なぜ!?大切な胡蝶蘭の葉に元気がないときの対処法

急に胡蝶蘭の葉が、しなっとして元気がなくなっている!

大切に育てていた胡蝶蘭。

元気がないと、とても心配です。

なぜ元気がなくなり、葉がしなっとしてしまったのか、何が原因だったのか、いろんな点から探してみましょう。

胡蝶蘭が元気のない原因は?

Oldiefan / Pixabay

胡蝶蘭を育てるには、温度管理と水やりの際の水の量がとても大切です。

そして、胡蝶蘭に適した場所に置いてあげないと、胡蝶蘭は元気がなくなってしまいます。

温度管理

まず、元気がなくなってしまった理由として、温度は大丈夫ですか?

胡蝶蘭は、15度以上の場所に置いてあげてください。

胡蝶蘭は寒いと成長することをやめてしまいます。

10度以下になると完全に成長する機能がストップしてしまいます。

必ず、温かい場所に置いてあげましょう。

温かい場所といっても、暖房の風や、直射日光があたる場所は避けてください。

逆に葉が枯れてしまいます。

水やり

次に水やりです。

胡蝶蘭が元気がないからと、必要以上に水をあげてはいけません。

胡蝶蘭には、毎日の水やりの必要はありません。

水をあげすぎてしまって、根が蒸れたままになり、根腐れしてしまっているかもしれません。

そのときは、元気がなくても、水やりをやめ、新しい根が出てくるまで待ちましょう。

新しい根がでると、その根が2週間程度でまた活動をはじめます。

そうなったら、乾いてから水をあげる。を繰り返してみてください。

すると、元気な状態が戻ってきます。

根が蒸れないように、常に風通しの良い場所に置いてあげましょう。

鉢がプラスチックに場合、素焼き鉢に変えてあげることも、根に空気が入りやすくなるので、効果的です。

胡蝶蘭が病気にかかっている場合もありますが、病気について詳しく書いてある記事がありますので、そちらもご覧ください。

胡蝶蘭の体調って葉に現れるって本当?

胡蝶蘭は何か起こった際に、葉の変化でお知らせしてくれることがあります。

胡蝶蘭の葉の変化で、気付いてあげれることがたくさんあります。

胡蝶蘭にとって、一番大切なことは、日々観察することです。

毎日観察していれば、ちょっとした変化にも気付けるかもしれません。

胡蝶蘭の葉の変化はたくさんあります。

直射日光のあたりすぎでおきてしまう、葉やけや、感染など。

株に異常があった場合には、葉に変化が起こります。

葉の色や、形、さまざまな変化があります。

よく観察してみましょう。

葉やけをしてしまった部分は、元には戻りません。

新芽が成長するのを、見守りましょう。

元気な胡蝶蘭の葉の色は、濃い目の緑色をしています。

艶があり、張りがある葉は、とても元気な証拠です。

光が十分にあたっている株は、葉が広がっていなく、上を向いています。

葉が広がらなくても、光合成が十分でき、葉が引き締まっています。

この場合には、胡蝶蘭の花はたくさん咲きます。

光が十分あたっていないと、株が緩み、葉が垂れ下がり、広がってしまいます。

株の元気さの差で、葉にも変化が現れます。

葉の変化により、胡蝶蘭の全体の健康状態の目安になります。

ほとんど変わっていないように見えても、もしかしたら、小さな変化があるかもしれません。

注意深く観察してあげましょう。

胡蝶蘭のお世話で最も大変なことは、観察といってもいいかもしれません。

元気な胡蝶蘭を育てるためには??

Andre_Rau / Pixabay

元気な胡蝶蘭を育てるには、置き場所と温度管理、そして水やりがポイントになります。

胡蝶蘭の置き場所は、風通しの良い温かい場所が良いです。

温かい場所といっても、直射日光はあててはいけません。

夏は特に、日差しが強過ぎるので、注意してください。

胡蝶蘭には、優しい光があたる程度で良いです。

少しの光でも胡蝶蘭は光合成ができるので、優しい光をあててあげましょう。

窓際におく場合には、レースカーテンで日差しを遮ってあげましょう。

冬は窓際ではなく、部屋の真ん中あたりに置いてあげると良いと思います。

その際、暖房の風があたらないように気を付けてください。

胡蝶蘭の水やりは、1週間~10日が目安とされています。

夏の暑い時期は、胡蝶蘭が水をたくさん吸収すいるので、たくさんあげてください。

逆に冬の寒い時期には、土や水苔を軽く触ってみて、乾燥しているようでしたら、水をあげてください。

胡蝶蘭は乾燥気味を好むので、水のあげすぎには注意が必要です。

鉢を持ち上げてみてください。

軽くなっていたら、水をあげる合図です。

受け皿に水がたまっていたら、こまめに捨ててください。

受け皿の水もまた、根腐れの原因になります。

そして一番大切な温度管理です。

胡蝶蘭も最も苦手なことは寒さです

15度以上を保てることが適切ですが、最低でも10度以下にはならないように気を付けましょう。

冬は室内の空気が乾燥するので、霧吹きで加湿をいてあげましょう。

この際、お花にはかけないように注意してください。

なぜ!?大切な胡蝶蘭の葉に元気がないときの対処法まとめ

元気な胡蝶蘭を育てるには、大切なポイントがいくつかあります。

そのポイントさえ外さなければ、胡蝶蘭は綺麗な花を咲かせてくれると思います。

胡蝶蘭にとって良い環境をつくってあげてみましょう。

綺麗な花を咲かせてくれますよ。