこともできますが、場合によっては運んでくれないこともあります。

また、小さい段ボールや高さがある発泡スチロールなどの上部を鉢の大きさに切って台座を作ります。それを段ボールに固定しておきます。ガムテープなどで固定します。これで胡蝶蘭が箱の中で無駄に動くのを止めることができます。

段ボールの大きさにあうものを用意しましょう。

胡蝶蘭を運ぶ際に注意するポイントとは?

運ぶ注意点

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胡蝶蘭を贈るために段ボールで梱包したとしても、運んでくれないと意味がないですよね。

梱包サイズが大きくなればなるほど、遠くに送れば送るほど金額は高くなる傾向もあります。

また、お花は破損しやすいため個人で梱包したものは運んでくれない可能性もあります。

  • きちんと重心が下になって倒れにくい梱包をしているもの
  • 傷がついてしまったり破損してしまったりする場合もあること

に注意する必要があります。

あとは送るときに割れ物注意で運んでもらいましょう。

配送業者は事前に言っておくと取りに来てくれることがあります。

その場合は追加料金がかかることもありますので事前に聞いておくようにしましょう。

胡蝶蘭は寒いのが苦手なので、冬に送ることはやめておきます。

宅配業者には冷蔵や冷凍はあっても温室や加温といったものはありませんので、胡蝶蘭が死んでしまう可能性が高くなってしまいます。

また箱の中に入れている胡蝶蘭が動かないようにする工夫も必要です。

台座を固定する。

隙間が空いていたら新聞紙や梱包材などで隙間を埋めておく

胡蝶蘭の茎があまり動かないようにするために、花をつつんだ紙を箱の内側に軽くつけておくことや茎を優しくまとめておくと花が動きにくくなります。

まとめ

胡蝶蘭を個人で送るのは金額も高くついてしまうしリスクが高くなってしまうこともわかりました。また取り扱ってくれないこともあるので、どうしても送ってほしいときは、破損などが起こるかもしれないことを念頭に置いてから配送業者に頼むようにしましょう。